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【プロ野球】星野依頼!! 赤星走塁特命コーチ2011年2月4日 紙面から
久米島でキャンプ中の楽天・星野仙一監督(64)が3日、かつてのまな弟子で、5度の盗塁王を誇る元阪神・赤星憲広氏(34)=野球評論家=に、走塁教室の講師を頼み、若手選手にレクチャーさせた。 一塁側ファウルゾーンでスーツ姿の赤星氏による臨時教室が始まった。生徒は鉄平、聖沢、牧田、内村、西村−と俊足の若手ばかり。星野監督が阪神時代から信頼している赤星氏は、研究熱心で知られ、投手のほかに捕手のくせも見抜いていた。スコアラーからの情報だけでなく、自身もメモを欠かさなかった。 次打者に対する相手投手たちの配球傾向まで研究し、データベース化もしていたという。その赤星氏は走塁技術ではなく「とにかく自分で研究すること。盗塁には気持ちと勇気が大事。そのためには研究する努力と習慣づけが必要」と、走るための考え方を強調した。 時間はわずか6分だったが、内容は濃かった。スタートよりもスライディングを磨くことを勧めるなど盗塁成功のヒントを次々と伝授。昨季24盗塁の聖沢は「昨年のキャンプで赤星さんに教わり、ノートをつけるようになった。でも、次の打者の攻め方を読むということは考えつかなかった」と、目からうろこが落ちるような思いを明かした。 星野監督は「あいつは自分が使った選手の中で最高の走塁マン。スタートと決断。捕手を見る目、投手を見る目がある」と大絶賛。昨季のチーム盗塁数はリーグ5位の78個。今後も走塁教室をお願いする方針で、機動力を「課題」から「看板」の一つまで高めていくつもりだ。 (鶴田真也) PR情報
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