奈良同級生殺害:19歳の少年は控訴せず 刑が確定へ

2010年12月3日 20時7分

 奈良県桜井市の近鉄桜井駅で昨年7月、私立高校3年の浜田知哉さん(当時18歳)を刺殺したとして殺人罪などに問われ、奈良地裁(橋本一裁判長)の裁判員裁判で求刑通り懲役5年以上10年以下の不定期刑を言い渡された元同級生の少年(19)側は3日、控訴しない方針を決めた。弁護人の井上直治弁護士は「本人が受け入れると言っている」と話した。検察側も控訴しない方針で、判決が確定する見通しとなった。

 判決によると、少年は昨年7月4日午前8時ごろ、同駅ホームで浜田さんを包丁(刃渡り約16センチ)で数回刺し、失血死させた。

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