朝青　大相撲に復帰　２・６トーナメントで解説者

　元横綱朝青龍関が大相撲に戻ってくる−。昨年初場所後の引退から大相撲の世界から離れていた元朝青龍関（３０）が、２月６日に東京・両国国技館で開かれるフジテレビ主催の大相撲トーナメントで相撲界に“復帰”することが２４日分かった。

　現在は世界を飛び回ってビジネスをしている元朝青龍関。初場所で白鵬が自身の７連覇に迫る６連覇を達成したことを、この日モンゴルへ帰国する前に問われたのに対し「相撲見てないから。興味ない。倒すやつがいないんだ。オレは協会員じゃない。コメントしない。終わった人だから、どうのこうの言わない」と言及を避けた。

　角界とは一線を引いているような発言だが、関係者によると「トーナメントで解説者を務める予定」という。大相撲に関わる仕事としての第１弾。相撲は見ていないと言いつつ「稀勢の里は頑張ってる。力もあるし、まだ２４歳、時間もある。白鵬を２回倒してるんだから、大関になってほしい」と、若手への期待を思わず口にしていた。　（岸本隆）