那田尚史の執筆および業績リスト
分担執筆
掲載年月 タイトル
枚数(400字原稿換算) 発行
1.1990年4月 『朝までビデオ2 邦画の夢』
作家作品批評 12枚 洋泉社
単行本
2.1993年4月『私の競馬「JRA」攻略法』 競馬に関するエッセー 30枚 ぱる出版 単行本 コレ絶版になっているから読めるようにリンクを付けました。赤文字をクリックしてね。
3.1993年12月『ミステリ-・サスペンス映画の愉悦』
作家作品論 75枚 シネマハウス発行単行本
4.2004年 4月 「早稲田出身者と非劇映画」
30枚、『早稲田大学学術研究史』(CD−ROM版)所収 早稲 田大学大学資料センター編集 早稲田大学発行
5..2004年6月 「アヴァンギャルド映画の受容をめぐる左翼と天皇主義者」50枚、『日本映画史叢書@ 日本映画とナショナリズム 1931−1945』(森話社)所収。p.245-p.271。
6.2005年5月「日本映画の60年代と金井勝」50枚、『日本映画史叢書B 映像表現のオルタナティヴ 1960年代の逸脱と創造』(森話社)所収。p.139-p.172。
7.2007年11月「批判と中立と敬愛と 実験映画・ドキュメンタリーなどに見る天皇像」40枚、『日本映画史叢書H 映画の中の天皇』所収。p.241-p.260。
8.2008年6月「牧野さんの家のほうへ」 これも絶版になっているのでリンクしました。15枚、『牧野守喜寿 マキノコレクション記念会 ドキュメンタリーノート』
p.20-23。文生書院発行。
9.2008年7月 『世界映画大事典』発刊。「実験映画作家50数名の紹介」「実験映画」「小型映画」「ホームムービー」「ブルーフィルム」などについて執筆。日本図書センター
タイトル 枚数 発表時 提出場所
修士論文 「戦前の日本における前衛映画の受容と展開」 110枚 1991年3月
早稲田大学
研究論文
掲載年月 タイトル 枚数 発行 掲載誌
1.
1987年 5月 「映像と解釈-実験映画研究のためのノート-」p.38-p.46 28枚 早稲田大学『映画学』第1号
2. 1990年 3月
「金井勝論-スクリーンの内と外-(前)」p.85-p.103 50枚 早稲田大学 『映画学』第4号
3. 1991年 9月
「『前衛映画芸術論』解説」p.13-p.25 15枚 ゆまに書房 同題復刻本
4. 1992年 「An Aspect of the Reception
of Avant-Garde Films in Japan」p.47-p.74 約45枚 日本映像学会『 ICONICS』Vol.2. *上記論文の要約はフランスの研究誌「Archives」(2000年4月号)に翻訳転載される。
5. 5月
「日本個人映画の歴史-戦前篇1.衣笠貞之助という先輩」p.68-p.75 28枚 Fs編集部 映像実験誌『Fs』第1号.
6. 1993年 5月
「日本個人映画の歴史-戦前篇2.危うくて柔らかな機械-パテベビー登場の前後」p.87-p.94 30枚Fs編集部 『Fs』 第2号.
7.
1994年 「The Little Cinema Movement in the 1920s and the Introduction of
Avant-Garde Cinema in Japan」p.39-p.68 約40枚 日本映像学会『ICONICS』Vol.3.
8. 6月
「日本個人映画の歴史-戦前篇3.階級・技術・制限-作品のできるまで」p.74-p.86 25枚 Fs編集部 『Fs』第3号
9. 1995年 8月
「日本個人映画の歴史-戦前篇4.手島増次-都市交響楽映画とカリガリズム」p.76-p.83 30枚 Fs編集部 『Fs』 第4号
10. 11月
「小型映画の技術と美的規範について(1929-1932)」p.30-p.43 34枚 日本映像学会『映像学』 55号
11.1996年 9月
「日本個人映画の歴史-戦前篇5.手島増次-芸術至上主義者の煩悶-シナリオ『靴』の時代」 p86-P94 33枚 Fs編集部 『Fs』
第5号
12.1998年 2月 「日本個人映画の歴史-戦前篇6.手島増次における先駆的実験性『明暗』『灯台守』 p.90-p.101 25枚
Fs編集部 『Fs』第6号
13.2000年 9月
「日本個人映画の歴史-戦前篇7、俳句映画の試み・世界に名を馳せたロマンティスト岡本達一」p.105-p.120 60枚 Fs編集部
『Fs』第7号
14.2002年 7月
「日本個人映画の歴史ー戦前篇8、山岳映画の泰斗・塚本閤治」p.112-p.123.30枚『Fs』第8号
15.2003年 6月 『映画と文化』解説 p.361-p.370 20枚 ゆまに書房 同題復刻本に所収
16.2004年7月 『欧米映画論』解説 p.541-p.550 20枚 ゆまに書房『工藤信之助「表現派の映画」・内田岐三雄「欧米映画論」に所収
17.2005年 5月 「荻野茂二の絶対映画?」 これも外付けHDに残っていたのでリンクしました。画像等は徐々に付けていきます。p.54-p.72. 50枚 『映像学』74号
18.2005年 10月 「セルフドキュメンタリーの起源と現在」p.14-p.21
