2011年2月3日17時4分
朝日新聞の2月3日付全国版に掲載された人気アイドルグループ「嵐」とマンガとを絡めた広告特集が異色の企画として大きな話題になっている。嵐のメンバー全員の肖像画が描かれており、「ファンの立場から見れば超お宝企画」「ダッシュでコンビニか駅の売店に走りましょう」など、ブログやツイッターなどネット上でファンや読者の書き込みが続いている。(アサヒ・コム編集部)
広告は、朝日新聞社広告局の企画・制作によるもので、「ARASHI Meets MANGA 僕らの肖像」として2月3日付の紙面に入っていたカラー全8ページ。
メンバーの二宮和也は「鉄コン筋クリート」(画・松本大洋)▽櫻井翔は「ハチミツとクローバー」(羽海野チカ)▽松本潤は「花より男子」(神尾葉子)▽相葉雅紀は「バーテンダー」(長友健篩)▽大野智は「怪物くん」(藤子不二雄A)。5人が主演したドラマやアニメの原作者らにそれぞれの肖像画をこの広告のためだけに描きおろしてもらい、1人1ページずつ、肖像画と原作、原作へのメンバーの感想などとともに掲載され、下段が広告になっている。
嵐は2010年4月から日本の「観光立国ナビゲーター」を務めており、日本文化の海外へのPRに一役買っている。朝日新聞社広告局によると、今回の特集は日本の魅力を海外へ発信する嵐と、世界に向けて強い発信力を持つ日本のマンガとを合体させて、日本のソフト文化のすばらしさを訴えるためという。
朝日新聞社東京本社の読者対応窓口には3日、「新聞がどうしても欲しい」「売っている販売店を教えて」などの問い合わせが相次いだ。
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