3月12日の九州新幹線鹿児島ルート(博多―鹿児島中央)全線開通を前に、山陽新幹線と直通運転される新型車両が試験運行を繰り返している。1日も、岩国市御庄の新岩国駅を時速約300キロで通過した。
N700系をベースにした青みがかった車両が、停車中のこだまの横を風を切って駆け抜けた。車体に「WESTJAPAN KYUSHU」(西日本 九州)の文字が浮かぶ。JR西日本広島支社によると、直通運転により、新大阪―鹿児島中央間は最速3時間45分で結ばれる。山口県内では徳山、新山口、新下関駅にも停車する。
【写真説明】新岩国駅で停車している100系こだま(右)の横を駆け抜ける山陽・九州新幹線直通の新型列車(撮影・山本誉)
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