NHK福岡のニュース　福岡放送局

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宅配便の覚醒剤７００ｇ押収

福岡市のマンションで、末端の密売価格で２７００万円相当の覚醒剤などを販売する目的で隠し持っていたとして、元暴力団員の男が逮捕・起訴され、九州厚生局麻薬取締部は、その後の調べで新たに６２００万円相当の覚醒剤を押収しました。
起訴されているのは、指定暴力団・道仁会系の元暴力団員、吉富博和被告（４１）です。
吉富被告は去年９月、福岡市博多区のマンションなどで、覚醒剤約２３０グラムのほか、乾燥大麻や合成麻薬など、末端の密売価格にしてあわせて２７００万円相当を販売する目的で隠し持っていたとして、九州厚生局麻薬取締部小倉分室に逮捕され、その後、起訴されました。
麻薬取締部が更に捜査を進め、関係先などを捜索したところ、吉富被告にあてた宅配便の荷物の中から、覚醒剤約７００グラム、密売価格で６２００万円相当が新たに見つかり押収したということです。麻薬取締部によりますと、吉富被告は起訴された内容は認めていますが、新たに見つかった覚醒剤については「知らない」と供述しているということです。
麻薬取締部は、覚醒剤の入手ルートなどについて引き続き捜査を進めています。

02月02日　12時21分

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