「UFC126」(5日=日本時間6日、マンダレイベイイベントセンター)
UFC再挑戦でチャド・メンデス(25)=米国=と激突する小見川道大(35)=吉田道場=が3日(日本時間4日)、米ラスベガスにある元PRIDEミドル級王者ヴァンダレイ・シウバ(34)=ブラジル=のジム「WANDファイトチーム」で最終調整に臨んだ。
シウバは元PRIDE、現UFCという点では小見川の先輩だ。PRIDEでは小見川の同門である吉田秀彦と1度、中村和裕と2度、死闘を演じた仲とあって、小見川を大歓迎。練習場所を提供し、日本語で「頑張って!!」と激励した。
3年ぶりのUFC復帰戦が目前の小見川にとって、フルサイズでのオクタゴンでの練習は最高の最終調整。「フルサイズの金網はやっぱ広い。普通に道場でやっているように、あそこを家に変えたい」と、心の持ちようでアウェーをホームに変えるつもりだ。
また、前日は最終目標であるUFC世界フェザー級王者ジョゼ・アルド(24)=ブラジル=と初対面。こちらからも激励を受け「オーラがありましたね。人柄もチャンピオンだと感じた。メンデスの先にチャンピオンがいる…UFCに来る楽しみですよ」と、大いに刺激されていた。