大相撲の八百長メールのやりとりをし、2日の理事会で関与を認めた千代白鵬が、3日に引退届を相撲協会に提出していたことが4日、明らかになった。相撲協会は引退届を預かり、対応を保留している。
5日に特別調査委員会がまとめる報告を受け、6日の理事会で八百長疑惑について対応を協議する。放駒理事長は「処罰の対象になる力士ですから、(引退届に対し)分かりました、というわけにはいかない」と、処遇を保留した理由を説明した。
昨年の野球賭博問題でも、問題に関与した元十両の古市(古市貞秀容疑者)と、床山の床池が退職届を提出したが、相撲協会は受理せず、態度を保留した。その後の理事会で、あらためて解雇処分が下された経緯がある。
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