ドメインの他社への移転解約で・・・
ドメインの他社への移転解約で、最近、というか前からというか、時々起こる問題がありますね?。
今日はそんな話。
ドメインをたくさん扱っていると、
ドメインの新規取得
ドメインの新規移行
ドメインの解約他社移行
ドメインの消滅
などが普通に頻繁に行われます。
ホスティングリセラーでも日々ドメインが行きかっております。
この中で今日は
「ドメインの解約他社移行」
のときに起こる問題についてお話してみたいと思います。
通常ドメインの移行というのは
ドメインの他社からの移行(お引越し)海外ドメイン編
ドメインの他社からの移行(お引越し)国内ドメイン編
ドメインの他社からの移行(お引越し)物理編(1)
ドメインの他社からの移行(お引越し)物理編(2)
ドメインの他社からの移行(お引越し)物理編(3)
などを読んでもらえれば、結構大変そうだなぁ・・・ということは分かると思います。
が、ドメインを扱うプロであればまぁ常識ということになるわけですが・・・。
1)レジストラの移動を行い
2)新サーバーの準備を行い
3)RootDNSを切り替える
とものすごくはしょって書けばこんな感じ。
ここで、もし2)を飛ばしちゃったらどうなると思いますか?
サーバーの準備が出来ていないのにRootDNSを切り替えて、そして、IPアドレスが変わってしまう。
そう!
1)メールはができなくなる
2)Webページが見れなくなる
というは分かりますよね?そうするとこのドメインを利用している人たちは皆困ってしまいます。
実はホスティングリセラーのサービスから他社にドメインが移行されるケースの中に、移行先のドメイン(サーバー)取扱業者さんにIPを変えたら何が起こるか想像ができず、IPアドレスを変えてしまい、トラブルを起こすというケースがかなりたくさんあります。
意外と大手でも・・・。
担当者レベルの問題があるのだとは思うのですが、移行に伴ういろいろなTIPSを持っていなくて、結構やきもきすることがあるんですね。
移行先でサーバーの準備もせずにIPが変わって、トラブルが発生して、ホスティングリセラー側にクレームをつけてくる業者まであるんですよ・・・(汗)
ここまでくると、ホントに怖いです。
また、先ほどの3つのうちの1番目・・・
1)レジストラの移動を行い
の部分すら分かっていないケースもあったりします。
レジストラの移行をしないでIPだけ向けて欲しい・・・
なんていう要望が上がってきたりもするわけです。
これは何を意味するかというと、
・ドメインの維持費管理はホスティングリセラーのまま
・サーバーの物理管理はその会社
という形になってしまい、完全な解約は出来ない状況になってしまいます。
などなど残念な場面に遭遇すると、とても悲しい気持ちになります。逆にものすごくスムーズなやり取りが行われると、とても気持ちがよいです!
やはり、ドメインを扱うプロであれば、それなりの知識を持ってお互い、業者間どうし、気持ちよく運用で来たらなぁ・・・ってすごく思います。
だって、ドメインが業者間で移行されあうのは通常業務ですもん。お互い共通の知識をもって仕事をしあえたらなぁ・・・。
という願いを込めて本日はここまで・・・。