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【プロ野球】126キロ!!まるで力士 プロ最重量 巨人アルバラデホに減量要求2011年2月4日 紙面から
巨人の新外国人、ジョナサン・アルバラデホ投手(28)が3日、ウエートオーバーによる不安感を露呈した。身長196センチに対して、体重は自己申告を上回る126キロもあることが判明。これまで球界史上最重量とされていた元日本ハム・ヒメネスの120キロを上回る肥満気味の体形に、川口投手総合コーチは減量失敗で不調に陥った昨季のゴンザレスと同じ過ちを繰り返さないよう求めた。 およそ野球選手の体重と思えない。分厚い胸板に広い肩幅、緩めに見える腹周り。球団発表では昨季ベストの117キロとされているのに対し、アルバラデホは1月28日の入団会見で122キロと説明。それらはいずれも誤りだった。この日、「今は126キロくらいある」と告白した。オフには10キロ減量しているため、一時は136キロもあったとみられる。 そもそも家系的に大柄だといい、ほかの3人の兄弟も190センチ前後という。ただ体格は威圧的でも“小食”らしく、球団関係者は「あの体の割に食べる量が少ない。(体重95キロの)バニスターの方がよく食べる」と驚く。好きな食べ物は「ご飯と(メキシコ料理の)豆料理」。苦手の海藻類以外は何でも口にする。 昨季はヤンキース3Aで抑えを務めて43セーブ。同僚で通算526セーブのリベラから、抑えの帝王学を学んで来日した。この日、宮崎キャンプで初めてブルペン入り。変化球を交えて44球を投げた。球威に光るものはあったものの、川口コーチは「もう少し体重を絞ってほしい。去年のゴンちゃんの二の舞いになる」と表情を曇らせた。 クルーンに代わる抑えとして期待されるスーパーヘビー級の右腕は「感触は良かった。体重はあと2・5キロくらい落とせたらいい」と川口コーチに同調。シーズンは124キロほどで臨む考えを明かした。ゴンザレスは昨季、ベストより5キロ以上も太った状態で開幕を迎えて5勝止まり。V逸の要因になった。チームとして同じ過ちを繰り返したくない。「アルビー」の愛称を持つ助っ人を減量させ、一人前の守護神に仕立て上げるしかない。 (永山陽平) PR情報
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