30枚 『documentary box』26号(山形国際ドキュメンタリー映画祭実行委員会)*日本語版と共に英語版も同時に発行*2007年に中国の「電影芸術」(FILM
ART)誌314号に翻訳転載される。
19.2006年 1月 『活動写真劇の創作と撮影法』解説 p.519-p.531
20枚 ゆまに書房『「活動写真劇の創作と撮影法」帰山教正・「映画戯曲論」田村俊夫』に所収
20.2006年6月 「映画女優を巡って」 p.377-p.385
20枚 ゆまに書房『女盛衰記 女優の巻』に所収
21.2006年12月 「『世界映画風俗史』解説」 p.377-p.382 ゆまに書房『世界映画風俗史』に所収
翻訳
掲載年月 タイトル
概要 枚数 掲載誌
1. 1987年 9月 「ポストモダニズムは芸術の商業化という状況への降伏」D.チン
評論 28枚 『月刊イメ-ジフォ-ラム』
2. 1988年 6月 「クエイ兄弟のアニメ-ション」P.ハモンド アニメ技術解説と批評 19枚
同上
3. 12月 「西安映画製作所に捧ぐ」D.リチイ 評論 10枚 同上
4. 1989年 8月
「インターカルチュリズム・ポストモダンを越えて」D.チン 最新映画時評 20枚(共訳のうち筆者分) 同上
5. 1990年 2月
「ビデオにおける<崇高美>-ランド・スケ-プビデオ」W.D.ジャドソン米ビデオ小史/付筆者解説 13枚 同上
6. 4月
「ホ-ムメイドの映画たち」J.ホバ-マン アメリカ実験映画小史 31枚 同上
7 5月 「ウオ-ホル映画=芸術=大保存計画」J.ガ-テンバ-グ
作品保存方法 11枚 同上
8. 6月 「エレクトロニック時代の芸術」B.ロンドン P.キャンパス批評 14枚 同上
9. 12月
「グレッグ・アラキのニュ-・ロスト・ジェネレ-ションの映画」作品解説 「グレッグ・アラキの素晴らしい夜」作品批評(pp.73〜79)20枚
同上(増刊号)
10.1991年 5月 「ポケットに蛙を忍ばせているのは誰だ」D.マカヴエイエフ 随想 25枚 同上
11. 9月
『飯村隆彦FILM AND VIDEO』 のうち「飯村隆彦の映画」S.マクドナルド他数本作家作品論 約40枚 飯村自費出版本
12.1998年 7月
共訳。『ファースト・カット』 (全18章のうち7章分を担当)ハリウッド編集者へのインタビュー
約500枚 フィルムアート社
評論
掲載年月 タイトル 概要 枚数 掲載誌
1.
1987年 8月 「日本の実験映画-ウソとホントの間からこぼれる人間の艶」 コンテスト批評 20枚 『月刊イメ-ジフォ-ラム』
2. 10月
「居田伊佐雄の聖体示顕-『影踏み』論」 作品分析 27枚 同上
3. 12月 「石包丁のような切れ味-鈴木志郎康の映像」 作品作家論 17枚
同上
4. 1988年 9月 「欧米実験映画の展開」 実験映画略史 20枚+年表(4、5、6合計) 同上
5. 同号 「写真を使った映画」
同
6. 同号 「日記映画の起源と現在」 同
7. 1989年 3月 「『右側に気をつけろ』解読の試み」 作品分析 41枚 同上
8. 7月
「反逆のためのフォルム=ラディカルな映像との交際術」 実験映画総合批評 23枚 同上
9. 8月 「反逆のためのフォルム=ラディカルな映像との対決術」
実験映画総合批評 41枚 同上
10. 9月 「最近なぜ肉体酷使型の自主映画が多いのか」 実験映画時評 14枚(10、11合計) 同上
11. 同号
「なぜ笑えるアヴアンギャルド映画は少ないのか」 笑いと映画の考察 同上
12. 12月 「透明テレビ」 海外VTR作品採録,解説 12枚
同上
13. 同月 「『相模幻野考-老人の軍隊手帳』を見た-桑名平治の<味な感じ>-」 作品批評 17枚
『鷽』15号刊映画人詩人同人誌)
14.1990年 3月 「『ジョーの詩が聴える』」 年間ベストワン批評 5枚
『月刊イメ-ジフォ-ラム』
15. 7月 「構造映画その後-観客と交流し合うための快感装置」 コンテスト批評
10枚『月刊イメ-ジフォ-ラム』
16. 8月 「蜜蜂の巣」 芸術と状況について 16枚 『鷽』
17. 11月
「実験映画作家は何故儲からないか」 作品受容の形式 10枚 『月刊イメ-ジフォ-ラム』
18. 12月 「『時が乱吹く』 比類無きフィルム詩歌集の誕生」
作品批評 7枚 同タイトル映画作品上映リ-フレット
19.1991年 3月 「KYO TO KYO」 年間ベストワン批評 5枚
『月刊イメ-ジフォ-ラム』
20. 9月 「巨星の光跡:80年代の居田伊佐雄」 作家作品論
17枚「VIEWフェスティバル1991」パンフ
21. 同月 「飯村隆彦が批評者泣かせである理由」 作家作品論 8枚
スタジオ200発行個展用パンフレット
22.1992年 1月 「寺山修司,金井勝と山崎幹夫」 作品批評 14枚
『月刊イメ-ジフォ-ラム』
23. 3月 「大きな石小さな夜」 年間ベストワン批評 5枚 同上
24. 5月
「開かれた窓から-VIEWフェスティバル1991レポ-ト」 コンテスト批評 14枚 『Fs』
{註.『Fs』へ掲載の後,「Retrospective
of the Japanese Short Film」(オウバ-ハウゼン国際映画
祭:1994年4月開催用ブックレット)へ翻訳転載}
25.
