NHK北九州のニュース　北九州放送局

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新日鉄と住金小倉 従業員は

鉄鋼最大手の「新日鉄」と国内３位の「住友金属工業」は、３日、国際競争力の強化を図る必要があるとして、来年１０月をめどに経営統合を目指す方針を明らかにしました。
北九州市にある両社の製鉄所の従業員からは、歓迎の声も聞かれました。
このうち、新日鉄の中心的な生産拠点の１つ「新日鉄八幡製鉄所」は従業員およそ３０００人が働いています。
新日鉄八幡製鉄所の５０代の従業員は「全然話を聞いていないのでわかりません」と話していました。「住友金属小倉」は、１１年前に、住友金属工業から分社化され、特殊鋼メーカーとして従業員およそ１２００人が働いています。
住友金属小倉の３５歳の従業員の男性は、「勝ち残れるならいいんじゃないか」と話していました。また、６０歳の従業員の男性は、「中国に生産を奪われる中、まとまってやった方がいいと思う」と話していました。
６１歳の従業員の男性は、「新日鉄は大きいところだから、お互いのいい所を出しあっていけたらいいと思います」と話していました。新日鉄と住友金属は、経営統合の詳細な内容については、今後、決めることにしています。

02月03日　18時36分

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