AxisPowersヘタリア ロマーノモデル検証

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 ロマーノモデルは手首にでこぼこがあるため、不正エッジ(輪郭)が発生します。
edge01.jpg

edge00.jpg

このキャプチャでは、右手首から肘にかけて、手首内側中央に出るはずのない位置に出ているエッジと、手首内側輪郭に出るはずが出ていないエッジがあることが、おわかりいただけるかと思います。
 このエッジ消失は、手首の断面を楕円にすれば起こらなくなりました。
rom_hand00.jpg

edge05.jpg

右手:元のモデル 左手:手首を楕円にし、袖口ウェイトをグラデーション化したもの
おそらくひっこんでいる部分が輪郭となった際、でっぱっている部分で打ち消されて不正エッジ化するのだと思います。

 また既存モーションを適用すると、
いかり肩になる
Love&joy 1001F

腕が内側に入り込む
Llove&joy 0F

という特徴もあります。
lovejoy1343

 またハートマークを作るモーションがあると手首がめり込みます。
 ハートマークの修正はかなり大変です;何度投げ出そうかと;

 また、モデルを動かしていて、狙ったポーズが取れないことがありました。どうも上腕が少し短いようです。
 (モデル作者様に指摘済みです。)

 と、いうわけでさらに検証してました;

改造点

ロマーノボーン検証0.5_0.55_0.6l


 左から上腕の長さ延長0.5、0.55、0.6です。
 0.55、0.6はボーンのz角度も、肩z-2腕z10、肩z-2腕z10肘z-2に変更しています。
 腕長さの変更方法は、上腕のみを単純にx、y同値です。(三角関数わかりませんが何か?)


 この後、選択範囲の上の頂点リングも半分の数値で移動させました。

 0.5では微妙に短く、0.6では微妙に長かったため、0.55も作ってみたのですが0.55も微妙に長く感じられたため、0.52にし、肩はz回転-2、腕z回転8にしてみました。(腕z10では脇が開きすぎ、肘z-2ではモーションが崩れたので)


 それでは、この上腕長さx0.52y-0.52、ボーン回転肩z-2腕z8モデル
「L o v e & j o y」s m 9 1 9 3 7 5 8様
「オーディエンスを沸かす程度の能力」汎用s m 9 6 9 2 8 8 9様
「B a d A p p l e M M D - D M C'09」s m 9 1 9 3 7 5 8様
で動かしてみます。

L o v e & j o y

○0F
lovejoy0.52_0 腕のめりこみが改善されました

lovejoy0.52_0rb


○2880F 苦手なハートマークもばっちりです
lovejoy0.52_2880


続いて2885F 崩れてしまってはいますが、汚い崩れ方はしていません。修正なしのこのままでも大丈夫かも。
lovejoy0.52_2885

lovejoy0.52_2885t


続いて2905F 上から見ても大丈夫です。
lovejoy0.52_2905

lovejoy0.52_2905t


オーディエンスを沸かす程度の能力

○冒頭 手首が離れてしまっていますが、肘Z回転で簡単に直せます
au0.52_


○709F 1945F 手のくいこみ改善
au0.52_709b

au0.52_1945


○2905F 一見できている敬礼ですが、上から見るとできていません。修正は腕・肘Y軸回転で簡単に直せます
au0.52_2905

au0.52_2905t


B a d A p p l e !! D M C’09

○292F 2230F 826F 手のくいこみ改善
dmc0.52_292

dmc0.52_2230

dmc0.52_826

dmc0.52_826rc


○666F 手の位置改善
dmc0.52_666



ちなみに改造版ではこんなポーズもとれますよ。
○ぶりっこー!
pose03c.jpg

pose03l.jpg

 いかがでしょうか?
 このポーズと、Love&joyが元モデルではできなかったのでがんばっちゃったともいう。

 ちなみに背景アクセサリのグリッドはこのために作ったわけじゃありません。
 自分のため(トレス用)なんだからな!

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