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店主の趣味の部屋 へようこそ

ここでは、店主のシステム紹介と日頃思ったことを日記風にときどき書き込んでいこうと思います。

お客さんからも書き込みができるように掲示板のようなページを作りたいのだけれど、今使っているホームページソフトでは作成できないのでそのうち実現させたいと思います。

まずは店主の個人使用機器の紹介(ときどき更新します)

メイン

Pre Amp :Marantz パッシブプリ

Power Amp: Red Rose Music Moldel 150
                 Flying Mole

CD Player: Transport: TEAC VRDS-25

DAC: Mark Levinson No35L

Speaker: B&W S800 Tigers Eye

Turn Table: LINN LP12 + Audio Craft S3300Silver

Cartridge: Sure V15 Type V , etc

Etc: MGFインシュレーター、TAOCRASCオーディオボード
   K's Lab チタンインシュレーター

サブ

Pre: Mark Levinson ML-12, No26MC(売却)
      
   某メーカー試作品 デジタルプリ
       Mark Levinson No38SL

Power: Mark Levinson No 344

CD Transport:  Mark Levinson No37

DAC: Wadia 27ix ver3
        Eau Rouge ER-DAC
   

Etc: Cardas Phono Box, MGFインシュレーター, K's Lab チタンインシュレーター

Speaker:  Wilson Benesh ARC(売却), Dynaudio C4(売却)

      Krell Resoluiton1(売却),

              Vivid Audio K1(現在はこれ)

Headphone: Sennheiser HD600 + Cardas headphone Cable

Headphone Amp: Valve X (? 管球式、確かな名前忘却)

 

SP Cables

Cardas Golden Reference
Stealth Super Fine Ribbon
Eau Rouge SPワイヤ自作
Kimber 4TC改造

Interconect

Cardas Golden Reference

Cardas Neutral Reference

BoB Reference RCA

Transparent Reference

Nordost Valhalla RCA

Stealth Meta Carbon

開発途上のオリジナルケーブルいっぱい

AC Power Cable

BoB Reference Power

Cardas Golden Reference Power Cord

Cardas Golden Power

Wireworld Silver Electra5 Power

S/A Lab Hiendhorse3.5自作(DVDプレーヤ用)

NBS Omega

NBS Blacklabel

JPS Wall-IN-Power(売却)

Stealth Dream(売却)

Eau Rouge ACケーブル自作

武藤製作所 Augline Reference AC

Digital

Cardas Neutral Reference Digital

Cardas Lightning 15 BNC

武藤製作所 パイプシールドDigital RCA

PAD Venustas Digital

PAD Master III

NBS Black Label

電源タップ

BoB Power Tap Ver2 4口

BoB Power Tap Ver2 2口

壁コン

Silver Reference SPP-1

Wattagate 381

ラック

SAP Relaxa 磁気浮上型ラック(売却)

自作オール透明アクリルラック

その他

EAU Rouge カーボンコンセントプレート

EAU Rougeカーボンコンセントカバー

K's Lab RCA Protect Cap

K's Lab BNC Protect Cap

K's Lab チタンコンセントカバー

SFC ブラシ(静電気、ホコリ取り用ハケ)

静電気除去装置(自作)

 

最近のスピーカー履歴 (今となってはかなり以前の話となります)

JBL4430 , 4344, Martin Logan LS63, Sonus Faber Minima Amator

などを使ってきたが、S800ARCにたどり着く。

今までとは全く異なる鳴り方で驚く。

S800は響き豊で異次元の音である。今までのSPはスタジオでの音でS800はコンサートホールで聴いているかのような錯覚を覚える。こいつを鳴らし込むにはバイアンプ駆動してやらないといけないだろうと思っている。がしかし、当分予定はない。というのは、多忙で自宅で音楽を聴く時間がほとんどないのである。少なくともこの数ヶ月間はメインシステムで音楽を聴いていない。朝11時頃〜深夜2時ごろまでほぼ年中無休で仕事をしているため、音を聴くのは事務所に置いてあるサブシステムである。

サブのARCもまたすばらしく、小型なのに何の不満もない。音場広く、低音も出る出る!

 

お勧めの機器

サブシステム用にまた、S800のバイアンプ駆動用に何か適当なパワーアンプはないかと探していた。
タイミングよく、宇都宮市のハイエンドオーディオショップ・ドルフィンの奈良岡氏から
Red Rose Music Model150を勧められたんです。「笑ってしまうほど音がいい!」とのこと。私の好きなMark Levinson氏のRed Rose Musicであるから悪いはずもなかろうと、半信半疑で購入。ぶったまげた!少々オーバーかもしれないが、 奈良岡氏のいうとおり、1桁値段がまちがっているんじゃないの?という音である。モノラルペアで定価36万円である。ブラインドテストをされると200万ですか?と答えるかもしれない。Model 150のおかげで低音不足で悩んでいたARCが怒濤のような低音を出してくれるようになった。

出力40Wであるが、大容量トランスを積んでいることもあり、出力不足の心配は微塵もない。少なくともふつうの家庭での使用なら割れんばかりの大音量が楽しめるはずでだ。このModel150はアメリカ版と日本版では 仕様が異なるそうだ。日本版は端子や配線などを日本の代理店や販売店の要望に応じて改良してあるとのこと。

  ある日、武藤製作所の武藤社長から電話がかかってきた。チャンネルアイランド(CI Audio)のDACすごいよ〜!一桁値段がちがう音がする!・・・・またもやである。しかし、これも 奈良岡氏にすすめられて買ったとのこと。Model150の1桁ちがう音を体験しているので、まんざら誇張ではあるまいと、興味津々で話を聞く。Chordの44万のDACよりいいというのだ!たかだか定価69800円のDACがである!強化電源も買っても新品で10万以下で買えるなんて!武藤社長は本体と強化電源をつなぐケーブルをオーグラインに交換したそうだ。さらに良い音に変わったという。

たまらず翌日、奈良岡氏にメールして即購入。翌日宅急便で届く。サブのTEAC に接続。

やはり前情報どおりの1桁上の音だ。定価40万といわれても納得してしまうだろう。

しばしノーマルのまま使用し、エージングが進んできた頃にケーブルを交換する予定だ。内部のパーツも高品質のものに交換して遊んでやろうと思う。楽しみ楽しみ!

奈良岡氏の話によると、(これを公の場で漏らすと氏にしかられるかもしれないが)、Red Rose MusicClassicsというスピーカーがこれまたすごいらしい。実は当初このスピーカーを買うつもりであったのだが偶然にも中古でS800の出物があり、アメリカから輸入してしまったのである (200KgあるSPを輸入するにあっては苦労したが、この話はのちのち)。
Classicsは実際に音を聴いたことがないが、奈良岡氏の言うことに偽りがあったことがない。ほんとにすごいのだろう。なんでもB&W800から買い換えたお客さんもいるとか。

ここで紹介した機器をそろえて、ケーブルにお金をケチらなければまさに1千万級の音がわずかの金額で出てしまうかもしれない。

ケーブル

5/31, 2003

長年というほどでもないが、ずっと研究開発してきたオリジナルケーブルがそろそろ完成の域に達しつつある。金線、銀線、プラチナ線、シールド材、プラグ、様々なチューブ類を試作しては破棄の繰り返しであった。そしてやっと世界に方を並べて恥じることのないケーブルができたと思う。
あー、材料費に何百万捨てただろうか。(T_T)

今開発しているのは非常に高価な線材に妥協なしで様々な工夫をこらしたケーブルなのでかなり高価になってしまう。BoB電源タップ同様に妥協無くしてベストのものを作るつもりだ。

PSE法では電源ケーブルに銀線は認められていない。したがって、国内外すべてのハイエンド電源ケーブルは市場から姿を消した。売られているのは銅線しか使っていないケーブルだ。また、テフロン絶縁や複雑な構造のケーブルも例がないという理由で認可されないそうだ。つまり、日本で正規に 買える電源ケーブルはカスばかりとなってしまったのだ。悲しい限りの悪法である。もとはといえば、どこぞの大型店のオーディオから火災が発生したことが原因で法律を見直したらしい。まったく。閉店時にはブレーカーぐらい落とせよ、と 言いたい。

アンプ類はスイッチがないといけないらしい。だからマークレビンソンなど音質追求のためスイッチのないものはすべてモデルチェンジしなければならない。

話はSPにもどるが、ARC は不満がない、と書いたが、音楽を聴く上で不満はない。カーボンのボディが効いているのかハイスピード!音場は大きく広がり小型SPの域を超えている。もちろん小型故に低音には 限界がある。 ただ私の場合、時間的にケーブルの試聴をするのは事務所であるために、小型ブックシェルのARCではハイエンドSPでしか聴けない微妙な音の出方が判断しづらい。かといって場所の関係でS800のような大型SPは置くことができない。
そこで、Dynaudio C4を検討中なのだ。ほんとは大きさからいってC2がベストなのだが、私はケチなので、いや節約家なので新品で買うつもりはない。ちょうど中古でC2が出ていたが、タッチの差で売約済みとなってしまった。しかたなく高価なC4となりそうだ。幅25cmは非常に良いのだが、奥行きが45cmもあり、たかさが175cmもある。買ったよいものの後ろの壁ピッタリに置くことになるのでC4の実力を出せずに手放すことになるかもしれない。SPの後ろも前も距離を取れないのに6ユニットだから不安いっぱいだ。

