従軍慰安婦の告白
「平和と文化 期末レポート」
選択授業:2006.5.17 「戦争と女性への暴力」
担当講師:
授業は、満16歳のときに騙されて「慰安婦」をするように強制された宋神道さんにスポットを当てて進んでいった。宋さんの言葉や略歴を見返してみても騙されて連行されていった従軍慰安婦の悲惨さが伝わってくる。宋さんは日本政府に対し、謝罪と賠償を求めて裁判を起こしたが敗訴している。日本人には従軍慰安婦に対する理解が足りないのではないかと思い、授業でもあげられていた 「従軍慰安婦」吉見義行著 を読んでみた。
「従軍慰安婦」とは日本軍の管理下におかれ、無権利状態のまま一定の期間拘束され、将兵に性的奉仕をさせられた女性たちのことである。
女性に対する重大な人権侵害でありかつ国家犯罪・戦争犯罪の問題も含む従軍慰安婦問題は、「韓国挺身隊問題対策協議会」などを中心とする韓国の女性運動によって問題が社会化するまでは社会的な関心を払われていなかった。日本政府は当初、国家・軍の関与を否定したが、韓国の女性団体が「真の道義を備えた民主主義国家」となることを求めた声明を出すと日本政府は軍や..

出処::レポートサイトHAPPYCAMPUS!
