奈良時代の『永恩経』 の一部が発見 |
奈良市の薬師寺で法要の際に使われていた「大般若経」をまとめた経典の一部が、奈良時代のものであることが分かりました。今回見つかったのは、「永恩経」のうち奈良時代に写経された47巻です。「永恩経」とは鎌倉時代の僧・永恩が、600巻からなる「大般若経」と呼ばれる経典をまとめたもので、その一部は29年前まで薬師寺で法要の際に使われてきました。その後経典は、痛みが激しくなり薬師寺の蔵に保管されていましたが、去年、寺の職員が見つけて調査したところ、紙質や筆跡などから奈良時代のものだということが分かりました。この経典は今月26日から薬師寺東京別院で公開されます。
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2011/02/02 6:11:
更新) |
鳥インフル予防に飼育農場を一斉消毒 |
全国各地の養鶏場で鳥インフルエンザの感染が拡大していることから、滋賀県では養鶏農家を対象に消石灰を無料で配布し、消毒作業が行われました。
滋賀県は100羽以上を飼育している養鶏農家61戸に対して、合計約45トンの消石灰を無償で配布しました。全国各地での鳥インフルエンザの感染拡大を受けて先月28日から始まった消石灰の配布は1日で終了し、受け取った農家が、すぐに消毒を始めました。消石灰での消毒は、ウイルスを死滅させるだけでなく、野鳥の糞などがついたネズミ避けにもなります。また、地面が白くなることから侵入跡の確認や関係者以外の出入り防止にもつながるということです。滋賀県では鳥インフルの感染は確認されていませんが、それぞれの農家が、周辺の道路を自主的に消毒するなど感染予防に努力を続けています。
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2011/02/02 1:32:
更新) |
府と市の”二重行政”について大阪市が「市政だより」で反論 |
橋下知事「市役所の幹部、頭にくる」 平松市長は「政治的メッセージとは取られない書き方です」 |
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橋下知事率いる維新の会が批判する府と市の「二重行政」について、市は、広報紙で反論を展開しました。これに対し、橋下知事は猛反発です。
「大阪市は政治と行政の区別すらついていない。感覚がずれているとしか言いようがない」と息巻く橋下知事。
橋下知事の怒りの矛先は大阪市が1日に発行した広報紙「市政だより」です。
「市政だより」には「市民からの質問に答える」という形で二重行政について市の説明が掲載されました。
府と市は水道事業や体育館など、似たような事業を行っていて、かねてから非効率だと指摘されていました。
たとえば水道事業では、隣り合わせに浄水場を持ち、大阪府は、「大阪市以外」の市町村に水を販売、大阪市は市内の家庭に水を届けています。
これについて市政だよりでは、「事業の内容が違うので二重行政にあたらない」と説明されています。
しかし、大阪維新の会を率いて水道事業を「二重行政の典型」と批判する橋下知事は、「市は税金を使って政党に反論している」と腹の虫がおさまりません。
橋下知事は「自分たちの組織を揺るがすことはとことん税金使ってやってくるのが市役所の今の姿ですよ。市役所の幹部、頭きますね。維新の会が総入れ替えしますよ」と批判しました。
一方、平松市長は「政治的メッセージとは取られない書き方だと思いましたけどね」と反論します。
統一地方選挙まであと2か月。これからの大阪の姿について、議論はますます白熱しそうです。
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2011/02/01 19:22
更新) |
今年も発売 タイガース定期預金 |
優勝すれば5万円の商品券が当たるかも |
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優勝なら5万円。阪神タイガースの成績に応じて商品券が当たる定期預金が、兵庫県の信用金庫で発売されました。
尼崎信用金庫が1日から受けつけを始めたのは、阪神タイガース定期預金「猛虎猛進」です。
タイガースが優勝すれば5万円分、2位なら3万円分と順位に応じて商品券が抽選で1万人にあたります。
去年は過去最高の2778億円が集まるなどお馴染みとなりました。
「去年の最後の方フニャフニャだったけど、今年は最初から最後まで突っ走ってほしい」「不思議な縁があって、息子がアキノブで、息子の嫁がマユミ、監督と同じマユミアキノブだから期待してます」(申し込んだ人)
しかし中にはこんな人も…。
「Q真弓監督になってから優勝ありませんが?」(記者)
「私阪神ファンちゃうから。東京の方のチームのファン」(申し込んだ人)
阪神ファンもそうでない人も、優勝と当選の願いを込めるこの定期預金は4月28日まで受け付けています。
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2011/02/01 19:19
更新) |
恒例・通天閣で「福豆まき」 今年はアイドルも登場 |
”みるきーの福豆”が欲しい! |
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節分を前に通天閣では毎年恒例の「福豆まき」が行われました。今年は人気アイドルも参加しかつてない盛り上がりをみせました。