私は音はもちろんだが、その前にデザインに独創性、美しさがないとどんなに音が良くても却下なのだ。独創性の強いものほど好き嫌いが大きくなるもので、Dynaudio のデザインが好きな方は大好きだろうが嫌いな人も多々いるだろう。私は気に入った。
毎日目にするものならデザインの気に入るものでないと飽きるではないですか。音は出さずともボリュームを回してみたりして。。こんな経験あるでしょ。
あとOracleのトランスポート。以前から気になっているが、良いよね、あのデザイン。

最近Wadia 27ixを買った。とてつもなく透明な音で驚き!LevinsonがブラックコーヒーならWadiaは岩清水だ。 (LevinsonはNo35のことです。最新の360Sではありません)
加えてデジタルボリュームが付いているのでパワーアンプに直結すればプリアンプ不要。よって透明度はさらに増す。味がないといえばそれまでだが、慣れるとプリを通した音や、他のDACでは曇ってきこえてしまい元にもどれなくなっている。 CI AudioのDACは正確な75オームが取れているか動作確認に最適で、へたなデジタルケーブルは同期をはずしてくれるので選別に重宝している。

2004/6/9

Dynaudio C4を買うことに決めた。というよりもう買ってしまったのだ(中古です)。2週間ぐらいで届くと思う。

この高価なSPを買ったのは良い音が聴きたいわけではなく、オリジナルケーブル試聴のためなんです。
みんなに気に入ってもらえるケーブルを作るのは難しい。というより不可能であろう。
音の基準を定めることができないからだ。というのは、みんながみんな使っているアンプやSPなど機器が異なるわけだし、低音が良く出るシステムに低音が良く出るケーブルを使うと低音がかぶるといわれる。その逆もあるわけだ。クラシック好きの方、ジャズ好きの方いろいろだ。そしてまた音色の好みは千差万別人それぞれ。
一般的には癖がつよくていいとは言えない機器でも人によってはたまらなく好きな場合もあるのと同様にケーブルも万人が好むようなただレンジが広くて綺麗な音がするだけでは使いたいと思わないだろう。

今制作中のケーブルはハイエンド用だが、音の良さでランク付けするのではなく音の傾向の差で何種類か準備する予定。

2004/6/25

けっこうたくさんの方が読んでくれているようなのでがんばって書かねばと思います。たいしたことかいていないのに読んでくれてみなさんありがとう!!

とくにCIのDACとRED ROSE150について詳しく知りたい方が多いようなので近々追加しますね。

数日前Dynaudio C-4が届いた。巨大な木箱にビックリ!輸送用の特別の箱ではなく、オリジナルボックスなのです。型番とシリアル番号が印刷されています。感心感心!B&Wも見習って欲しい ものだ。木箱入りの状態で1本140kg。一人で作業できるギリギリ限界でしょう。深夜何とか引っ張り出してセッティング完了。

幅25cm。なのに何だこの強烈な低音は!不思議な感じがする。ちなみにパワーはRed Rose150です。
ユニットの位置が高いので私の場合はSPの前に長机があるのでピッタリなのです。ですが、やはりこのSPはもっと広い部屋で左右と背面の距離をしっかりとってやらないと本来の音は出せないでしょう。部屋はどうしようもないがどうにかしたい 、と無い物ねだりの心がうずく。

さて、音はというと、低音だけでない。定位がするどくビシと決まる。ユニットの特性をきっちりと合わせてあるDynaudioだからだろう。高い方はやや細身。S800ほどの響きはない。S800が小コンサートホールで聴いているかの音だとすればC-4はピアノバーでピアノのすぐ近くに座って聴いているかのよう。音量を上げて目を閉じればダイアナクラールがすぐそこで弾き語りをしてるかのような錯覚を覚える。このリアルさはたまらないです!

外見は大きな柱2本という感じです。2本の天板に板をわたして本棚にしたら?と本気か冗談か女房が言う。このSPのほんとの値段は教えていないのです。
とにかく日々魅力の虜になっています。

そうそう、CDサウンドアップグレーダーの取り扱いを始めました。とりあえず使ってみたのですが同じCDが2枚ないので今ひとつ効果がわからない。できるだけ早く比較レポートを書きますね。お客さんの話では良い音に変わるそうです。

2004/7/01

S800とC-4を安易に比較してしまったが、まずかったと思っています。使っている部屋もアンプ等そのたの機器も全くちがうのだから比較はできない。上の書き込みは忘れてください。S800の響きが豊かなの部屋がライブであることの影響が大きいです。
でも低音はC4の方が楽に出る。かなり出ます。S800はセッティングを煮詰めて周辺機器をあれこれ努力してやらないと重低音を引き出せそうにない。苦労しそうです。
とはいっても低音に関してあまり努力する気はないんです。私はそんなに低音重視派ではないので。S800はSPから音が出ていることを感じさせず、SPの間の奥深く高いところに音像が展開する。サックスや弦楽器のリアルさは見事!
加えてタイガーアイの木目の美しさは重要です。外見の仕上げで価格の安いN800という手もあるのですが、ここまで来たらタイガーアイかレッドバーズアイでしょう。部屋に置いたときにオーラが漂うかの美しさのために機械を置いているという違和感がなく、大きいSPなんだけど大きさを感じないんです。朝日に照らされたタイガーアイの美しいこと。音を出さなくても見るだけで満足です。

さて、RED ROSE Model 150ですが、在庫が少なくなっています。ドルフィンオーディオさんが在庫を持っているそうなので検討されている方はお急ぎください。定価は今年から値上がりしているそうです。

みなさん、久米小百合さんをご存じでしょうか?そう。異邦人を歌っていた久保田早紀さんです。最近の歌声が聴きたくてときどき探していたのですが引退後はアルバムを出していない様子。結婚して名前が変わっていたなんて先日知りました。ところが最近アルバムを1枚出しているんですね。タワーレコードの通販で早速2枚買いました。そう、サウンドインプルーバーで比較する 予定です。 異邦人・・・予備校時代の思い出がつまった曲。ポルトガル録音盤のサウダーデで聴く異邦人は目頭が熱くなります。興味のある方は http://www.gospeljapan.com/gospel/kume/

2004/7/02

当店で取り扱いのない機器ばかり紹介しているので、今日は当店の宣伝になりますが、、、当店の磁気浮遊型インシュレータMGFをご存じでしょうか。
他メーカーからも似たようなものが出ていますが、はっきり言ってMGFがずっと音が良いです。
アルミと真鍮での制振効果とネオジウムマグネットによる振動遮断の相乗効果をねらったインシュレータです。他のメーカーのものもそうですが、上下方向は浮上することができても横方向は必ず入れ物に触れしまいます。つまり振動は完全には遮断できないのです。入れ物からわずかに伝わる振動を押さえるためにアルミの入れ物と真鍮スパイクを組み合わせているのですよ。
まだあまり数は売れていませんが、買ったお客さんからはたいへんに好評なんです。
なかには他社の同型のものも持っているお客さんもいて、やはり断然MGFが良い、と褒めて頂いています。
ただし、欠点もあるんです。まず高さが高いのでラックの中では使用しずらい。金メッキ円錐形のスパイクのねじ切りの大きさが少し小さくてねじこむのに硬く、奥まで入らない。それからスパイクは機器側(上方)に使わないといけない、床側に使うと安定しない、など第1号機なので欠点があります。でも音は良いんです。私はスパイクは使っていません。使わなくてもそんなに音は変わらないので使い勝手を優先しています。
事務所で使っているラックはSAPの磁気浮上型のラックです。私は磁気浮上型が好きなんです。
以前T○○Cのラックを使っていましたが、リラクサに換えてまるで音が変わりました。
以前のラックでは棚板と機器の間に何かしらのインシュレータをかまさないとまともな音がでなかったのですが、磁気浮上型の良いところは、ポンと置いただけでかなりのレベルの音がでるんです。
リラクサラックはフレームが丈夫だったらなあと残念ではありますが、新型では改善されることを期待しています。あと背面のバーが邪魔で配線がしずらいのなんの。
重量級ラックは床の強度に大きく影響されるし、重ければ良い音が出るわけでは無い。これは自身を持って言えます。実際T○○Cのラックよりコピー用紙を山積みした箱の上に機器を置いていたほうが音がよかったのですから。
奈良岡氏も制振効果を期待するなら重量級はダメと言っています。重いラックやボードで音がよかった試しがないそうだ。カーボンファイバー製は軽くて制振効果抜群で良いそうですよ。
各社カーボン系のボードやラックは発売されているけどもカーボン以外の物質(?)の割合が大きく、音はたいしたことはない。最近出たオールージュのカーボンファイバーは純度が高く音が良いそうだ。あのラックはボードは高価なので実際に聴いたわけではないが、お客さんからの情報によると制振効果が抜群で中域が薄くならず音楽性を損なわない良い方向へ音が変化するそうです。

