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プロレスラーはどんな食事であの体を作る?

2011年02月04日
スポーツ

関連キーワード :プロレス謎と疑問

<プロレス格闘技謎と疑問>

【Q】プロレスラーはどんな食事であの体を作るのか

【A】屈強な肉体を誇るプロレスラー。厳しい鍛錬が前提にあるのは言うまでもないが、食事も体を作る大切な要素の一つだ。レスラーといえば、とにかく豪快。食事も何でも食べて飲んでというタイプも少なくない。だが最近では、繊細さを持ち合わせたレスラーも増えている。
 意外だがIGFの売名王・澤田敦士も、食事に気を使う一人だ。
「基本的に鶏肉と野菜しか食べません。プロになってから心がけるようになりました」。学生時代は柔道で日本一になったほどのアスリートだが、それほど食事を意識したことはなかった。だがプロになった以上、肉体管理も仕事の一つ。特にIGFは総帥・アントニオ猪木の目が光っており、気が抜けない。食材の種類や栄養素、効率のいい料理法などの基礎知識を独学で身につけたという。
 例えば鶏肉は「たんぱく質を取ったほうが瞬発力に効く」という理由で積極的に摂取している。「普段食べるのはささみと胸肉です。ゆがいてポン酢で食うか、オーブンで焼いて塩こしょうで食べます。脂の多いもも肉は食べないですね」。困るのは飲み会やパーティーのような席だ。澤田は心を鬼にして、ポリシーを貫くという。
 また半年に1回程度はファスティングにも挑戦し、体の毒素を取り除いている。一切の食事を取らず、野菜を発酵させたジュースを1日3回、1週間飲み続けるという過酷なものだ。猪木がプロレス界に取り入れ、小川直也ら弟子たちに脈々と受け継がれている。空腹との格闘の末、便から黒い液体が出てくると終了で「体が軽くなり、代謝がよくなる」と効果は抜群だ。
 すべてはリング上で最高のパフォーマンスを披露するためとはいえ、レスラーの食生活はさまざまな苦楽の上に成り立っている。

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