Q/ずばり 液晶とCRTと目の健康のために良いのはどちらですか。
A/そうですね。使い方の問題でCRTの利点を生かせばCRTが、液晶の利点を生かせば液晶がリードしますよ。(これは実証されています)
実証ではないタイプでは下の理由もある。
http://member.nifty.ne.jp/n-hirano/kbg/J/VDTSynd.html
理由です。
某大学だったかな?液晶とブラウン管ディスプレイのどちらが疲れやすいかという実験がされたのです。
同じパソコンを用い、ワープロを30分入力するもので、数名の人に実験台となってもらい、実験しています。
この実験では本人の疲労感(実際に体感するもの)と医学的な疲労度をチェックしました。
その結果、液晶は最もリフレッシュレートの低いときにはCRTよりよい成績を残しました。しかし、リフレッシュレートが上がるにつれ、CRTに劣る成績を出すようになったのです。
これが、結果です。液晶の強みは60-75Hz程度の低いリフレッシュレートで生かされるが、それ以上のレートを使う場合は、CRTと逆転するという逆転現象があります。
何故だと思います。
液晶にはちらつきがないから・・・ブラウン管よりよい、電磁波も少ないし・・・ね。
液晶は見かけ上ちらつきはないですが、リフレッシュレートはあります。液晶の描画は分子(液晶素子)の変化を使うもので、変化速度がリフレッシュの速度に相当します。しかし、液晶には固有の欠点があり、その反応に必要な時間が最新の液晶技術でもCRTの2倍程度(遅いものでは3~5倍時間が掛かる)あります。
それ故、CRTでは85Hzや100Hz、ものによっては120Hzという速度でリフレッシュ可能な水平走査を液晶ではできてもせいぜい80Hz~90Hzという低い値にし、尚かつ100%確実ではなく特に動画などの動きの速い物では不完全に描画することもあるという欠点があります。
(まあ、技術の発展で以前よりはマシになったが、高いリフレッシュレートで液晶を動作させるとまだある)
視覚は、ちらつき、ジャギーなどに疲れを感じるため、不完全描画が多くなると液晶でも疲れるようになる。
そのため、リフレッシュレートを低い状況で使う場合は液晶が勝利する。例えば、テレビなどの固定リフレッシュレートでは明らかに液晶に軍配がある。しかし、高いリフレッシュレートではCRTに軍配が上がるという現象が発生します。
まあ、これは現状の話で、2年後に製品化予定の有機EL液晶などならまた別の話。
どちらでも、上手に使えば目に悪いとは言えない。その前に使うこと自体は目によくないですけどね。
また、5~6時間連続して使えば、液晶でもブラウン管でも健康には悪い。(2時間おきぐらいに休憩するのが妥当)
私は、液晶でもブラウン管でも使える方を目的に合わせて使うタイプですから、このような回答です。
まあ、うまく使えば大差はない。結局は、自分が良いなと思う方を買えば、それが一番。液晶とブラウン管はその利点が違いますから、目によいか悪いかより、設置、消費電力、初期投資、画質など総合的な判断で設置場所や予算に合い尚かつ自分で満足するものを選んだ方が良いですよ。
投稿日時 - 2003-01-28 08:55:53
お礼
みなさんありがとうございます。
とても 勉強になりました 。ご教授ありがとうございます。
参考にさせて頂きます。 液晶が良いみたいですねm(_"_)m
投稿日時 - 2003-01-30 10:59:40
6人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています
ベストアンサー以外の回答(10件中 1~5件目)
別の切り口ですけど、OPEN GLカードってやつは、DVIコネクタが多いですよね?ということは液晶しか選択肢はないってことですか。これから考えると
プロ仕様のビデオカードは液晶の使用をすすめているってことでしょうか?
理由は?健康のため?それとも・・・???