2004/9/22

例のCI(チャンネルアイランド)のDACですが、オールージュからアップグレード版が発売されています。当店でも取り扱っています。価格は298000円です。(本体+強化電源セット)
改良点は内部の回路はそのままに、主要パーツのほとんどを高品質のものに交換。フロントとリアのアルミパネルと足をオールージュ製のカーボンファイバー製に交換。本体と強化電源部をむすぶ貧弱なケーブルはオールージュ製のカーボンシールドを施した太いケーブルと端子に交換。
中低域の充実した良い意味でアナログチック(語弊があるかな)な聞き疲れしない音です。
定価70万クラスのDACといい勝負をしていると思います。
あ、当然私のはアップグレードしました。

2004/9/23

NBSのOmega電源ケーブルを使い出しました。Monitor 0では低域の押しだしはすばらしかったものの中高域がちょっとカンカンした音がして気になっていたのですが、Omegaではカンカンした音が消え、落ち着いた、そう銀線ぽいしっとりした音+強烈な低域と変化しています。
いやー、他のケーブルとは次元が違いますね。PAD Dominusも負けでしょう。
ちなみに、私のOmegaのIECプラグはSilver Referenceの銀メッキIECに交換しました。
高価なケーブルなのに2000円程度のプラグではかわいそう。ACプラグはHubbel製のものが使われていますが、こちらはNBSのラベルをはがさないと交換できないのでそのままにしています。

最近たまたま岩崎宏美のDear Friends IIというCDを買いました。IとIIがあるのですがたまたまIIを買っただけなのですが、、、
岩崎宏美は昔から好きなのですが、いつの頃からか低い声をだすときにうなるような声をだすようになり、これが嫌いで。。彼女は高い声が魅力なのに。ロマンスの頃のように高い方だけで一気に歌ってくれないかな(年齢的に無理か)と常々思っていました。
さて、このDear Friends IIではいやは低い声をぎりぎりのところで押さえて出していません。
バックもギターやバイオリンなどの数の少ないアクースティック系でオーディオとしてもいい音で仕上がっています。曲も他人の曲ばかり。なかなか良いよ!

2004/10/08

CDはお店に行くと欲しいのがなかなか見つけられないし、しょうもないCDを衝動買いしてしまうので、最近はTowerレコードの通販で雑誌で優秀録音版とかで載っているやつなどをまとめ買いしています。上の岩崎宏美のと一緒に買ったJOSS STONEの"The Soul Sessions"もなかなかによい。
1曲目の出だしでゾクッと鳥肌が立ってしまった。買って初めて聞くときはちょっと大きめの音で聞いてみてください。ボーカルがリアルですよ。残念なことにこのCDはコピーコントロールなのです。
別に違法コピーするわけではないのだが、CDプレーヤのサーボを酷使するのでよくないらしい。

事務所のSPをARCからC4に換えてから音楽がほんと楽しくなった。実にリアルなのだ。すぐ近くでライブで聴いているかのようなんです。

KrellのLAT2の中古をお客さんに売って、動作確認のために音を聴いてみた。8月のことですが。
スタンドが無くて長机の上にポンと置いて、SPの間隔も20cmほどしかとれない最悪の状態でしたが、出てきた音にはビックリ! セッティングがセッティングだけに高域が伸びているとか低域がどうのとか判断できませんでしたが、オーディオ的な良い音というより、惹きこまれる音楽を聴かせてくれる。おもわずうなってしまいました。高価なケーブルを持っている方はわかると思いますが、例えばラジカセ用のピンケーブルからドミナスやNBSのケーブルに換えたときの様な実在感のあるリアルな音、いや、音楽が奏でられるのです。気持ちがスーと曲に引きこまれ集中してしまいます。
いや、さすが、伊達に高価なSPではない。すばらしい!
でも小型SP(といっても実物はけっこう大きく重かった)だから重低音は出ませんよ。重低音が欲しい人はサブウーハーを追加するか、LAT1でしょ。(高すぎるヨー!)
欲しくてたまらないのだが、来年2月まで在庫がないそうです。欲しい方は連絡してください。
「特選中古」のページとほぼ同じ価格で新品を予約します。
USAクレル本社の話だと12〜18ヶ月後にニューモデルになるそうです。が、価格もかなりアップするようなので、現バージョンを買った方が得だとおもいます。LAT2の新モデルの価格はまだ不明ですが、LAT1は200万ぐらいアップするそうです。 なら、現モデル買って200万でアンプ買うか、CDを1000枚買いますよね。
なお、クレルなら日本に入荷のものでもなんでも取りよせ可能です。

2005/01/16

年が明けてしまった。みなさん今年もよろしくおつき合いください。

さて、Krell LAT1,2の新型はLAT1000, LAT2000となりLAT1, 2と並行して販売されるようです。つまりモデルチェンジとしてではなく、別モデルとして出るようです。まだ正式の情報ではないですがLAT2は2000ドルほど高くなるようです!

私バランス入力のあるパワーアンプが必要となったので、Krell 300CXを買おうかと思っています。御希望の方はいっしょに取りよせますのでお安くいたします。

共同購入という形で、2月半ばぐらいまで受け付けます。為替相場で価格が変動しますので正式の価格は2月半ばに決定しますが、興味のある方は価格を問い合わせください。
ここでは価格を書けませんが、中古なみの価格です。
ks-lab@ks-lab.org へ「300CX共同購入希望」とメールください。300CX以外のモデルも受け付けます。その場合は希望機種をお知らせください。メールには連絡先の御住所、御氏名、電話番号を必ず書いてください。匿名の方にはお返事を出しませんのであしからず。
ただし、クレルは60hz専用なので50hz地区(関東)にお住まいの方は周波数を変更できるレギュレータが必要になります。当店では取り扱いがありませんが、CESなどで販売されています。

それから、MITとSiltechのケーブルも取り扱いを開始しました。御希望の方は価格を問い合わせください。 上級モデルほど割安となります。

NBSのケーブルについて。エージングにかなり時間がかかります。最低3ヶ月は辛抱してお使いください。徐々にレンジが広くなり、角が取れてきます。とくにインタコ、デジタルケーブルは時間がかかります。エージングが終わるのに1年かかると思ってください。

年末からアンプやケーブルを貸し出していて音を出せず、無音の生活になれてしまった。
しかもメインDACのWadia 27ixが故障してしまい、忙しくていまだに修理に送れないでいる。
しばらくはサブのチャンネルアイランド(バージョンアップ版)だ。

仕事をするときは音楽をBGM的に聴きながらするとストレスがずいぶん軽減されますね。

新製品予告です。
スピーカー端子に並列に接続するノイズフィルターを制作中です。良質の部品を贅沢に使い、音やせなど弊害がないものを作っています。まだ試作段階ですがお楽しみに。
ただし、これは趣味の範囲内で作りますから仕入れた部品の数だけの限定販売となります。

2005/1/20

Nordost社も取り扱いを始めました。最高峰バルハラを欲しい方連絡ください。初回発注のみとなりますが、かなり・・・です。

Krell LAT2の新たな情報が入りました。LAT2000は4000ドルアップ、LAT1000はLAT1より17500ドルもアップだそうです。LAT2用のSPスタンドはカーボンを使って素晴らしかったのですが中止となり詳細は不明ですがRESOLUTION3, LAT2, LAT2000共通の安いスタンドになりました。残念!!

 

2005/2/02

Wadia27ixを修理に出し、プリのNo26も売却してしまったのでメインのNo38SLを事務所に持ってきて使い始めました。

No26のように色濃さはなく、現代アンプらしいスッキリとした音でハイスピード。ゆえに音楽がゆっくり流れるように感じます。そして、以前は音がスピーカーに張り付いて聞こえていたのが、剥がれたように左右に広がりました。これは良い!

