いつも笑っていて いつも喜んでいて いつもはしゃいでいて いつも一生懸命。 そしてなによりもお友達が大事。 そう考えて出来たキャラが神楽坂優奈です。 ユナにいつもそうであって欲しいがために、92年の「銀河お嬢様伝説ユナ」、95年の「銀河お嬢様伝説ユナ2〜永遠のプリンセス」、同年の「哀しみのセイレーン」96年の「深闇のフェアリィ」と、ゲーム、ビデオアニメとシリーズを製作してきたところ、なんとユナのお友達のは35人にもなってしまいました(ストーリーに絡まないお友達を含めるともっといるかと思います)。 なにしろ、出会うキャラ全部を、友達にしていっちゃうんですから。 普通は、新シリーズを作るごとに、ある程度のキャラは整理していくものなんですがユナが嫌がるために、いつもそれが出来ません(笑)。そのため、最新作である「ユナ3〜ライトニングエンジェル」では、またさらにお友達が増え、総数は50人にもなってしまいました。この先まだまだ増やしていくつもりなんでしょうか、ユナは。 『自分よりも他人を思いやる。』 文字で書くと一見簡単そうな事ですが、現実にはなかなかそうはいきません。 自分でもうまく言い表せませんが、他人を思いやる、ということは、単に自己犠牲の精神があれば良いわけではないからです。 その、うまく言い表せない部分を、ユナという女の子を通じてシリーズで表現してきたつもりです。 今回のプレイステーション版は、お話やシステムは「ライトニングエンジェル」の移植ですが、単なる移植ではなく、さらに楽しめるよう様々に手を加えました。 これは「改良」ではなく、今まで応援してくれたファンの方々に対する感謝の気持ち、そして、もしかしたら初めて手にする方へ、よりよく「ユナ」を知ってもらえるようにとの製作スタッフの熱意の現れでもあります。 これからも「銀河お嬢様伝説ユナ」と神楽坂優奈をよろしくお願いします。 |
1998年3月 |