今年で55回目を迎える「福豆まき」。大阪市の平松市長や今宮戎の福娘も参加し、地上100メートルにある通天閣の展望台で豆まきが行われました。平松市長に「鬼といえば」と尋ねると「みなさんが期待されてる応えは橋下さんと言って欲しいということなんでしょうが鬼は不景気でしょうね」と話していました。この後、地上では集まった人に福のおすそわけ。しかし、今年は少し様子が違いました。周りからは「みるきー、みるきー」と声援が飛び交います。熱狂する男性たちの視線の先には大阪を中心に活動するアイドルグループの「NMB48」のメンバーが。彼女たちはあの「AKB48」の妹分です。彼女たちから福豆がまかれると、ファンの興奮は最高潮に。一つでも多くアイドルから福豆をもらおうとみんな必死に名前を呼びます。ファンにこの日の成果を尋ねると「福豆を取れました。渡辺美優紀さん(NMB48のメンバー)から。始発で来ました」また別のファンは「きょうは壮絶すぎた。本当はもっと規制がかかっていて安全なんですけど。きょうはちょっと危険だった」と話していました。今年は「福豆まき」が始まって以来最高の300人が集まりました。豆をもらえた人も、もらえなかった人も憧れの人から福をもらって笑顔で帰っていきました。
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2011/02/01 19:18
更新) |
朝鮮学校の授業を妨害「在特会」の男ら初公判 |
川東被告らは「市民の正当な抗議」と主張 |
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京都の朝鮮学校の前で「日本から出て行け」と叫び、授業を妨害したなどとされる、在日韓国・朝鮮人には特権が与えられているとして批判を行う団体の男らの裁判が始まり、男らは起訴事実を否認しました。起訴状などによりますと、「在日特権を許さない市民の会」副会長・川東大了被告(39)とメンバーの西村斉被告(42)ら4人は、一昨年12月、京都朝鮮第一初級学校の前で「日本から出て行け」などと拡声器で叫び授業を妨害した、威力業務妨害などの罪に問われています。1日の裁判で、川東被告らは起訴事実を否認しました。検察側は冒頭陳述で、「被告らは公園に学校が設置したサッカーゴールの引き取りを求めたが、相手にされず、拡声器を使いデモを行った」と指摘しました。一方、弁護側は、被告らの行為が市民の正当な抗議であり違法性はないと主張しました。
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2011/02/01 15:18
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神戸・無差別に人を傷つける事件を想定した訓練 |
<訓練>さすまたとネットで男は取り押さえられた |
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去年、茨城県のバスターミナルで起きた無差別傷害事件を受けて、神戸でも同様の事件の発生を想定した訓練が行われました。突然、駅前のバス乗り場に「おら〜殺すぞ〜」との叫び声とともに、刃物を振り回す男が現れました。兵庫県警が行った訓練は、神戸市の阪神御影駅のバスターミナルで男が刃物を振り回し、周りの人を次々と切りつけるという想定で始まりました。これは去年12月茨城県取手市で10人以上が襲われた無差別傷害事件を受けて行われたものです。通報を受け、駆けつけた警察官が、「さすまた」や「ネットランチャー」で犯人を取り押さえるといった緊急時の連携が確認されました。近くで見ていた人は「ぼくらも訓練を見ることで、どういう対応をすればいいのか考えられた。」と話します。警察は、「他府県の事件と思わず、住民みんなが防犯意識を持ってほしい」と話していました。
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2011/02/01 15:17
更新) |
ストーカー被害の女性刺され重体 交際男を逮捕 |
「母親が男につきまとわれている」と被害者の娘が警察に相談 |
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奈良県葛城市で1日、40歳の女性が元交際相手の男にナイフで刺され、意識不明の重体となっています。
女性がストーカー被害を受けていると、家族が警察に相談していました。
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、奈良県御所市の無職・吉田勝紀容疑者(58)です。
警察によりますと、吉田容疑者は1日夕方、葛城市新庄の路上で大和高田市に住む元交際相手の女性(40)の首など数ヵ所をナイフで刺し、現行犯逮捕されました。
女性は意識不明の重体です。
調べに対し、吉田容疑者は、「刺したことは間違いないが、殺そうとは思っていなかった」と殺意については否認しています。
吉田容疑者については、被害者の娘が去年10月に、「母親がつきまとわれている」と、ストーカー被害を警察に相談していたということです。
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2011/02/01 12:49
更新) |
「二重行政」 大阪市が広報紙で反論 |
水道事業や体育館の運営について、大阪市が反論 |
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橋下知事が代表を務める大阪維新の会が、「府と市の二重行政」と批判する事業について、大阪市は1日発行の広報紙で、「二重行政には当たらない」との反論を掲載しました。
大阪市は1日に発行した「市政だより」で、府と市の二重行政について、市民の質問に答えるという形で掲載しています。