最近は取り扱いケーブルが高価なモノばかりになってしまったので、原点にもどり、安くてもかなりかなりの良い音が出るケーブルをお客さんに提供せねば!と反省しております。

近く、価格帯別にオススメのケーブルをまとめたページを作る予定です。

2005/6/12

オーディオと関係ないのですが、ちょっと感動した商品を紹介します。

TVショッピングで売っている線材革命じゃなかった洗剤革命という粉洗剤。酸素の力で汚れをはぎ取る、という能書きで、漂白剤ではないです。これがビックリするほど良く落ちるのです。

テーブルの上に裏写りした油性マジックまで取れてしまったのは驚きました。TVでやっていたようにコップにぬるま湯と洗剤革命を少量入れて、腕時計を入れてかき回すだけで真っ黒な汚れが出てくるわ出てくるわ!TVでやってたのは本当なんだ!と感激。そのほかにも床にこぼしたボンドの痕、だいぶ前にこぼしたコーヒーのシミ、数日ほったらかしてできたコップのコーヒーの輪、おもしろいように綺麗になるので掃除するところを探してうろうろする始末。しばらく楽しみました。

2006/3/31

ちょくちょくごらんになっている方も多いようで申し訳ないです。久しぶりに書きます。

最近のシステムで大きく変わったのはサブのスピーカーがKrellのResolution1になりました。日本には発売されていません。LAT1の廉価版です。アメリカ価格は14000ドル。
サブと言っても普段試聴に使っていて使用頻度で言えばメインなんですが。
アメリカ製だけあってアメリカンサウンドです。明るめの音で音がやや前に張り出し、良い意味モニター調。だが、無味乾燥のモニター系サウンドではない。音楽を楽しく聴かせてくれる。機器・ケーブルの音の違いも素直に出してくれて試聴用にも良い。C4のようにツイーターが高い位置にあるので当方の市長室にはぴったり。これはとてもお買い得でないの。気に入ってしまいました。Dynaudio C4は低域がやわらかく、クラシック向きか。今思うとどこか音楽が楽しくなかった。

プリはMark Levinson No38SLを使っていましたが、マランツのパッシブプリ(生産終了)を中古で購入。
ところがこれがすごく鮮度が良くて驚きました。しばらくはこれを使っていました。ダイレクト入力、ダイレクト出力端子があり、入出力は1系統だけになりますが鮮度がすごい!レビンソンとの価格差を考えるとどちらを買うかは言うまでもない。中をのぞいたら、うーん、うなってしまった。マランツさん本気で作っているぞ。贅沢なセイデンボリュームを左右独立で2本、シャーシーも銅製使い実にしっかりと剛性が高い。
すばらしい!配線材を交換したくなったが今は時間がないので後々の楽しみにとっておきます。
あまりに気に入ったので、サイドパネルの塗装がゴム系でべとべとしていて剥げかけていたのでマランツに依頼して交換してもらった。金はかかったがこんなに真剣に作ったマランツに敬意を表し、当店からオーディオ銘記賞特別賞を上げます。商品は何もないけどね。これがディスコンになったのは惜しい!

ほんの数日前、某メーカーの社長がデジタルプリを試作したので音を聴いてみてくれと送ってきました。
試作なので筐体は市販のものをつかってあり見栄えはぱっとしない。
だが、音を出した瞬間驚いた!!なんというSNのよさ!(残留のイズはあるのだが聴感上のSNがよい) 鮮度の良さ!音の深み!ハイエンドの音だ!
音質を劣化させないように入出力1系統のみ。レビンソンの最新プリやLinnのクライマックスで使われているデジタルボリュームを使用しているとのこと。1系統なのでセレクターを介さないぶん音が良いわけだ。ブラインドテストで150万と言われても素直に納得する音だ。(値段はそこらのプリメインぐらいよ)
市販することになったら、そのときに詳しいことを書きますね。今はまだエージングとともに音が変わっているので腰をすえての聞き比べはしていません。でも毎日CDが聴きたくてしょうがない気持ちにさせるプリなんです。

Stealth audioの電源ケーブルを試聴用に買いました。その太さには驚きます。ACプラグと同じ太さなんだから。音も良い!今まで聴いたメーカーケーブルではベストか。しばらくお客さんに貸したままになっていますが。

某海外メーカーが開発したエージングマシーンを手に入れました。予約してから1年以上かかりました。何度か仕様変更し手直しがあったようで、性能は文句なし。見た目も美しい。
超低域から超高域まで断続的に信号を流し、ケーブルの芯から表面までエージングをかけます。
これでシステムエンハンサーを何時間も連続でかけてアンプやDACが壊れる心配がなくなりました。
Stealth GS50-50を1週間ほどエージングしたところ、使い始めの音の硬さはすっかり取れとてもよくなりました。あ、この機械を使ったエージング処理サービスも始めました。詳しくは当店HPのメインページをご覧ください。

2006/07/13

韓国ドラマ「チャングムの誓い」をご存じでしょうか。このところすっかりはまっています。

昨今の中国、韓国、ましていわんや北朝鮮の日本に対する言動は腹立たしいものがありました。
中国、韓国の製品は見ない、買わないぞ!と思っていたときもあったのですが、たまたま女房が見ているときに隣座ってみたら、けっこうおもしろい。最初は昔の朝鮮王朝の宮廷の様子やお辞儀の仕方などに興味をひかれたのですが見るほどに内容がおもしろい。
そしてついにDVDを買って全54話すべて見てしまいました。王宮の料理人、宮女として修行を積み、策略にはまってぬひの身分に落ちながらも医女として復活、母、師匠の敵を討ち、大(偉大なる)の称号を送られ大長今(デジャングム)として王の専属医官となる話です。とにかく麻薬的におもしろく、とくに後半の話の展開はすさまじくて引き込まれます。1話終わると次の話を見たくなりついつい深夜まで見ることになります。
DVDは吹き替え版と日本語字幕の2種類売っています。前者は日本製でNHKで放送されているのと全く同じ、後者は韓国製でノーカート版です。絶対に日本語字幕でみること!韓国語がわからなくても役者の声、語調、感情の出し方など細かな演技は吹き替え版では消えてしまいます。
とにかくチャングムは 絶対におすすめですよ。我が人生においてこの物語に出会えたのは幸いである。とまで言いたいです。

そんな訳で、すっかりはまってしまった私は原語で理解したく韓国語の勉強を始めました。独学ですけどね。

オーディオの話です。

かなり気に入っていたKrellのResolution1でしたが後ろ髪を引かれる思いで手放すこととなりました。
かわりとなるのがVivid AudioのK1です。B&Wオリジナルノーチラスの設計者が作ったというスピーカですがまだ届いていないので音についての感想はそのうち書きますね。来週中には届くはずです。
買っておきながら今思うに、当店事務室におくにはもったいなさ過ぎる。SPの前に机やら荷物がたくさんおかれているなかでどんないいSPを置いても良い音できけるわけがない。K1もすぐに手放してそこそこの小型SPにしようかと思っているが、これといった欲しくなるようなSPがない。

 

2009/9/13

今度は当店のお客さんにも関係のある話です。

8月末、すべて透明アクリルでラックを作りました。とても美しく気に入っています。さて、機器入れ替えの際、Red Rose Model 150モノラルパワーアンプに使っているWireworld Silver Electra5の銀メッキ端子を清掃してやろうとBoB4電源タップから抜いたところ、油でべとべとしている。実はもう少し前に当店で同ケーブルを買ったお客さんからも同じ問い合わせがあって処置したばかりだったので原因はすぐにわかりました。そのときは私のSilver Electraは大丈夫だったのですが。

Wireworld社のACケーブルを使っている方にお知らせします。

Wireworld社の線材は導線に銀メッキをかけたものを使用しているため、ACプラグ内部の、線材を接続する穴のところに酸化防止のために粘度の高い油を少量塗布しています。粘度が高い油なのですぐにたれ落ちることはないのですが、長い間にはゆっくりと流れ出してくることがあります。
この油は導電性がないのでショートすることはありません。ACプラグの刃の付け根やプラグの付け根を手で触ってベトベトしていないか確かめてください。油が垂れていたら、アルコールや家庭用洗剤を含ませた布で拭き取ってください。気になる方は、ACプラグのネジをはずし、内部の油も拭き取ってください。
この油が垂れてプラグ内部の線材のホットとコールドをショートさせることは構造上あませんのでご安心ください。
ただ、ACプラグの刃側には垂れてきて壁コンセント内部を汚す恐れがあります。
万一壁コンセント内部まで油が進入した形跡がある場合は、安全性には問題がないと思いますが、清掃したいかたは、ブレーカーを必ず落とし、三角定規のような薄板にさらし布のような薄い布を巻き、Caig D5, D100またはアルコールを布に含ませてコンセントの穴に差し込みふき取ってください。アルコールが蒸発するまで1時間程度は安全のためブレーカーを入れないでください。

以上ですが、作業中の事故が発生しても当店は責任を負えませんので、万全の注意をはらって自己責任でおこなってください。

2006/09/17

Epiphanyの件は当店会員さんはほぼ見て頂いたようなので、また、現所有者をいたずらに不安にするばかりなので、9/18に削除します。
9/19削除しました。

2007/1/24

新しい年となりました。みなさん今年もよろしくおつき合いください。

Epiphanyの件はその後進展はありませんが、読んでいない方からときどき問い合わせが来るので、再度簡単に書きますが、「エレクトラグラインド社のケーブルは買ってはいけない!」 です。

