小沢一郎民主党元代表(68)の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、政治資金規正法違反罪に問われた衆院議員、石川知裕被告(37) らの弁護側は2日、中堅ゼネコン「水谷建設」の水谷功元会長(65)を証人申請した。3日の公判前整理手続きで東京地裁が採否を決定するとみられる。
関係者によると、水谷元会長は東京地検特捜部の任意の事情聴取に、同社の元社長(53)らを通じ、小沢被告側に平成16年10月と17年4月に5千万円ずつ計1億円を提供したとの趣旨を供述。しかしその後、周囲に「渡したかは分からない」などと話したという。
同社の元運転手については弁護側、検察側ともに証人申請した。元運転手は特捜部の任意聴取に、16年に元社長を裏金の受け渡し場所まで送迎したと供述したが、現在は「記憶がない」などとしているという〉
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110202/trl11020219430009-n1.htm
なんのことはない、「水谷建設から小沢秘書に渡った一億円」は検察と記者クラブメディアの虚構だったのだ。
当事者の水谷元会長が、石川元秘書らの証人として法廷に立つ用意があるということ以上に、雄弁にこの事件の虚構性を物語るものはない。
第2の事件は西松建設側も
小沢事務所側も正当な献金と認識
(2)西松建設事件はどうだろうか。産経新聞では記事を見つけられなかったので、共同通信の記事を引用する。
〈政治団体、ダミーと思わず 西松公判で元総務部長 ニュース / 2010-01-14
西松建設の巨額献金事件で、政治資金規正法違反の罪に問われた小沢一郎民主党幹事長の公設第1秘書大久保隆規被告(48)の第2回公判は13日午後も東京地裁(登石郁朗裁判長)で続行、西松の岡崎彰文元総務部長(68)が検察側の再主尋問に「(献金していた)当時は、政治団体がダミーとは全く思っていなかった」と証言した。