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うつは“心”から治せるか
~注目される認知行動療法~(仮題)
(NO.2998)
うつ病の治療法として、従来の薬物療法に加えて「精神療法」への期待が高まっている。最新の調査で、薬の過剰投与が自殺につながる危険や、患者の3割は薬が効かないことが明らかになったためだ。中でも注目されている治療法の一つが、高度なカウンセリングによって悲観的過ぎるものの見方などを改め、うつを“心”から治す「認知行動療法」だ。英国での実験で再発率を抑えられることが判明。日本でも今年度から国が診療報酬を出し始めている。しかし日本では、心理学や社会学もマスターし“全人的”なカウンセリングを行える医師が少なく、臨床心理士なども国家資格として認められていないため、担い手が不足。思うように広がっていない。うつ対策の切り札として期待される精神療法、その可能性と課題を探る。
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大野 裕さん(慶應義塾大学保健管理センター教授)
慶應大学保健管理センター・大野教授ページ
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- 2011年 2月 3日(木)放送働くのがこわい 新たな“ひきこもり”
- 2011年 1月25日(火)放送問われる“夢の医療” ~追いつめられる患者と財政~
- 2011年 1月19日(水)放送届かぬ支援 震災負傷者4万人
- 2010年12月14日(火)放送胎児エコー検査 進歩の波紋
- 2010年12月 8日(水)放送ある少女の選択 ~“延命”生と死のはざまで~
中国 水ビジネスをつかめ(仮題)
(NO.2999)
今後10年で50兆円が投入される中国の水市場。命の糧となる飲み水や経済発展を支える産業用水、膨大な下水の処理などが国家の喫緊の課題となり、世界の企業が続々と参入。今や中国は21世紀の水ビジネスの主導権を争う戦場と化している。こうした中、大阪の中小企業は汚泥処理技術や浄化膜技術などを持つ他企業と4社連合を組み、上下水道施設を丸ごと受注しようと、中国政府高官との直接交渉に乗り出した。さらに、ビジネスとは縁のなかった地方自治体までが、長年蓄積してきた上下水道管理の技術とノウハウを武器に、中国に打って出ようと動き始めた。番組では、日本の主軸輸出産業と目される水ビジネスの熾烈な国際競争の実態を中国で取材。ビジネス展開の壁と突破口を明らかにするとともに“社会問題解決型テクノロジー”という技術立国・日本の新たな鉱脈の可能性をさぐる。
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吉村 和就さん(元国連環境審議官)
吉村和就さんホームページ
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- 2011年 1月24日(月)放送飛び出せ!“異能” ~日本の閉塞感を打ち破れ~
- 2011年 1月18日(火)放送“都市鉱山”を狙え ~レアメタル争奪最前線~
- 2011年 1月17日(月)放送“チャイナドリーム”追いかけて
- 2011年 1月11日(火)放送“ウーマノミクス(女性経済)”が日本を変える
- 2010年12月15日(水)放送“貧困層ビジネス” グラミン戦略の光と影