さて、チタンスパイク受けの試作品ができてきましたが、表面の傷など仕上がりに不満があるため再度やり直しをしております。お待ちになっている会員様には申し訳ないですが、お届けできるのはまだまだ先になります。
外観はさておき、音質はと言うと、チタンスパイクにチタン受け皿を敷いて試聴しています。
ほんとの所、チタンスパイクで十分で受け皿は効果がうすいだろと思っていました。ところが、うれしいことに予想に反してチタン受け皿がないと聴く気にならないほどすばらしい音が出ています。定位がよりはっきりし、中域、高域は生々しさ、実在感が増しました。うっとりします。
チタン受け皿を試す少し前に、親しくしているお客さんから5cm角厚さ1cmのカーボン板を借りて試聴しました。正直,期待大でしたが、出てきた音はどうにも満足できるものではありませんでした。とても極端に言うと、ピアノの音が幼児用のおもちゃのピアノのように聞こえるのです。響きがなくなるのでしょうか。ただし、このカーボンはオールージュのような一流メーカーのものではありません。見た目は品質がよさそうなのですが、カーボン自体の品質が低いのかもしれません。借りたお客さんとは厚さが5ミリぐらいならちょうど良いかもしれないね、と意見が一致しました。(試したわけではありません) カーボン製品では最高品質をほこるオールージュ製でも試聴してみたいです。

話は変わって、最近使い始めたVivid AudioのK1の話をします。
オリジナルノーチラスの設計者が作っただけあって自宅に置いてあるB&W Signature800と音の出方が似ています。
音像が後方に広がり天井の高さ、広がり、申し分ないです。とても心地よくて満足しています。ウーハーが前2本後ろ2本、計4発ついているもののウーハーの径が小さいからかS800ほど重厚感がないように思います。聴いている部屋が違うのではっきりしたことは言えませんが。高域はS800と比べるとやや硬さが感じられますが、気になるほどではなく、音出しした初日だけで後は慣れてしまってわからなくなる程度です。
パワーアンプをグレードアップしたいけれども置き場所の問題と、体力の問題で重量級アンプは置けない。なので、Jeffの501をずっと前からねらっているのだけど、いっこうに円安状態のままなので買うにいたっていません。
軽量でよさそうなのは他にあるかなあ?Linnのクライマックスはどうなんだろう。今ひとつLinnの音は信頼していないのですが。コンパクト、軽量で良いのがあったら教えてくださいね。あ、ムントの子会社JOBはダメよ。以前使ったことがあって、音楽性の無い音で、聴く気にならない音でした。

それからSyunyataケーブルも取り扱い始めましたのでご入り用の方はお問い合わせください。

2007/01/30

オールアクリルラック試作品のお披露目です。棚板は20ミリ厚にしようと思ったが、コストの問題で15ミリ厚を採用。機器を乗せても反ることは全くなく、強度は十分。4本の柱と最下段の棚中央に合計5個の当店オリジナルチタンスパイクがネジ止めしてあります。柱はただの透明にしようと思ったのですが、白いラインが螺旋状に入っている透明の柱が以外に美しかったのでこれに決めました。
試作品といっても、製作にはかなりの時間と労力がかかったので正式は販売はしません。

 写真1はここをクリック 

 

【写真2】 機器を置いたところ。機器が宙に浮くかのように美しいです。オーディオはやはり音よりもデザインよ!
ケーブルを試聴するときに付けはずしがずいぶんラックになりました!

この後、最下段と下から2段目の間にCDを入れる引き出しを作りました。もちろんアクリルで。


さて、最近気づいたのですが、オークションでNBSの偽物が出ています。(100%偽物だという確証はないのですが、本物を持っている人は外観がおかしいことに気が付くはずです。) 某中古ショップでも偽物が出ているようです。
購入元がはっきりしない中古品には絶対手を出さないようにね。少なくとも当店会員さんはだまされて買っていないことを祈ります。

先日のことTVコマーシャルで久米小百合(久保田早紀)を見ました。ふつうの綺麗なおばさんになっていたのね。道ばたで出会っても気が付かないでしょう。でも声はやっぱり久保田早紀の声でした。イエス様今もう一度異邦人を聴かせてください。

 

2007/02/22

フライングモール社のパワーアンプを改造して楽しんでいます。興味のある方はメインページから「フライングモール改造」のページをご覧ください。

2007/4/5

メインのパワー・レビンソンNo344を事務室に下ろしてました。これでスピーカー以外は完全にサブとメインが入れ替わりました。
NBSブラックラベルデジタルケーブルを試聴し始めて約3ヶ月。使い始めの頃は高価わりにはたいしたことないなあ、という感じですが、やはりエージングには時間がかかりますね、NBSは。最近はものすごく良くなってきて、他のケーブルでは音楽を聴く気になれないほどです。言葉に表せないけど実体感がものすごい。

話は変わって、チャングムの後、「がんばれクムスン」全163話にずっぽりはまってしまって全話見てしまいました。
ケーブルTVの衛星劇場(有料)でやっているのですが、はじめの頃はときどき見ていたのですが、中盤を過ぎて強烈におもしろくなってきてDVDを買いました。中盤以降の話を知っていると前半の話もおもしろく、連日深夜まで見てしまい疲労困憊。そのせいではないですが、ちょっとした不注意で肋骨1本折りました。全治1ヶ月です。重いものがもてません。もどりますが、チャングムで韓国ドラマにはまってしまった方は是非是非「がんばれクムスン」を見てください。現代劇です。終盤の話はうれし涙涙で呼吸ができず死にそうになります。5月から再度放送が始まります。

2007/4/22

以前からずっと欲しかったプリアンプをとうとう手に入れてしまいました。高額なので自分には贅沢すぎるのですが。

このプリについてはまだ火がはいったばかりなので、1週間ほどしたら詳しく書きます。

このプリの購入代金の補填のためにいくつか機器を手放すことになりました。どれも非の打ち所のない、ということではないが、他では得難い魅力をもった機器なので手元に置いておきたいのですが泣く泣く処分します。

・Levinson No36SL・・・・替わりに鎮座した親分のプリに圧倒的なクオリティを見せつけられてしまい、愛着があったプリですが2台はいらない。

・Levinson No35L・・・・・古き良き時代のLevinsonの音を引き継いだ音で気に入っていた。最新のDACのようなクリアさはないが、ゴリッとした男らしい音はどこか魅力がある。DACはデジタルものだが最終的にはアナログ段が音を決めることがよくわかる。オーバーサンプリングだのクロックの精度などスペック上のクオリティは2の次だ。というかそれはどうでも良いと思う。昔の日本製品がやたらと「世界初!」をカタログで連発していたようなものだ。

・Red Rose Model 150・・・これはできれば手放したくない。これほど熱く、中域、低域を奏でてくれるアンプを他に聴いたことがない。大型SPでは少々線が太すぎるかもしれないが、小型、中型SPではこれは!という音を出してくれる。フューズを金メッキのオーディオ用のものに交換しており、より開放的に、艶やかになっている。
自宅のB&W S800では正直ダメだった。LevinsonのNo344にトータルクオリティの差を見せつけられた。ところがサブのシステムでは甲乙付けがたい。今はサブにNo344を持ってきたが透明感は優れている。だがModel 150の熱唱が恋しくもある。

・M社長手作りデジタルプリ・・・・デジタルプリというよりデジタルボリューム。パッシブプリのようなものだが、デジタルボリュームなので電源を必要とする。セレクタによる音質劣化をさけるために入力は1系統のみ。
PSEの認可申請をしていないのでHPやカタログには載っていない製品で、 噂を聴いて作ってくれと頼まれた方だけにPSE未認可を了解してもらった上で、個人的に作ってあげているそうだ。はっきりした価格は知らないが40万ぐらいだとか。 (私は日頃のよしみで材料費程度で作ってもらったが)
ボリュームはシャンパンゴールドの大型アルミの物に換えてルックスは良くなった。  鮮度を高めるためにRCA入力端子はCardasロジウムメッキのものに交換。内部配線材はもともとオーグラインが使われていたが、中域に太さと艶がある音が私の好みだったので、一部プラチナ入りオーグラインのリボン線に交換した。そして、M社長にアドバイスをいただき、コンデンサを1カ所ブラックゲートからOSコンに交換。しかし、OSコンは高域の鮮度が高いが現状少しきつすぎる。コンデンサはなじむまでにかなり時間がかかるのでもう少し様子を見てだめだったらブラックゲートにもどそうかと思っていたが。。。
音も良かったがあれこれいじって楽しかった。まだあれこれやって好みの音に近づけたかったが、新しいプリに座をゆずり、これで終わりとなってしまった。引き取ってくれる方にかわいがってもらおう。

・Flying Moleパワーアンプ・・・・改造録で詳しく書いたようにオリジナルよりは格段に音楽性のある音がでるようになった。そして楽しく手術させてもらって十分楽しましてもらった。今後動作チェックするとき以外に出番はないだろう。そんなわけで短いつき合いであったが他の方にかわいがってもらおう。

