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【大相撲】

八百長対戦相手に霧の若力士浮上 放駒理事長「これから調査」

2011年2月3日 22時16分

 八百長疑惑問題で文部科学省を訪れ、鈴木寛副大臣(左手前)に謝罪する、日本相撲協会の放駒理事長=3日午後

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 大相撲の八百長疑惑で、八百長メールの13人に含まれず、千代白鵬関が八百長をした対戦相手として浮上した元十両の幕下力士は、霧の若力士であることが3日、関係者への取材で分かった。

 日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は、十両の千代白鵬関ら3人が八百長関与を認めたことに対し「本当かどうかはこれから調査をしなければいけない」との見解を示した。特別調査委員会は、メールに名前の挙がった力士らの面接調査を始め、この日は3人から事情を聴いた。

 十両の清瀬海関が昨年6月、竹縄親方(元幕内春日錦)に、過去にやりとりしたメールを消去するよう依頼していたことも同日、捜査関係者への取材で明らかになった。

 疑惑の広がりを受け、NHKは11日に開催予定だった福祉大相撲を中止し、フジテレビも6日の日本大相撲トーナメントの中止を発表した。

 高木義明文部科学相らは現在の公益法人認可取り消しの可能性を示唆。放駒理事長は「そういうことにならないようにしっかりやっていく。相撲協会の現在のシステムが変わることのないよう、将来に向かって私たちがこの問題にどう対処するかが大事だ」と話した。

(共同)
 

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