ナチュラルグループ本社に電話が繋がらない。直接本社を訪ねたところ、取引先と思われる企業の担当者が数名、廊下で立ち往生していた。
やはりいつまでも電話が繋がらないため、直談判に来たらしい。いずれの担当者も携帯電話で自社への報告に追われており、その会話の中で「来てもどうすることもできない」「どうなってるのか、よくわからないんだよ」「まいったな」といった困惑の会話を交わしていた。
同社の入り口には、先日は設置されていなかった受付電話が置かれており、対応に迫られる様子が伺えた。こちらも取材をすべく、窓口に問い合わせたが、やはり担当者は常に接客中とのことだった。
「不渡り」の噂が流れはじめて、わずか2日。こうした事態になるべくしてなったという感が否めない。未だに同社の口から公式な発表は出されていない。