7月 「誰も気付かなかった映画のあり方」 作品批評 13枚 『月刊イメ-ジフォ-ラム』
26. 11月 「大川戸洋介的気分-『夢主人』を味わう」
作品批評 40枚 『ムエン通信』12号(実験映画批評誌)
27. 12月 「濃密な出会いの場としての『狂った一頁』」 戦前実験映画 13枚
『月刊イメ-ジフォ-ラム』
28.1993年 3月 「『忠治旅日記』の発見」 年間ベストワン 6枚 同上
29. 12月
「VIEWフェスティバル参加報告」 コンテスト批評 10枚 『キネマ旬報』12月上旬号
30.1994年 6月 「上田雅一さんに聞く」
小型映画作家インタビュ- 15枚 『Fs』
31.1995年 4月 「日本実験映像デ-タバンク・藤井晴美」 作品小論(作品目録付き) 10枚
『月刊イメ-ジフォ-ラム』
32.8月 「対談:高知と映画」 自主上映主催者と映画作家へのインタビュ- 31枚 『Fs』
33.1998年 2月
「小型映画研究の新しい局面」 小型映画研究の覚書 20枚 『Fs』
34.1999年11月 「幻の傑作『DOG STAR MAN』を巡って」 作品解説
7枚 表題映画の試写会用チラシ(配給ミストラルジャパン)、および『Fs』第7号
35、2001年 3月 「小型映画の歴史と意義」 講演記録集
『小型映画の世界 全記録』(福岡総合図書館)所収 2時間の講演をテープ起こししたもの
36、2002年 7月 「『浮世物語』を見て」 批評 『Fs』8号
37.2003年9月 「小型映画の歴史と意義」 講演記録抜粋 『personal vision 2001 festival
report』(パーソナルビジョン2001実行委員会) 神戸アートビレッジセンターでの講演を抜粋してテープ起こししたもの
38.2004.7月「オーバーハウゼン国際短編映画祭で金井勝氏が受賞」報告と評論 5枚 『キネマ旬報』(2004年7月10日号)
学会発表等 タイトル 発表場所
学会発表
1. 1993年 6月
[失われた文化----戦前の小型映画] 日本映像学会第19回大会(九州産業大学)
研究発表
2. 1993年 夏 [大衆娯楽としての小型映画]
早稲田映画史研究会(早稲田大学)
講演・テレビ出演等
1. 1994年 5月
TV番組[北陸スペシャル よみがえる昭和初期]出演解説 NHK北陸
2. 1999年 6月
シンポジウム[個人映画の歴史とパーソナルメディア8ミリ] 瀬戸内しまなみ大学芸術学部映像学科(尾道市主催)にてパネラーを勤める
3.
1999年12月 講演[小型映画の歴史と意義] 福岡市総合図書館
4. 2000年10月 TV番組[失われた岡本達一作品を求めて]出演解説
日本海テレビ
5. 2001年 3月 講演[小型映画の歴史と意義] 神戸KAVC主催[パーソナルビジョン]映像フェスティバル
6.
2001年 7月 トークショー[スタン・ブラッケージ作品の見方] BOX東中野[BRAKHAGE
EYE]上映会
7.2006年6月 テレビ愛媛「EBCスーパーニュース」にて岡本達一作品を解説(電話インタヴュー)
その他の活動
1. 2000年2月~
映画監督・伊藤大輔の生誕の地(愛媛県宇和島市)に顕彰碑を造る委員会の発起人となり、市民から募金を募集。
2. 2000年2月~
殺陣師・久世竜の顕彰碑建立と継続的記念イベントを開催する企画書を生誕地の自治体(愛媛県野村町)に提出。関連役員を説得し、承諾される。
3.
2000年9月~ 小型映画作家・岡本達一の業績顕彰と作品発掘を愛媛県庁県民交流課に提案し承諾される。
4.
2001年3月 「パーソナルビジョン映像フェスティバル」(神戸市)で審査員を務め、那田尚史賞を寺嶋真里『姫ころがし』に授与。
5.
2003年10月「Visual Complexcite
2003」(東京工芸大学)で審査員と講演を務め、那田尚史賞を堀井威久磨の『とうめいのいろ』に授与。