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2011年2月2日(水) 19:28 |
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クラレ、PCB含んだ機器を誤廃棄
化学繊維メーカー「クラレ」の倉敷事業所で、本来は保管すべき有害物質PCBを含んだ機器が誤って廃棄されていたことが明らかになりました。
クラレ倉敷事業所の会見によりますと、2008年2月に倉敷事業所の酒津地区で、本来は廃棄物処理法に基づいて保管すべき有害物質「PCB」を含んだ機器を誤って廃棄してしまったということです。 廃棄された機器に含まれていたPCBは微量で、廃棄後も環境や人体に影響はないということです。 先月、担当者が書類の引継ぎ作業を行う中で廃棄が明らかになったもので、保管機器の管理表を作成する際に記載を誤ったのが原因と見られています。 クラレ倉敷事業所は、先月28日に倉敷市に報告を済ませており、今後は再発防止に努めていくということです。 また、報告を受けた倉敷市の産業廃棄物対策課は「誠に遺憾なことではあるが、市でも生活環境には影響がないと考えている。」とした上で、クラレからの最終的な報告を受けて文書による指導を行う方針です。
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