・Eau Rouge ER-DAC・・・・これもおもしろいDACだった。小さなボディからは想像できない音を発する。回路を単純化し、高品質のパーツを使った結果の音だ。ハイエンド機と比べると分解能で負けるが、暖かみのある肌触りのよい音は心地よく、聞き疲れすることなく音楽に没頭できる。最近気づいたが、ヘッドホンで聴いてみたら音の良さにビックリした。寮などでSPから音を出せない環境にいる方などは、デジタル出力のある適当なCDプレーヤーにこのDACとヘッドホンアンプの組み合わせで存分に音楽が楽しめると思う。
カーボンプレートも美しく、見た目もマッチする。羊の皮を着たオオカミ的なシステムを目指す方におすすめ。しかしながらこのDACはもう作ってないらしい。


2007/4/29

Mark Levinson No32Lを中古で手に入れることができました。以前からずっと欲しかったのですが所詮高嶺の花よと、ほんとに買う気はなかったのですが、ちょうど手頃な価格だったので悩んだ末貯金をはたいて買ってしまいました。

正直、音はそれほど期待はしていなかったのです。雑誌での記事を読んだ印象で低域がふくよかでピラミッド型の音調であろうと、その程度の予測でした。
ところが音出し一発ビックリしました。予想した音とは全く異なり、しばしスピーカーの前に釘付けになりました。

まさにコントロールアンプ、その名のとおりすべての機器が完全制圧され制御されてしまいました。
それはまるで3流オーケストラに小澤征爾がやって来て世界一流の音楽を聴かせているかのようです。
あるべき位置に楽器が定位し、出るべきタイミングで正確に音が出て、全体を1つにまとめてうっとりする音楽を奏でる。プリでこれほどまで変わるとは。。。。

このプリにリモコンは要らない。これほどの美人を遠隔操作してどうする。触れずに見ているだけか?スタンバイスイッチとボリュームしか触れるところがないのだから音量を変えるときはここぞとばかり歩み出て中指でそっとなでるように回す。とても細かなステップでチリチリとささやきながら音量が上がっていく。このときこそ至極の幸せ。
非常になめらかなグラディエーションで陰影がはっきりと現れ、立体的に配置し、空間のクリーンさ、防音処理された試聴室にいるかのような静寂感、ゾクッとするようなリアルさ・・・・
静寂の中からすごいスピードでスパッと音が出る。大きい音量でもないのにドキッとすることしばしば。今までの音が花火大会の光と音とすれば今の音は隣の家に雷が落ちたかのよう。ピカッと光った瞬間ドカーンだ。一瞬の遅れも許さないとMr.小澤が指示を出します。

生楽器は特に生々しくリアルそのもの。バイオリンやチェロを引く手の動きがよく見える、ピックアップがギターの弦に触れて離れる瞬間がよくわかる。スティックがシンバルにあたった瞬間の音がわかる。分解能がものすごいのだろう、演奏素人の私にもピアノの和音を構成する一音一音がわかる。まるで奏者が目の前にいるかのようで鳥肌がたつ。

高域にしっかり存在感をのこしながら、腰のある雄大な低域を放つ。パワーアンプでなくてプリでこれほど低域が変わるとは全くの想定外でした。いままであまり聴く気がしなかったクラシックががぜん楽しい。ヨーヨーマがこれほどうっとりさせてくれたのは初めてだ。何もかもが自然な音なんです。でもやはりMark Levinson、1本筋の入ったというか腰が入ったというか、レビンソン独特の音を持っています。そこがまたたまらない。
パワーアンプが役不足に感じています。
あ−清水から飛び降りて買って良かった。今までで一番の感動です。ラックからものすごいオーラを放っています。

気がついてみるとDAC以外レビンソンになっていました。なのでコミュニケーションケーブルを購入しシステムコンポのように32Lのスイッチ一つですべての機器をON,OFFできるように注文しました。もうすぐ届くはず。

2007/5/07

GWは女房の里で過ごしたが風邪が抜けきらずほとんど寝て過ごしてしまった。ずっと寝ていたので体力が落ちしてしまい奥歯も腫れてしまった。さんざんのGWでした。今もまだ体がだるくて何もする気がおきない。

2007/5/15

最近パソコンのモニターを液晶ワイド20インチに買い換えたのですが、妙に色合いが暗く、気になっていました。そこで標準でついていたケーブルをはずしてWireworldのChroma5-2 DVIケーブルに交換したところ見事に改善。黒がつぶれて夕方の風景だったWindowsの壁紙が昼間の風景に戻りました。デジカメ写真もくっきり鮮やかです。
DVIは効果あるのですね。よかったよかった。

2007/6/13

レビンソンのコミュニケーションケーブルを接続した。32LプリのスタンバイスイッチをONにするとパワーアンプが同時にONになる。腰をかがめなくてすむので楽だ。だが、37トランスポートは作動しない。
ケーブルを買う前にハーマンに電話して、DACはワディアでトラポだけ接続して大丈夫か?と聞いたらたぶん大丈夫だろう、という返事だった。動作しないのでハーマンに問い合わせると、実際に動作確認して確かめたところやはりダメだとさ。まあ、最初の返事が、たぶん・・・だろう、の推測の返事で私が注文したのだから返品だなどとはいわない。
ハーマンさんの修理はとても親切で信頼がおけます。

さて、TV通販でよくみかけるビリーズブートキャンプをとりよせて試してみました。今日で3日目なのですが、DISC1の途中のビリーバンドを使い始める前でやめています。体力が戻るまでここまでの運動を続けようと思います。
英語はわからなくてもOKです。映像をみながら体をうごかすだけ。はじめはわーん、つーー、すりーー、とゆっくり動作を示してくれます。じゃあ行くよ!とワンツースリー!ワンツースリー!と早くなります。
早くなると手の動作はついていけるのですが足の動作が遅れがちになります。頭では手足同時に動かすように指示が出ているのですが運動不足のため足腰の筋肉が弱っているようで、テンポについていけず無様でなさけないです。
まるで音の悪いSPやケーブルのように高域と低域の反応がずれているかのようです。
あのテンポについていけるようになったらビリーバンドを使って次のステップに進もうと思っているわけです。
とにかく、健康のための運動としてとてもよいです。いろんな筋肉を使って適度の疲労感が心地よい。
それと、1動作終わるとビリーが Good work!と褒めてくれて、バックでいっしょにやっている女性たちがイエーーイ!!と言いながら手を合わせ喜びます。大げさなと思いながら、それがまた楽しくて運動が苦になりません。

2007/9/10

先月SONYのNAC-HD1というハードディスクプレーヤーを買いました。映像用ではなくオーディオ専用機です。HDD250GBあり、CDを無圧縮で380枚入れることができます。定価は10万円ぐらい。

無圧縮なのでCDの音質を劣化させることなく録音できるのがいいところなのですが、この機械の最もすばらしいのはHDDにためた曲をランダムに再生することができるのです。なんだ、i-Podの親分か、と思われるかもしれませんが、さにあらず。
曲調をHD1が分析して24のお任せチャンネルに自動分類するのです。例えば1chは「おすすめCH」、2ch「ベーシックお気に入り」、3ch気まぐれ4ch新着、他はフィールハッピー、リラックススローライフ、リラックス レイニーディー、フィールハイ、カフェ、ノスタルジア、おはようタイム・・・などなど24分類されて時々の天候、気分に合わせてチャンネルを選択できます。特に1CHのおすすめCHは午前中はおすすめモーニング、お昼のおすすめ、夜のおすすめと時間帯に合わせて曲調を選曲してくれます。有線放送のようです。   

しばらく聴いていなかった曲、CD1枚通しでは聴く気分でないが1曲なら、というような曲がランダムに流れます。こんな曲初めて聞くよ、ということもしばしば。なかなか良いです。

その他の機能は、正面に液晶モニターがあり、曲名、アーチスト名が表示されます。インターネットにつなぎ曲名を自動取得、曲を買うこともできます。チューナー、ヘッドホン端子付き。

さて、私の場合は事務所のラックが満杯で置き場所がないので、少し離れた事務机のパソコンモニターの上部にプリンターラックに置いています。
3mほどのデジタルケーブルでWadia27xDACに接続し、ライン出力からHD1の隣に置いたヘッドホンアンプへRCAケーブルで接続しています。
内蔵のヘッドホン端子も利用できるのですが、外付けヘッドホンアンプが音は上です(使わないのももったいないから使っている感じもあります)。

肝心の音質ですが、常用のLevinson NO37と比較すると当然ながら力量の差を見せつけられますが、そこそこの音で音楽を楽しめます。
この機械は音を聴くモニター用に使うのではなく音楽を楽しむためのものです。仕事をしながら、本を読みながらのバックグランドミュージックとして最高の働きをしてくれます。液晶モニターに曲名、アーチスト名も出るので便利。自分が買ったCDでも曲名はほとんど知らないんです。

