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[スポーツ]ニュース
【サッカー】香川ら「0円移籍」止まらぬ理由 Jクラブ苦悩、海外クラブ丸儲け
2011.2.2 14:12
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欧州主要リーグの冬の移籍市場は日本代表DF長友佑都のインテルミラノへの電撃移籍で1月末に幕を閉じた。アジア・カップで優勝した日本代表の中心を担ったFW岡崎慎司ら北京五輪世代の海外挑戦が相次ぐ中、日本選手の「0円移籍」が話題となっており、欧州のクラブからは、タダで選手を獲得できる“おいしい”市場と見られている。選手の夢の実現のため海外移籍に寛容な姿勢を示していた国内クラブも、見返りなしの移籍が続けば経営悪化を招き、Jリーグ自体が空洞化する懸念も浮上している。(サッカー取材班)
W杯、香川が火付け役
昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で日本は16強入り。W杯後には格安な移籍金(育成補償金含む)でドルトムントに移った香川真司が活躍したことでオファーが増え、北京五輪世代を中心に海外移籍に拍車がかかった。今冬には、昨季はレンタル先のC大阪でプレーしたが保有権はG大阪が持っていた元日本代表MF家長昭博がマジョルカ(スペイン)に移ったのをはじめ、日本代表DF槙野智章が広島からケルン(ドイツ)、元日本代表DF安田理大がG大阪からフィテッセ(オランダ)に、いずれも「0円移籍」した。
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