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枝野官房長官:エネ庁前長官は「天下りでない」と見解

衆院予算委で挙手する枝野官房長官=国会内で2011年2月2日午前9時25分、小林努撮影
衆院予算委で挙手する枝野官房長官=国会内で2011年2月2日午前9時25分、小林努撮影

 枝野幸男官房長官は2日午前の記者会見で、石田徹・前経済産業省資源エネルギー庁長官が同庁所管の東京電力顧問に就任したことについて「天下り」にはあたらないとの見解を示した。政府は昨年6月に閣議決定した退職管理基本方針で省庁による再就職あっせんを禁止しているが、枝野氏は「再就職のあっせんはなく、退職管理基本方針に沿ったものだ」と述べた。

 石田氏は昨年8月に同庁長官を退任し、今年1月から現職。菅直人首相が1月28日の参院本会議で「天下りでない、と言い切ることはできない」と答弁し調査を指示。経産省が東電に確認したところ、昨年12月9日に東電の清水正孝社長が直接、石田氏に顧問就任を打診し、同15日に石田氏が受諾の返答をしたという。【影山哲也】

毎日新聞 2011年2月2日 19時19分(最終更新 2月2日 19時23分)

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