その中で大阪市は、「大阪維新の会」が典型例として指摘してきた水道事業や体育館の運営について、「二重行政にはあたらない」と記述しています。
これに対して、大阪府の橋下知事は、「大阪市役所は政治と行政の区別すら、ついていない。役所が口を出す話ではない。感覚がずれているとしか、言いようがないですね」と厳しく批判しました。
一方、平松市長は、「政治的メッセージとは、取られない書き方だと思います」と反論しています。
統一地方選挙まであと2か月となり、大阪の将来像を巡る議論はますます白熱しそうです。
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2011/02/01 12:46
更新) |
飲食店経営者 29万円奪われる |
走って逃げる男の姿が防犯カメラに(右) |
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31日夜、大阪・北新地のビルで、飲食店を経営する男性が、男に従業員の給料など約29万円を奪われました。
店の従業員は犯行時の様子を、「めっちゃ大きい音聞こえて、レジの人も走って行って、僕らも気づいて、その時にはもう逃げていた」と話していました。31日午後7時ごろ、大阪市北区曽根崎新地一丁目にあるビルの階段で、飲食店を経営する男性(60)が、男に突然、持っていた紙袋を奪われそうになりました。
さらに、男性は後ろから引っ張られ、男ともみ合いになり、2人とも階段の下に転がり落ちました。
この後、男は紙袋の中から出た従業員の給料約29万円が入った封筒を奪い、逃げました。
男性は落ちた際に、腰の骨を折り1ヵ月の重傷です。
逃げた男は25歳から30歳ぐらいで、上下白っぽい服装だったということで、警察は防犯カメラの映像を基に男の行方を追っています。
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2011/02/01 12:42
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2児放置死の母親 殺人罪で起訴へ |
精神鑑定の結果、刑事責任を問えると判断(下村容疑者) |
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大阪市西区のマンションで2人の幼い子どもを放置し、殺害したとして逮捕された母親について、大阪地検は刑事責任能力があると判断し、殺人の罪で起訴する方針を固めました。
風俗店の従業員だった下村早苗容疑者(23)は去年、長女の桜子ちゃん(3)と長男の楓ちゃん(1)を大阪市西区の自宅マンションに置き去りにして死亡させたとして、殺人容疑で逮捕されました。
大阪地検は、下村容疑者の当時の行動に不可解な点があることから、約5ヵ月間、精神鑑定を行った結果、主だった精神障害はなく、刑事責任を問えると判断しました。
下村容疑者は子どもたちにわずかな食事しか与えず、部屋にも鍵をかけていたことなどから、大阪地検は死ぬのは間違いないと認識していたと判断し、拘置期限となる4日にも、殺人罪で起訴する方針です。
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2011/02/01 12:36
更新) |
高校生殺害の少年 罪状認める |
弁護側は、被告の心神耗弱状態を主張 |
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おととし、大阪府富田林市で、高校1年生の男子生徒を殺害したとされる19歳の少年の裁判員裁判が始まり、少年は起訴事実を認めました。
起訴状によりますと、おととし6月、当時高校3年生だった少年(19)は、大阪府富田林市の河川敷で女性を巡るトラブルから、高校1年の大久保光貴さん(当時15歳)を木槌やバットで殴り、殺害した罪に問われています。
1日の初公判で、少年は起訴事実を認め、弁護人は「少年は広汎性発達障害で、判断能力などが著しく衰えていて、心神耗弱の状態だった」と主張しました。
一方の検察側は冒頭陳述で、少年には完全な責任能力があったとした上で、「大久保さんが付き合っていた女性に恋愛感情を抱き、邪魔だと考えて殺害した」と指摘しました。
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2011/02/01 12:32
更新) |
宮津虐待初公判 母親と内縁の夫が起訴事実認める |
長女は意識不明の重体に |
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京都府宮津市で去年7月、6歳の長女を投げ落とすなどして意識不明の重体にさせた罪に問われた母親らの裁判が始まり、母親らは起訴事実を認めました。
傷害の罪に問われているのは、宮津市の無職・林真理子被告(24)と林被告の内縁の夫・藤井啓二被告(27)です。
起訴状によりますと2人は去年7月、林被告の長女(6)が食べるのが早いことに腹を立て、顔などを拳で十数回殴り畳に押し倒した上、身体を持ち上げて投げ落としたとされます。
長女は意識不明の重体となりました。
初公判で林被告らは、「その通りです」と起訴事実を全面的に認めました。
一方、検察側は冒頭陳述で、「虐待は週3回以上、時にはほぼ毎日行われていた」と指摘した上で、「長女のけがは“階段から落ちたことにしよう”と、被告らの間で口裏合わせをしていた」と述べました。
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2011/02/01 8:22:
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