私的にはCRTから液晶に切り替えました。理由はCRTは重いからです。重すぎて体に良くありません。模様替えがたいへんです。19”で29KGが21”だと42KGになるのですから。
投稿日時 - 2003-01-29 20:34:06
みなさんありがとうございます。
参考にさせて頂きます。 液晶が良いみたいですねm(_"_)m
投稿日時 - 2003-01-30 10:58:02
私は仕事で液晶、自宅でCRTを使用しています。
実際使っている者としての感覚ですが、輝度を明るくしすぎなければ液晶の方が楽ですね。使用用途にもよりますが、CADやCGや動画などでなければ、液晶が良いと思います。
ただ、今回の質問とは違いますが、モニタを机の下に置いた状態で使えるラックを使用すると目にも肩にも良いです。ガラスもちょっとスモークっぽいので、それでCRTを利用すると明るすぎずに良い感じです。ちなみに、自宅の環境だったりします^^;
後は、健康を気にされているのなら、1時間に5~10分の休憩は必要らしいです。集中して見すぎずに、瞬きも忘れずにしましょうw
投稿日時 - 2003-01-28 09:53:36
みなさんありがとうございます。
参考にさせて頂きます。 液晶が良いみたいですねm(_"_)m
投稿日時 - 2003-01-30 10:58:14
何度もすいませんが、
参考サイトをもうひとつ。
最近の液晶モニタには、D-SUBピンの他に
DVI(Digital Visual Interface)規格の端子を持ったモデルも多いです。
Digital to Digitalで映像信号を伝送するので、とても綺麗なのだそうな。
参考URL:http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/9439/
投稿日時 - 2003-01-28 01:02:13
みなさんありがとうございます。
参考にさせて頂きます。 液晶が良いみたいですねm(_"_)m
投稿日時 - 2003-01-30 10:59:54
どっちが、というなら、CRTよりは液晶の方が目には優しいです。
CRT(ブラウン管)は、「走査」と言って
電子ビームが上から順番に、高速に画面の点(画素)を点灯させていきます。
下まで点灯し終わると、一枚の画面ができあがるわけです。
人間の目には一瞬で全画面が光っているように見えますが、
各画素が光るのは一瞬で、言ってしまえば、各画素が「高速で点滅」しているわけです。
ちらつく原因はこの仕組みにあります。
ブラウン管や蛍光灯の前で手を振る実験は、中学か高校でもやったかと思います。
参考: http://www.toshiba.co.jp/csqa/tv/tv01.htm#11
一方液晶は、一つ一つの画素がトランジスタでできていて、それを後ろから「バックライト」で照らしているだけです。
難しい事を書いたかもしれませんが、実際に電器店に行ってCRTと液晶を見比べてみてください。
ちらつきの有る無しは明らかです。
ちらつきが弱点のCRTで重要なのは「垂直周波数(リフレッシュレート)」で、
これは1秒間に何回画面が書き換わるか。数字が高い方が高速に画面を書いていくので
その分ちらつきを押さえることができます。
一般に、60Hzでは人はちらつきを感じ、75Hzではほとんどわからないそうです。
参考: http://www1.olympus.co.jp/jp/imsg/LineUp/HMD/support/700_faqa.html#Q32
また、液晶の弱点であった
「輝度(明るさ)やコントラスト」
「視野角や色度変位」(見る角度によって色が変わってしまう)
「応答速度」(トランジスタのスイッチング(切り換え)の早さ:遅いと動画などで影響)
などの点に置いても、CRTに引けを取らない物も出てきています(それなりにハイエンドモデル)。
それからもうひとつ大きな弱点に
「画素の常時点灯・常時消灯」(いわゆるドット欠け)があります。
以下のサイトを参照してみてください
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/2649/PC2_m_tft.html
CRTでは21インチくらいでUXGA(1600*1200)を実現していた物を
液晶では19インチ位から実現できています。
ただ、CADや絵(CG)でも描かれる方でない限り、SXGA(1280*1024)で十分すぎるくらいです。
少スペース・省電力・寿命、という点から言っても、液晶は有利です。
で、結局何が言いたいかというと、普通の用途なら私は液晶をおすすめします(笑
(ただし液晶の方が高い)
CADデザイナーやCG絵描きさんなどは、CRTの方がいいんですかね。
上で出たいくつかのキィワードを探って行けば、それなりに良いものが探せると思いますけど…。
長々と申し訳ない。参考になりましたでしょうか。
投稿日時 - 2003-01-28 00:10:46
みなさんありがとうございます。
参考にさせて頂きます。 液晶が良いみたいですねm(_"_)m
投稿日時 - 2003-01-30 11:00:25