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【芸能・社会】

勘三郎 5月まで休養 「体調の回復万全でない」

2011年2月2日 紙面から

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 過労による体調不良のため休養中の歌舞伎俳優中村勘三郎(55)が、回復が万全でないとして、5月ごろまでさらに休養を続け、舞台出演を見合わせることが1日、分かった。松竹がマスコミ各社にファクスで発表した。

 勘三郎は、東京・新橋演舞場の2月公演を休演しているが、休養が長引くことにより、福岡・博多座公演(3月2−26日)も休演する。博多座公演は配役を変更して行われる。

 また、3月30日に鹿児島県三島村の硫黄島で上演予定だった「三島村歌舞伎『俊寛』」と、4月2日に鹿児島市民文化ホールで上演予定だった「鹿児島大歌舞伎」はいずれも延期することになった。

 関係者によると、6月に東京・渋谷のシアターコクーンで毎年恒例の歌舞伎公演が予定されており、5月は公演予定はないため、休演期間のめどを「5月ごろまで」としたとみられる。また勘三郎の体調不良については「重病ではない」としている。

 勘三郎はファクスで「九州新幹線の全線開通を記念した博多座さんの三月大歌舞伎に出演させて頂くことは、ずっとずっと前からの念願でございましたので、新春から治療に専念してまいりましたが、まだ過度の疲労の蓄積からの体調の回復が万全でなく、医師からは、もうしばらくの間は、休養が必要であるとの診断を受けました。本当に、申し訳なく存じております」とコメント。

 さらに「新幹線の開通というおめでたいときに御声をかけて頂きながら、このように休演することとなってしまい、心からおわびを申しあげます。本当に、ごめんなさい」と謝罪の言葉を連ねている。一方で、「元気になりましたら、必ずまた博多座の舞台でお目にかかりますので、どうかお許しください」「元気になった勘三郎を待っていてください」と復帰への意欲もつづっている。

 

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