広島市西区の横川商店街連合会が、JR横川駅前広場にデジタルサイネージ(電子看板)を新設し、5日から運用を始める。商店の紹介や地域イベントの情報を発信し、駅周辺の活性化につなげる。
電子看板は、広島電鉄の電停にある時刻表掲示板の隣に設けた。高さ約2メートル、幅約80センチ。タッチパネル式の40インチ画面を備える。午前7時から午後8時まで、インターネット経由で地域イベントや市政情報を配信する。
また、連合会に加盟する駅周辺の約150店舗を「食べる」「遊ぶ」「買う」など6項目に分類。画面にタッチしながら希望する店を選ぶと、場所や外観、営業時間などが映像で紹介される。
連合会や市でつくる実行委員会が管理、運営する。高津明伸会長(58)は「今後は横川駅を利用する大学生の情報も配信し、若い人を取り込んで商店街を活気づけたい」と期待している。
【写真説明】電子看板の狙いについて説明する高津会長
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