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【格闘技】

内山 次期防衛戦は7月 右手甲は軽傷

2011年2月2日 紙面から

右手甲負傷も軽傷と判明した内山高志(左)。右は下田昭文

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 3度目の防衛に成功したWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(31)=ワタナベ=が一夜明けた1日、東京都内の病院で負傷した右手甲のCT検査を受け、右手手根骨、中手骨脱臼と診断され、脱臼部分を元に戻す整復手術を受けた。1カ月後に練習を再開できる見込みだが、内山陣営は内山の心身の勤続疲労を考慮。次期防衛戦は7月ごろになる見込みだ。

 内山が右手を痛めたのは、2回。三浦の頭部にパンチを放った際、1回から違和感を感じていた右手甲に激痛が走り、以来、右拳を握れない状態となり、左手1本で戦った。会見には、グローブのように腫れ上がった右手を包帯と添え木で固定した状態で現れた。

 しかし、会見後の精密検査で骨折を免れたことが判明し、内山陣営は一安心。「医師は1カ月ぐらいでサンドバッグをたたけるようになるとのことだった」とワタナベジムの渡辺均会長。一方で、昨年、年3度の世界戦を組んだことを反省。「昨年はジムから初めて世界王者が出て、有頂天になった。年3度の世界戦で内山は心身ともに疲れていたようだ。次の防衛戦まで6カ月は空けたい」と年2回ペースに軌道修正することを明言した。

 内山は「次は名前のある選手とやりたい。チャンスがあれば、海外でやりたい」と海外でのビッグマッチに前向き。次期防衛戦は7月で海外の可能性も出てきた。 (竹下陽二)

 

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