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部屋は来たときと同じように。
入所式と違うのは「修了」の文字。 玄関前にて皆とお別れ。 いろんな人に出会ってたくさんのことを学んだ。 少しの間ゆっくりして疲れを取りたい。 派遣までの一ヶ月間、きっちり準備をしていこうと思う。
今日は語学の最終授業。
午前中はジョイントクラスでのスピーチ、 午後は半分遊びのような授業だった。 この二ヶ月というもの語学講師には本当に世話になった。 ホームクラスのシンシア(仮)、テクニカルクラスのリチャード(仮)、 その他大勢の語学講師からたくさんの刺激をもらった。 「一期一会」という言葉があるけれども、 訓練所で知り合った人たちとの出会いは 「一期『多』会」に発展することを願っている。 明日は修了式。訓練所を出所する。 同期の大半とお別れしなければならない。
明日の夕方には荷物を搬出するため、
今日中に荷造りをほぼ終えなければならない。 22時30分現在全然終わってない。急がねば。
皇太子殿下との御接見を無事に終えることが出来た。
8時30分に訓練所を出発して12時過ぎに東京到着。 既に到着していた二本松訓練所の隊員と久々の再会を喜んだ後、 16時から皇太子殿下とお話させて頂いた。 殿下からは職種と現地での仕事を聞かれた。 何十人もいる候補生に質問して話をするのは大変だろうな。 聞かれ慣れた質問だったのでいつも通り答えた。 最後に頑張ってくださいという激励の言葉を頂いて接見終了。 以下、皇太子殿下の印象。 ・殿下の身長は160cm前半くらい。 ・殿下は相手の顔を真っ直ぐに見る。 しかし直接目を見ていた時間は少なかった。 顔の真ん中あたりを見ていたような感じ。 ・声はテレビで聞いている穏やかなトーンそのまま。 ・相手を威圧するようなオーラは無いため、 一緒に話していて何か安心する。 帰りはまた4時間ほどかけて長野へ。 この日はぐっすり眠った。 一生に一度の経験になった。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 宮内庁の、東宮御所での協力隊に対する取り扱いについて、 一言言っておかなければならない。 我々が通されたのは東宮御所の別棟という場所。 流しがむき出しでイスはなく、公衆電話があり、 言葉は悪いが地方の公民館のホールのような所で、 どう見ても遠方からの来客をねぎらう雰囲気ではなかった。 「私たちは犬や猫じゃない!」という同期隊員の言葉から、 この建物の様子がうかがい知れると思う。 実際、私を含む他の隊員たちも似たような反応だった。 皇太子殿下との御接見にあたり、過去の隊員が不祥事をしでかしたと聞く。 それが原因でこういう扱いになっている可能性は否定できない。 もしそうなら協力隊という組織が甘んじて受けるべき仕打ちだが、 私個人としてはこんな残念な気分になるのは御免なので、 二度と東宮御所には行くまいと思った。 (というか今後招かれることは無いだろうけど)
課業が終わったあと、同期と以前から目をつけていたフランス料理屋へ行った。
グリーンオックス 各テーブルに鉄板があり、シェフが目の前でお肉を焼いてくれる。 雰囲気もなかなか良くてお肉もおいしかった。 しかし・・・ ・店員が「本日のオードブル」「本日のデザート」を把握していなかった ・「本日のデザート」は2種類から選べるはずなのに選べなかった (オーダーを受け付けた店員の独断で全員が同じデザートになっていた) ・シェフがデザートをテーブルに置くときに盛り付けが派手に崩れた 高級感のあるお店の雰囲気からすると残念なサービスレベル。 東京で同じ値段を払う場合に比べて見劣りする。 料理はとてもおいしかったので、従業員のサービスを気にしない人にはお勧め。
本日は語学最終テスト。
中間テストとは違い全クラス共通問題。 マークシート方式130問と、自由作文のエッセイを2時間で解いた。 エッセイは150単語以上で書かなければならない。 途中、眠くなって5分ほどうとうとしていたのだが、 制限時間ぎりぎりで何とか全問解けた。 長時間座るとどうしても眠くなってしまう。 とりあえずこれで語学関係のイベントは完了。 テストの結果は明日わかるらしい。 中間テストでは訓練総括に呼ばれて注意を受けた人がいた。 会議室に呼び出されて努力が必要だと言われたらしい。 そんなわけで少しだけびくびくしている。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 来週12/8(月)は皇太子殿下の御接見が東宮御所にて行われる。 青年海外協力隊(シニアの方は対象外)全員が東京へ行き、 皇太子殿下にお声をかけて頂くイベントだ。 語学最終テスト終了後、そのオリエンテーションがあり、 当日の段取りや皇太子殿下と話す際のルールについて説明を受けた。 例えば・・・ ・殿下が目前に来られ目が合ったところで 「○○国派遣予定、△△名です」と挨拶する。 このとき自分の肩書や名前は名乗らない。 ・隊員候補者側からの質問は厳禁。 ・御下問には原則として国別代表が答える。 ただし国別代表以外の候補者に御下問があった場合は、 その候補者が直接返答して良い。 といったところ。 ドミニカ派遣予定は私一人で自動的に国別代表となっているため、 殿下と直接お話ができることになった。 話せる時間は一分らしいので行きのバスで御下問のシミュレーションをしようと思う。
