2011年1月3日 21時12分 更新:1月3日 23時54分
3日午後5時過ぎ、熊本県益城町の熊本空港を離陸し北九州空港(北九州市)に向かっていた小型飛行機(2人乗り組み)が、離陸から数分後にレーダーから消え、行方不明となった。熊本県警によると、搭乗していたのは山口県周南市の医師、神田(こうだ)博(ひろし)さん(53)と妻裕美(ひろみ)さん(50)。熊本県警などが行方を捜索している。
国土交通省熊本空港事務所などによると、小型機は熊本空港を同5時12分に出発、福岡県久留米市上空を経由し、同5時42分に北九州空港に着陸する飛行計画だった。同5時15分ごろ、熊本空港の北東約15キロにある熊本県大津町の矢護(やご)山(942メートル)付近でレーダーから機影が消え、その直後に遭難信号を発したという。
北九州空港事務所によると、飛行計画では、同機は民間会社ミラージュ(山口県周南市)の所有で、最大6人乗りのパイパーPA46-350P型機。機長は神田博さんとなっているという。