| 2011年 2月 2日 |
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林原が会社更生法の適用を申請
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民間主導で事業の再生を目指した岡山市の林原が会社更生法の適用を東京地裁に申請しました。東京で開かれた債権者集会で明らかにしたもので今後裁判所の監督のもと経営再建を図ることになります。債権者集会では林原に融資している28の金融機関に対し、事業の再生計画案が説明されましたが林原が総額約280億円に上る売上の水増しを行うなど不適正な経理が表面化し、銀行などの債権者から批判が強まっていました。このため林原は2日の債権者集会で、法的な手続きによらず事業の再建を図る「事業再生ADR」を断念し、会社更生法の適用を申請することを明らかにし、その後、東京地裁に申請しました。今後、裁判所の監督のもと再建を図ることになります。計画案ではトレハロースの製造など収益性の高い事業に特化することや不動産の売却などで合理化を図る一方、金融機関に返済猶予などを求め、550億円の債務超過の解消を目指していました。
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岡山駅西口の複合ビル着工
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JR岡山駅西口のにぎわい創出の核として期待されます。商業施設やホテルが入る複合ビルが2日、着工しました。複合ビルはJR岡山駅西口の約2700平方メートルの敷地に建設されます。2日朝、JRや工事の関係者ら約40人が出席して地鎮祭が開かれ、工事の安全を祈りました。複合ビルは鉄骨14階建てで、2階から4階にはファッションを中心にした商業施設、5階から14階には、JRグループのビジネスホテルが入ります。開発するJRのグループ企業、山陽SC開発では、既存の商業施設と合わせ、駅全体の魅力を高めたいとしています。ビルは来年春開業の予定です。
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雇用のミスマッチ浮き彫り 春の就職面接会
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大学生の就職内定率が過去最低となるなど厳しい雇用情勢が続く中まだ内定を取っていない大学4年生向けに中小企業を中心とした就職面接会が高松市で開かれました。この就職面接会は香川労働局などが企画したもので中小企業を中心に県内の104社が参加しました。県内の大学生の去年12月末時点の就職内定率は58%で依然として厳しい状況が続いています。しかし今回の参加企業は合わせて約500人の求人があり、知名度の高い企業を求める学生側との雇用のミスマッチが浮き彫りとなっています。
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鳥インフル警戒 動物園で野鳥の巣を除去
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全国で鳥インフルエンザの感染が相次ぐ中、岡山市の池田動物園で2日、野鳥の巣の除去作業が行われました。池田動物園の園内にはアオサギなどたくさんの野鳥が巣を作っています。午前10時、業者がクレーンを使ってマツの木から野生のアオサギの巣を除去していきました。全国で野鳥が鳥インフルエンザに感染するケースが相次いでいることから動物園では感染防止のため野鳥が卵を産む前のこの時期に合わせて鳥の巣の除去に乗り出しました。除去した鳥の巣は業者が処分するということです。池田動物園では今後も感染防止のための消毒を徹底することにしています。
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香川県の公立高校で自己推進入試
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香川県内の32の公立高校で2日、自己推薦入試が行われました。このうち高松市の高松高校では受験者247人が受験上の注意を聞いた後、それぞれの教室に分かれて5教科の総合問題による検査と面接を受けました。今年は32の公立高校で1174人の定員枠に対して4339人が受験し、平均競争倍率は去年より0.2ポイント高い3.7倍となっています。おととしから全ての公立高校で自己推薦入試が行われるようになってから2番目に高い倍率となりました。合格者の発表は今月8日です。
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