大相撲の取組も賭博対象か
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大相撲の取組も賭博対象か

2月3日 16時35分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

大相撲の野球賭博事件で逮捕された元幕下力士が現役の力士らとやり取りしていたメールの中に、野球賭博とは別に、大相撲の取組自体も賭けの対象にしていたとみられるメールが見つかっていたことが、警視庁への取材で分かりました。ただ、今回明らかになった、八百長をうかがわせる取組は、賭けの対象に含まれていなかったということです。

大相撲の野球賭博事件で、警視庁は、元幕下「梓弓」の山本俊作容疑者(35)ら4人を、仲間の力士に賭博をさせていたとして、賭博開帳図利などの疑いで逮捕しました。警視庁は容疑を裏付けるため、押収した携帯電話のメールの分析などを進めてきましたが、このうち、山本容疑者が客の力士らとやり取りしたメールの中に、野球賭博とは別に、大相撲の取組自体を賭けの対象にしたとみられるメールが見つかっていたことが分かりました。ただ、賭けの対象には、今回問題となっている、八百長をうかがわせる取組は含まれていなかったということです。警視庁は、今後、大相撲を対象にした賭博の立件についても、可能かどうか検討することにしています。