鈴木宗男前衆院議員:東京拘置所に収監 「悔しく残念」

2010年12月6日 19時7分 更新:12月6日 21時40分

東京高検の入る庁舎前で報道陣の質問を聞く鈴木宗男前議員=東京・霞が関で2010年12月6日午後1時7分、津村豊和撮影
東京高検の入る庁舎前で報道陣の質問を聞く鈴木宗男前議員=東京・霞が関で2010年12月6日午後1時7分、津村豊和撮影

 東京高検は6日、北海道開発局発注工事を巡る受託収賄など4罪に問われ懲役2年、追徴金1100万円の実刑が確定した鈴木宗男前衆院議員(62)を東京拘置所に収監した。今後、刑務所に移される。1審判決前の勾留日数のうち220日が差し引かれるため、実際の服役期間は最長でも1年5カ月程度となる見通し。公職選挙法の規定により、刑期終了後も5年間は選挙に立候補できない。

 鈴木前議員は同日午後1時過ぎに東京・霞が関の東京高検に出頭した。直前に庁舎前で報道陣の取材に応じ「真実、事実が明らかにならなかったことが悔しく残念」と述べたが「法治国家なので国民の一人として決められたルールに従わなければいけない」と語った。【鈴木一生、山本将克】

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