電源ケーブルのACの2本の刃のうち片側をよく見ると○○と2個の丸印が刻印されています。この印のある方がコールド側です。
そして、RCAケーブルでアンプと接続するのと、デジタルケーブルで外付けDACに接続するのとではどちらが音がよいか?
外付けDACの性能にもよるのですが、デジタル出力する方が音が良いです。デジタルケーブルは高価な物でなくてよい。
MITの切り売り同軸で方がRCA,片側BNCのケーブルを作りましたが、これとNBS Blacklabelデジタルケーブルと比較すると大きな差は感じられなかったです。(レビンソンNo37トランスポートで使う分には圧倒的な音のグレードが感じられます)

さてさて、そこそこの音質で楽しませてくれているHD1ですが、電源ケーブルが直出しです。やはりここが気になって仕方かがない。
というわけでACインレットプラグをつける改造を施しました。
気になる方も多いと思うので、改造過程は別のページで写真入りで紹介します。それで肝心の音の変化はというと、、

@純銀ブレードのACインレットに交換
IeGOの純銀インレットとオールージュのAC用リッツワイヤを使用。インレットは当店価格で7000円。ワイヤは1万/mのもの。
これで電源ケーブルを好みのものに換えることができ、音のチューニングができることになります。使うACケーブルによって音が異なるので結論だけ言うと、
すばらく変わりました!ボーカルに潤いが加わり、空気感が伝わります。高価な電源ケーブルにグレードアップしたときのまさにその変化です。

AヒューズをISOCLEANのものに交換
5×20の5Aヒューズです。価格は定価3500円ぐらい。交換後の音はボーカルの顔にスポットライトがあたったような感触。声に潤いが出ます。
中域、高域に変化が大きい。激変ではないですが、良い方向に音が変わったことは間違いないです。

Bインレットの基板とトランスの基板をつなぐコードを交換
Cardas社の配線用リッツ線を使用。若干硬さが加わり、輪郭がはっきりとなりました。芯のある音が加わり、完成度が一段と高くなった感じです。

@ABの改造で10万のCDが30万のCDに変わったかのようです。メインとしても十分に使える音です。ヘッドホン端子からの音も変わりました。もともとは細身で頭の上に抜けるようなヘッドホン独特の音だったのですが、重心が下がりボーカルも太くなり、今使っているヘッドホンアンプValve Xの音に近づきました。これならはっきり言って外付けヘッドホンアンプは不要です。

 

2008/11/23

うーむ。もうすぐ2009年がくるというのに今年はまだ1度も書いていなかったですね。

今は新作のRCAプラグ、電源ボックスを製作進行中です。RCAプラグはかなり時間がかかりました。試作を繰り返し、メッキの種類、厚さを吟味し、これでOKとなった段階でカバーとケーブルを固定する挿入口の小さなネジが長すぎる。これでは太いケーブルが入らない。
短いネジにしたいがサイズが小さく短い特殊ネジなので、特注となると最低10万本作らないといけない。1本の単価は安いですが、ほとんどは捨て同然になるので実質単価は非常に高くなってしまいます。1本のプラグに2本ネジが必要なので2000本必要になります。少量作ってくれるネジ会社を調べると1本100円ちょっとかかります。RCAプラグ4本セットでいうとネジ代だけで800円増となるわけで、これでは売れない。
そんわけでしばらく頓挫していましたが、やっと安く作ってくれるネジ会社がみつかり今製作中です。
BoBタップは音は最高なのですが値段が高いので手軽に買っていただける価格のタップを作っています。1か月程度で販売できるとおもいますが、PSE取得手続きにどれぐらい時間がかかるか不明なので何とも言えませんが。
他には純銀Yラグ、SD915Yラグの後継モデル、高品質RCA分岐アダプタ、XLRプラグも進行中です。

オリジナルケーブルの試聴をしていただき、レポート結果をお知らせしなければならないのですが、プラグ類の設計や試聴のため多忙でまだまったく書いていません。できるだけ早めにお知らせしますのでご容赦ください。オリジナルケーブル改良版の製作もできないままになっています。

2008/12/13

 もうすぐクリスマスということで、サラブライトマンの新CDを買いました。最近やたらとジョンレノンのイマジンが聴きたくてたまらなくて一緒にCDを買いました。
Beatlesはレコードは持っているけれどCDは1枚も持っていなかったのでした。ついでに以前から気になっていたBeatlesの新作CD,"LOVE"も。
メンバー外の人間がアレンジしたCDに拒否反応を感じながら、タワーレコードから届くやまっさきにLOVEを聴く。1曲目はBecause、まあ特に違和感なく普通。2曲目は「ジャーン!」から始まる。あのジャーン!だ。おっ!Hard Days Nightか!と思いきやドラムが続く。何だ?おおGet Backか?あれ?と思わせておいてまた別の曲に飛ぶのか?あ、やっぱりGet Backだ。何だ?いたずらか?!どう受け入れたらよいか違和感ととまどいの中Get Backに心酔していく。これ以外は特別大きなアレンジはなく、違和感の無いビートルズソング。もちろん歌っているのはオリジナルメンバーです。メドレーのように立て続けに曲が進んでいく。
今Beatlesのコンサートに行ったらこんな感じかもしれない、としっかり納得してしまう。Here Comes The Sunのギターのイントロが始まるとジーンと涙がこみ上げる。そしてどんどんとおなじみの曲がメドレーで続く。いつしか頭は真っ白になりビートルズに酔いしれる。
このCDはすごい。毎日何度も聞きたくなるCDですよ。このところ毎日ずっと繰り返し聴いています。
さてジョンのImaginは永遠の名曲だなあと改めて思う。ジョンのLove and Peaceが世界中に広まれば戦争は無くなるのに。CD ImaginのラストのOh! Yokoは個人的にはImaginに次ぐJohnの名作だと思う。これほどストレートに愛を表現した詩はすばらしい。
サラブライトマンの新CDにもジョンのハッピークリスマス(曲名が違うかも)が入っている。サラが歌うとこの曲の良さがさらに引き立つ。メリークリスマスでなく、メリーメリークリスマスなのだ。ジョンの愛が感じられる。
以前から気になっているけどサラブライトマンはTの発音をしっかりするのよね。クリスマスをクリストマスと綺麗に発音します。

 

2009/8/13 

アナログ復活

年に何度か無性にターンテーブルが懐かしくなる。2年ほど前だったかアナログを復活させようとLevinson No26フォノ付きプリの中古を買ってトライしたことがあった。そのときはどうしてもCD並みの音を得ることができず断念してLP12を飾り棚に戻してしまった。
 今回再挑戦です。私のプリLevinson No32にはフォノイコが付いていないのでLINNのLINTOというMC専用フォノイコを中古で買った。ホコリをかぶったLINN LP-12を飾り棚からもどして何とかセッティング。適当に選んだレコード盤を載せ針を落とす。出た音は、、アレーやっぱりダメか。高域が出ずかまぼこ状のラジカセのような音。録音状態が悪いかもとレコード盤を数枚換えてみたが音は変わらず。
半分あきらめ状態で、LP-12の水平バランスやアームのセッティングをやり直す。だが、ダメ。カートリッジをB&OからDENONに交換してみる。
あ!!鮮明な音が出た!アームはクラフトの3300 Silverでアームパイプ交換方式になっている。金属接点部分をCaig(ケイグ接点復活剤)でクリーニング。カートリッジもいったんはずしてリードチップ部分もクリーニング。なにせ24年ほど前からカートリッジは付けっぱなしだったためリードチップはけっこう汚れていた。
 クリーニングを終えて、芯圧も再チェックして音だし。いっそう鮮明な音になった。音の広がりも高さもCDに引けをとらない。盤によってはアナログの方が良いものもある。こうも良くなると新しいカートリッジが欲しくなる。その前にフォノケーブルを自作しよう。カルダスのフォノワイヤーとオーグラインで2種類ぐらい作ってみようと思います。
LP-12は大学を卒業し就職してはじめて自分のかせぎで買った思い出のあるプレーヤーです。秋葉原のダイナミックオーディオで買ったのを今も覚えています。私とともに年をとり、ところどころサビらしきものもできていますが今生き生きと若き日の音を再び奏でているLP-12は頼もしい限りです。うれしい! (結局B&0のカートリッジは経年劣化による故障のようです。)

 

2010/3/14

ずいぶんご無沙汰になりました。昨年末はFOXの罠にはまり、ジャックバウワーの「24」一気見 企画にはまって以来、24から抜け出せずにいます。あー楽しみ!