今日は班会議の日。そして特別な日になった。
私の班には10~12月に誕生日を迎える(迎えた)人が2人いる。 ある日、2人の誕生日パーティーをしたらどうかという話が出た。 どうせならサプライズパーティーにしようということで、 今日まで2人には内緒で準備を進めていたのだ。 そして本日の班会議で決行。 2人を班会議の部屋の外で足止めしておき、 準備が整ったところで中に入ってもらった。 真っ暗な部屋にケーキのろうそくの灯りだけがついた状態で、 みんなで「ハッピバースデートゥーユー」を歌った。 二人とも驚いていたがすごく喜んでくれた。 デジカメで写真を撮ろうとしていた時に、 12月に誕生日を迎える子が「眉描いてないよー」と 照れる様子がおかしくて場が和んだ。 派遣前訓練がもうすぐ終わる。 こういうことができるのもあと少しだ。 一日経つごとに残りの日の貴重さが増すような錯覚に陥る。
早いもので今日から12月。
訓練は残すところ11日となった。 今日は水曜日に行う自主講座(2回目)の準備段階として、 OpenOfficeというソフトウェアのインストール説明会を実施した。 一般の人にとっては見慣れないソフトなので、 「各自講義までにインストールしといてください」 とは言いづらいものがある。 結局、インストールマニュアルを印刷して配布することにした。 プロジェクターなど必要な機器はすべて押さえ、 他のコンピュータ隊員にも応援をお願いできた。 あとは当日の準備だけだ。 1回目の反省を生かしてより良い講義にしたい。
同期と4人で飯田市まで行ってきた。
体感として駅前は東京の下高井戸くらいの規模だったが、 普段住んでいる駒ヶ根に比べて都会だったため、 「映画館がある!」などといちいち感動していた。 お昼は信州そばを食べた。 これがかなり美味しくて本場だけのことはあった。 サイドメニューのそば団子やそばプリンもGood! お昼の後は飯田市川本喜八郎人形美術館へ。 なぜ人形に心ひかれたかと言うと見覚えがあったからだ。 知る人ぞ知る、というやつである。 ≪写真:三国時代の蜀の軍師・諸葛亮孔明≫ そう、これは昔NHKでやっていた三国志の人形劇で使われていたものだ。 この穏やかで凛としている表情がすごく好き。 人形美術館に行った後は映画「パコと魔法の絵本」を見た。 駒ヶ根には映画館がないので劇場へ行く機会は貴重。 子供と動物に弱い私はやはり涙腺が緩んでしまった。 今週は語学最終テスト。 このためだけの学習をする予定は無い。 普段と変わらずlisteningとspeaking重視で勉強しようと思う。
ゲストを招いて交流を行う語学交流会があった。
全体の段取りは以下の通り。 11:55~13:20 ホールにてパーティー 13:20~16:00 ゲストを誘導・クラスごとに歓談 16:00~16:30 片付け・見送り ホールでのパーティーの後、各クラスに分かれての接待。 私のクラスに来たのはエチオピア・ケニア・インドの三名。 幸いにもこの三名の英語は80%くらい理解できたが、 パーティーで会ったフィリピン人の英語は半分しかわからず。 国や人によってアクセントや発音の差異は大きいと知った。 でも一番わかりづらいのは抑揚に乏しい日本人の英語なのではと思う。 クラスでは彼らにオセロ(リバーシ)を教えた。 相手の石を"sandwich(挟む)","turn over(裏返す)",など、 前日に予行演習しただけあって単語はスムーズに出てきた。 実際に彼らにやってもらうと教えたとおりのルールで遊んでくれた。 ----------------------------------------------------------------- 率直に言って、今までは講師にどれだけほめられても自分の英語に疑いを持っていた。 講師はある程度日本人に合わせて噛み砕いた英語で話してくれてるだろうから、 自分の英語は訓練所でしか通じないのではないかと。 しかし今日、自分の英語が見知らぬ外国人に通じた。 これは大きな喜びだったし自信を持つことができた。 ともかく一大イベントが終わってほっとしている。 明日は同期と飯田市へ映画を見に行く。 │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |
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