社会

春の訪れ告げる和布刈神事
(福岡県)
関門海峡に春の訪れを告げる和布刈神事が3日、北九州市門司区で行われました。潮がもっとも引いた午前3時、北九州市門司区の和布刈神社では、狩衣に烏帽子姿の神職3人が海に入りました。和布刈神事は海の安全や豊漁を祈る神事で記録によると1300年続くとされています。神職たちは大きなたいまつで照らしながら岩に生えたワカメを鎌で刈り取っていきました。ワカメはすべてに先んじて芽吹く縁起物とされ、多くの人が見守る中、神前に奉納されました。
[ 2/3 12:25 福岡放送]