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あれれ、富士山二つ 関東で二重富士現象

2011年1月31日16時0分

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写真:夕焼け空に浮かび上がった「二重富士」=30日、東京都調布市、南島慎一さん撮影、250mmレンズ使用夕焼け空に浮かび上がった「二重富士」=30日、東京都調布市、南島慎一さん撮影、250mmレンズ使用

写真:夕焼け空に浮かび上がった「二重富士」=30日午後4時半すぎ、埼玉県三郷市、岩井博史さん撮影夕焼け空に浮かび上がった「二重富士」=30日午後4時半すぎ、埼玉県三郷市、岩井博史さん撮影

 30日夕、東京、埼玉、神奈川など関東の広い範囲で、富士山の影が空に映り、二重に見える「二重富士」と呼ばれる珍しい現象が見られた。

 気象庁によると、見る人の近くに比較的暖かい空気の層があり、富士山の近くに冷たい空気層がある場合に起こるという。光が屈折し、見る人の側の空気層がスクリーンの役目を果たすためだ。

 東京都調布市の会社員南島慎一さん(52)は、同日午後5時ごろ、自宅があるマンション7階から富士山より高く映る大きな影を見つけた。写真が趣味で、この冬は特に美しい朝夕の富士山をいつも気にしていた。日没直後、望遠レンズで撮影した。「10年ほどここに住んでいるが、初めて見た。普通には見られない、不思議な光景だと思った」と話した。

 富士山の展望記録に詳しい高校教諭の田代博さんは「影がはっきりと出るのは非常に珍しい。展望シーズンも終盤を迎え、大気中に水蒸気が増えてくると、こうした現象が期待できる」と話している。

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