国際【朝鮮学校無償化】「再開の条件は南北緊張緩和」…高木文科相の発言詳報+(2/2ページ)(2011.2.4 22:23

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【朝鮮学校無償化】
「再開の条件は南北緊張緩和」…高木文科相の発言詳報

2011.2.4 22:23 (2/2ページ)

 --回答を出すにあたって菅直人総理との協議は?

 「異議申し立てに対する回答は私の判断ですから、事務方を通じて(官邸に)報告をしています。緊急に政務三役会を開いて検討し、その後お伝えしたのだから午後4時半ごろだと思います。朝鮮学校には午後6時50分に伝えました」

 --向こう(朝鮮学校)の反応は?

 「これについてはまだ承知していません」

 --すでに2月中旬に入るが、年度内支給は可能だとすれば、締め切りのラインはどれくらいか?

 「これはいつかということは今の段階で言えないが、仮に再開することになれば、効率化を図るということが大事だと思います。今のところはこういう状況に変化がないから、いつということについて、お答えすることは困難です」

 --効率化をはかれば、まだ可能か

 「そう思っています。まだ今の3年生にも支給をしたいと思っています。その考えは変わりません」

 --効率化をはかれば、最短でどれくらいでできる?

 「普通は1カ月くらいと思っているが、審査する方の意向もあるから、いまここでは言えません」

 --朝鮮学校に通う生徒へのコメントは

 「特にありません」

 --再開の前提条件に北と韓国の緊張緩和ということをあげたが、拉致問題は条件とはいっさい別か

 「私たちは拉致問題は国の大きな課題だと思っている。以前から取り扱いをしてきた。それはそれ。朝鮮学校の問題は問題」

 --別ということか

 「そういうことでこれまでもずっときている」

 --朝鮮学校の卒業式は3月上旬だが、その後でも支給はあるか

 「そういうこともありうると思います。卒業式はまちまちだが、3月31日、年度末というのが頭の中にあります」

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