野球賭博事件に絡み、警視庁が家宅捜索で押収した現役十両力士と親方の携帯電話に、数十万円で勝ち星の売買が日常的に行われていたことをうかがわせるメールの記録が残っていた。過去、日本相撲協会が一貫して否定してきた八百長疑惑に、“物証”が突きつけられた。主なメールのやりとりは以下の通り。
(送信者→受信者)
【平成22年3月17日】
春日錦→恵那司
「俺は誰に借りているかな? 貸しは光龍と山本山だけだよね。豊(豊桜)さんと天狼(若天狼)と白(白乃波)だよね。海鵬は消えてるかな?」
【同日】
春日錦→恵那司
「とりあえず借りていて無理なら星で返すことになっているよ! 白とは当たらないかもしれないね。明日の海鵬と光龍は消しておいた方が良いよね」
【同日】
恵那司→千代白鵬
「相撲の内容はどんな感じですか」
【22日】
恵那司→千代白鵬
「今日はまっすぐ思いっきり当たっていきます。よろしくお願いします」
【25日】
春日錦→清瀬海
「ありがとう、助かりました! では、ゆっくりと休んでね!」
【4月9日】
恵那司→千代白鵬
「5万もないのかな」
【同日】
千代白鵬→恵那司
「4万しか持ってないっす」
【16日】
春日錦→清瀬海
「この前はありがとう。光龍に1つ貸しているので後20で利権を譲りますがどうですか?」
【同日】
春日錦→清瀬海
「了解です!! ではまた」
【5月7日】
恵那司→春日錦
「霜(霜鳳)は厳しいみたいです〜 誰か十両上位と当たったら光龍にこけさせて移行させないといけないですね〜」
【10日】
清瀬海→春日錦
「立ち合いは強く当たって流れでお願いします」
【同日】
春日錦→清瀬海
「了解致しました! では流れで少しは踏ん張るよ」
【11日】
春日錦→恵那司
「今日はコケだよ。昨日お願いされたからとりあえずコケます」
【同日】
恵那司→春日錦
「昨日は良かったですね。今日はどうなってるんですか」