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　「パチパチパンチ」などのギャグで知られるお笑いタレントの島木譲二（６４）が、体調不良のためすべての仕事を休養していることが４日、わかった。島木は年明け以降、レギュラー出演していた吉本新喜劇を休演。その他のイベントも休演し、公の場に出てきていなかった。

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　上半身裸になって自らの胸を連打する「大阪名物パチパチパンチ」や、灰皿で頭をたたく「ポコポコヘッド」など、体を張ったギャグで吉本新喜劇の屋台骨を支えてきた“鉄人”が、病に倒れていた。

　所属の吉本興業によると、島木は体調を崩し、今年に入ってからなんばグランド花月（ＮＧＫ）での吉本新喜劇を休演。さらに、京橋花月での新喜劇やポケットミュージカル、餅つきイベントなどを立て続けに欠席していた。

　インターネット上では、休演を続ける島木に対して、ファンが不安の声を上げるなど、話題が広がっていた。

　病名など詳細については、吉本興業は「公表する予定はありません」と回答。現在は入院はしておらず、通院しながら自宅で治療しているという。現状では復帰のメドは立っておらず、回復状況を見つつ時期を決めることになる見込みだ。

　島木は元プロボクサーで、ミドル級の西日本新人王にも輝いた。３４歳で吉本入りし、独特の風貌とギャグの連発で人気を博し、現在も吉本新喜劇のレギュラーメンバーとして出演していた。