「WBC世界Sフライ級タイトルマッチ」(5日、大阪府立体育会館第1競技場)
王者トマス・ロハス(メキシコ)が3日、大阪市内のホテルで行われた調印式で“仰天”発言だ。「日本のいろんな観光地に行ってみたい。できれば相撲に関するところに行きたいな」‐。
大相撲界は現在、八百長問題で世間をにぎわせているが、「何かテレビでやってるのを見たよ」と無邪気な笑み。角界の騒動を説明されると、「相撲がどういうシステムで行われているのか分からないが、八百長はしないようにした方がいいね」と苦言を呈した。
それでもメキシコの番組でよく相撲が取り上げられていると話し、「力士と写真の一枚でも撮って帰りたいな」と目を輝かせた。外国人にとっては、八百長問題も相撲人気に影響ないようだ。