東北新幹線:悪天候で一時運転見合わせ 全線開通日に多難

2010年12月4日 13時15分 更新:12月4日 13時29分

 4日に全線開通した東北新幹線は始発が連結トラブル、その後は悪天候に見舞われ、同日昼過ぎに東京-盛岡間で一時運転を見合わせたが、同日午後1時11分に運転を再開した。

 新青森発東京行きの上り一番列車「はやて12号」は、盛岡駅で秋田からの「こまち12号」と連結する直前、「こまち12号」が動かなくなるトラブルが発生した。車両の不具合とみられ、定刻の午前7時半を13分遅れて出発した。

 後続の上り列車に影響はなかったが、午前11時15分ごろには、郡山-福島間にある第5阿武隈川橋梁(きょうりょう)(福島県本宮市)の風速計が規制値の秒速30メートルを超えたため、付近を走行中の東京発盛岡行きの「やまびこ55号」が緊急停止。同日正午過ぎから東北、山形、秋田新幹線で運転を見合わせた。

 JR東日本によると、上下線2本が運休、「やまびこ55号」が最大1時間31分遅れるなど22本が遅れ、約1万7000人に影響した。

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