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2011/02/03

ヤマト国と海洋天皇制

大日本国防史

大日本国防史
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発売日:2011-01-28

藤原政権は、「藤」つまり「唐」であって、もともとマッカーサーがアメリカの代表で日本を占領しに来たように、唐の勢力の代表が日本に天下って、百済の勢力を手先に使って日本を植民地化したのだ、という説をむかし読んだ事があるんだが、まぁ、マッカーサーはアメリカに帰っちゃうからいいんだが、藤原氏はそのまま日本に居着いてしまって、むしろ唐から独立してしまうわけだ。で、藤原氏以前の支配者であった百済の連中がその手先となって、日本原住民を支配していた。その証拠に、「百済にあらずば、人にあらず」というような傲慢な支配をしていた。もともと唐からの移民は少ないので、自分では支配しきれないわけです。なので、半島人を手羽先に起用するわけだな。なので、「百済にあらずば、人にあらず」というのが略されて「百済じゃない」つまり、「くだらない」となったという、そんな語源があるというんだが、なんせ、本を書くたびに違う結論になる八切止夫なので、アテにはなりませんw 


日本原住民史 日本原住民史
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ところが、その藤原氏も武士の世の中になると、源氏や平家といった武士たちに駆逐され、源氏が源平の戦いを制して時代は鎌倉時代になるんだが、そうなると今度は、元という強力な国家が大陸にあらわれ、またしても半島人を手先に使って侵略してくるわけです。いわゆる「元寇」だね。まぁ、毎度毎度、日本に攻めてくるヤツというのは、半島人を手先にして攻めて来る。これ、豆知識。つうか、韓半島そのものには、日本を占領するだけの武力も能力も持ってない。あくまでも、背後に中国とかアメリカとか、大国が糸を引いてるわけです。で、兵頭二十八センセエの新作なんだが、
わが国にとって朝鮮半島は「敵国」でしかないということをよく分かってもらうため、わたしはこの本を書いた。 古代ギリシャの史伝家は、〈過去に起きたことは何度でも反復される〉と教えた。まったくその通りである。 日本国の防衛体制を破壊するための半島発の間接侵略は、大和朝廷が成立していらい、ずっと同じパターンが、何度も何度も繰り返されている。これは地理的な必然なのだ。 したがって、朝鮮半島に大規模な地殻異変が起こり、海底に没してでもしまわぬ限りは、北朝鮮やら共産主義やらが忘却されてしまった遠い未来にも、飽きもせずに、幾度も再現するだろう。 この危険に人々が常に自覚的でいられるように、わたしは、この本を書き記したのである。そして日本の天皇制の文化的DNAは、古代南洋の神聖首長であって、半島とは関係ないことも明らかにする。
まぁ、時代柄、ネトウヨが飛びつきそうな惹句が書かれているんだが、ポイントは「古代南洋の神聖首長」というところですね。
海洋天皇制というんだが、さっそく献本いただいたので、その第一章から。
<海洋天皇制>は、大昔に、太平洋上のあちこちの小島で成立していた。みずからは決して武威を行使することがない祭祀首長を、島の共同体の全員が戴く。その祭祀首長の仕事は、ひとつだけだ。毎年の食物の収穫が充分であることを、暦の節目ごとに、天然の神に祈るのである。
<海洋天皇制>の祭祀首長は、島民のもめごとの仲裁に乗り出したりすることはない。犯罪事件の裁判官になることもない。遠征戦争に乗り出すことも、防衛戦争の指揮をとることもない。そうした一切の俗事とは、生涯無縁に過ごす。
これで思い出すのは、黒人の国なのに何故かマレー人が王様やってたマダガスカルの王政とか、なんだが、まぁ、話が逸れるので置いといて、だ。

もともと、南方から渡来した連中が、海洋天皇制のもとに古代の「ヤマト国(ヤマタイ国)」というゆるやかな連合体を作っていたのだが、そこに遅れてやって来た大陸系の支配者が、そうした既製の支配構造をうまく取り込んで「大和政権」を樹立する。もっとも、人数は極端に少なかったので、武力で制圧するというより、現実生活での『権力』にあまり関心を持たない「海洋天皇制」支配構造をうまく取り込んで、いわば聖と俗の分業制によって、強固ではないが、反抗する者もいないゆるやかな国家を作った、というわけだ。

で、そうした支配構造の確立の中で、それ以前に中国大陸に「朝貢」していた邪馬台国とか、そうした「記録」は意図的に抹殺された。なぜなら、動乱の中国から亡命して逃げてきた「大和政権」の創設者にとっては、過去に「ヤマト国」が中国に朝貢していたというのは、日本の独立という地位を脅かし、中国に攻め込まれる口実を作ってしまうというのを身に染みて感じていたわけです。なので、聖徳太子が「日出ずる処の~」という手紙を送ったというのは、その象徴ですね。中国が「おまえんとこは、ウチの属国だろ」と言ってきたのに対して「いや、ウチは中国なんか知りません」と拒絶したわけです。

・・・というわけで、実はまだ冒頭の部分しか読んでないんだが、なかなか面白そうな本なので、よろしかったらAmazonでご購入願います。つうか、千代姫モールで売っているTシャツの方もよろしくw

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