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2011年2月1日(火) 19:30 |
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殺傷放火事件、男が起訴内容認める
去年2月、倉敷市で義理の姉と甥2人を刃物で殺傷した上、住宅に火をつけたとして、殺人と現住建造物等放火などの罪に問われている男の裁判員裁判です。 男は初公判で起訴内容を認めました。
起訴状によりますと、倉敷市の鉄筋工・大崎新市被告(44歳)は、去年2月、倉敷市の住宅で兄の妻を包丁で殺害し、甥の2人にも傷を負わせた上、家に火をつけたとして殺人と傷害、現住建造物等放火の罪に問われています。 1日開かれた裁判員裁判の初公判で、大崎被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 また冒頭陳述で検察側は、死亡した兄の妻には背中や頭などに合計15ヵ所の刺し傷や切り傷があったことなどを説明し、結果は重大であり、地域社会に与えた影響も大きいと述べました。 一方弁護側は、犯行は衝動的なもので、動機には同情すべき点もあるとし、情状酌量について訴えていく姿勢を示しました。
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