「WBC世界Sフライ級タイトルマッチ」(5日、大阪府立体育会館)
名城信男(六島)が“驚異”のパワーアップだ。2日、大阪市内で予備検診が行われ、昨年5月の世界戦より胸囲が7センチアップの94センチをマークした。昨夏から取り入れたボディーバッグ打ちの効果で、王者トマス・ロハス(メキシコ)を12・5センチも上回り、「ロハスは胸も脚も細い」とニンマリ。身長で8・3センチ、リーチで12・3センチ下回ったが、「予想通り。どんどんプレスをかけて中に入りたい」と、パワーで圧倒する。ロハスは「いろんな数値から、名城の体の強さが見て取れる」と警戒。「スピードで対抗したい」と表情を引き締めた。