ボクシングのWBA世界バンタム級王者・亀田興毅(24)=亀田=が4日、大阪府庁で行われた「感動大阪大賞」授賞式に出席し、プレゼンターの橋下徹知事に大阪で初防衛戦を行うことを“公約”した。4月下旬にも、大阪での世界戦を計画しており、実現すれば興毅にとって地元大阪での初の世界戦となる。
日本人ボクサーとして初めての世界3階級制覇を達成した快挙が評価され、受賞となった。大毅の試合を2試合観戦したことがあるという橋下知事から「なんとか(大阪の)どっかで(世界戦を)やってもらえたら」と“オファー”を受けた興毅は「ぜひやりたいです」と即答した。
授賞式では約10分間、橋下知事と会談し、質問攻めにあった。興毅の今後のプランに興味を示した橋下知事は「次はどうなるのですか」「階級的には」と次々と質問をぶつけた。興毅は「バンタム級で3度ぐらい防衛してスーパーフライ級に落とす」と、青写真を披露した。
また橋下知事が「新たな挑戦」の大切さに言及すると、興毅は「スーパーフライ級のベルトを取った後は5階級制覇をしたい」と前人未到の壮大な夢を語った。