さて、オークションでは偽物らしき出品が目に付くようになりました。しかも、当店のまねをして本物保証などと書いてあるから始末におえません。

最近の偽物は実に精巧です。メーカー自体細かな仕様を公表なく変更したりするので、外観からだけでは判別しずらいです。以前は一目でわかるNBSの偽物をよく見かけましたが、ワイヤーワールドやAudioQuestの偽物は実に精巧です。

Wireworld Silverstarlight HDMIはVer6が発売され、旧バージョンはメーカー在庫がなくなり当店も数本の在庫を持つだけとなりました。偽物との判別方法をお知らせします。今まで言わなかったのは、言ってしまうと偽物メーカーが改良版を作りイタチごっこになってしまうため仕入れ先から口止めされていました。ですがVer6が発売開始となったのでもう言ってもよいころかと。

HDMI端子の片方に黒い印字で 09071104-8-17A-C といったようなシリアル番号が印刷されています。もちろん1本1本数字は異なります。このシリアル番号がないものは偽物です。ただし、初期ロットのものはシリアル番号があるかどうかはわかりません。後期のものは必ずあります。
インターコネクトなど他のケーブルは外観から判別できないのでばらして内部の配線を確認するしか手がありません。

オーディオクエストの偽物は最近実物を見ました。ある会員さんからメールが届き、オークションでColorado RCAを安く落札したそうです。絶対本物というので落札したそうですが、当店から購入したColoradoと比べると"audioquest"のe の文字が微妙に形がちがう点しかありませんでした。マランツが公表しているようなジャケットの編み方が甘いなどといったすぐわかるようないいかげんさは改良したようで、まったく区別がつきません。
その会員さんは不信に思い、プラグをはずし内部配線を確認しました。以下は会員さんからのメールからの抜粋です。

>>>  まず1枚目、上が御社扱いのコロラドで、下がブローカーから私が買った
>>> コロラドです。これらの違いはコネクターを止めている止めネジの色が違い
>>> ます。御社扱いのコロラドはネジの色が黒色でブローカー物は普通のメッキ
>>> 仕上げです。
>>>
>>>  次に2枚目、左が御社扱いのコロラドで右がブローカー物です。御社扱い品
>>> は配線類がすべて熱収縮チューブで覆われており、絶縁チューブの色もクエス
>>> ト社のホームページに出ているコロラドの商品説明通り黄色です。
>>>  ところが右側のブローカー物はDBSの配線が露出しており、絶縁チューブの
>>> 色も水色です。
>>>
>>>  最後に3枚目、上が御社扱いのコロラドで下がブローカー物です。御社扱い
>>> 品はDBSの配線がRCAのマイナス極板に特殊な工具でかしめられておりますが、
>>> ブローカー物はマイナス極板の形状こそは真似てあるものの、この極板を使用
>>> せず、直接DBSの配線を本体のケーブルから引き出してコネクター内部で折り
>>> 返して出しております。あと、もっといえば、RCAのマイナス極板の下部に片側
>>> 3本ずつの止め足(という名称なのかどうかはわかりませんが)をケーブル本体
>>> に止めるようにするためのケーブルの「ほつれ止め」のテープの色が御社扱い品
>>> では黒色ですが、ブローカー物は透明です。
 

偽物を売った業者は返金をしぶりましたが、売った業者がケーブルを仕入れた香港の業者に直接返品しろといってきたそうで、送料をご自身で負担してなんとか返金に応じてもらったそうです。
それで、分解するときにネジがバカになってしまって、プラグ交換修理に出しました。ちなみにブローカーとは販売代理店という意味で使われる英語で悪い意味の単語ではありません。

会員の皆様はただ安いだけで飛びつかないようにご注意ください。正規輸入代理店から購入するか、当店のように定期的に分解検査して真偽を確認している法人(店)から購入するよう強くお勧めします。偽物を知らずに使っていて高いだけでいい音が出ないなどと思われるのはオーディオを仕事にしているものとして残念だからです。

それとWattagete電源プラグもたまに偽物らしきものをみかけます。Wattagateにバルクはありませんので、箱無しや袋なしというのは危険です。火災につながるおそれがありますからね。本物は必ず金メッキと銀メッキの製品はプラスチックのケース入り、無メッキはジッパー小袋入りです。どちらもWattagate社の説明書が入っています。

さて、会員様あてにメールでご案内しました新製品SP600スピーカー端子は長らくアイデアをあたためていて大きさや固定方法など何度も検討して製品化した商品です。

標準の接続方式(大型固定ネジで配線材を接続)でも従来のSP端子と比べて格段にSPケーブルとの距離が短く音質の向上が十分にありますが、なんと言ってもダイレクトコンタクト方式での接続方法では配線材とSPケーブルが直に接触するため一皮も二皮もむけた鮮度の高い音が得られます。

ただ、内部配線材の太さによっては外に引き出すことができない場合があります。ちょっとマニアックな接続方法なのであまり一般的ではないのですが優れた方法であることには間違いないと思っています。

 

2010/3/26

会員の皆様へ

先日はPCオーディオについての問い合わせに対したくさんの方からお返事を頂きました。

思いがけずたくさんの方からのお返事が届いて感謝の極みです。ありがとうございました。

現在使っている機器や、情報収集のためのWebやプログのリンクを頂いたり、お勧めの機器を教えて頂きました。

また、PCオーディオはやっていないのでお力になれませんといった丁寧な返信をしてくれた方もおりました。ほんと感激です。

お返事を頂いた会員様は大きく分けると3通りのようでした。

@ LINN DSを使っている方

  特にClimaxは多くの方がお勧めでした。(しかし価格が、、、将来的にはここにたどり着く可能性はありますが)

A プロ用とのサウンドカードを使っている方

 RME社を薦める方が圧倒的でした。あとLynxも。パソコンも専用のものを用意し本格的にやっている方もいました。

B 一般のサウンドカード、内蔵のサウンドチップをそのまま使っている方

 外付けのサウンドカードではオンキョーを使っている方が多かったです。あくまでサブシステム、BGM用に気軽に音楽を楽しんでいる方が多いようです。

さて、私の現状はというと、、

パソコンはDOS/Vのころから使っていて最初の1台目はNEC。そのころほとんどがNECでした。ほとんどのソフトはNEC対象で他社のパソコンでは使えないためNECはPCの圧倒的シェアを取っていました。ウインドウズが出始めた頃から部品を単品で買って自作しています。当時はDOS/V機、DOS/V互換機などとよばれていました。プログラマーで、今は写真家もやっていらっしゃる西川さんが英語表示の海外製パソコンに日本語を表示させるパッチソフト(名前は失念)を考案されて何と無償で配布したためいっきにDOS/V機が普及し現状のようにいろんなメーカー、自作パソコンが普通に使えるようになりました。NECにしばられない現在の自由な環境はひとえに西川さんのおかげだと思っています。

さてさて、そのころはノートパソコンのCPUをサイリックス社のものに換装したり、クロックを規定以上に上げて処理速度を上げたりして遊んでいましたが、CPUの速度が2倍になったところで体感速度は1割増し程度にしか感じなかったのです。おそらくハードディスクのアクセス速度などが足を引っ張るのでしょう。だんだんとそんな遊びに飽きてパソコンは単なる道具として使うだけでハード的にもソフト的にも現在は無知の状態です。

今回ASIOドライバが音を良くするということを教えて頂きました。オンキョーのサウンドカードはASIOドライバに対応していませんのでパスすることにします。音楽ソースをUSBからデジタル出力するにはサウンドカード(チップ)が必要だと思いこんでいたのですが、サウンドカードは必要ないことがわかりました。今使っているパソコンはASUS社のP5E-V HDMIというマザーボードなのですがドライバの設定だと思いますがドライバを入手できずオンボードのサウンド機能が死んでいます。なので音が出ません。
なんせ音を出すにはサウンドブラスターが必要、とういのが昔の常識でしたから、この初歩の初歩でつまずいていました。

今SONYのNAC-HD1というハードディスクレコーダを使っていますが、BGMとして使うにはとっても便利なのです。曲調を機会が勝手に分類してくれてその日の気分で曲調をランダムに再生してくれます。
このNAC-HD1がHDDが250GBしかなく、もう満タンで新しく曲を入れるには何か削除しなければならない状態になっています。そのかわりに気軽に大容量HDDを増設できるPCオーディオにしようと思った次第です。

そういう訳で、PCオーディオの今の位置づけはあくまでサブ。BGMとしてだけども少しでも良い音で聞きたい、という気持です。

将来的には専用パソコンを組んでノイズ対策、自作の配線ケーブル、分厚いアルミケースの自作等へ進むと思いますが、まずはUSB出力し、BEL CANTO社のUSB-STリンク変換ボックスを経てWadia 27DACへ接続しようと考えています。

プロ用のRME社のものを使おうかと迷ったのですが、DACが内蔵されている。それは100万以上クラスのオーディオDACにはかなうはすもなく、また私は曲作りはしないので8チャンネル、16チャンネルとか不要です。だからなんかもったいない気がする。
さらに、パソコンからホームオーディオにデジタル出力するときに同軸ケーブルやバランスケーブルでつなぐとグランドがつながってしまい、PCの盛大なノイズがホームオーディオシステムに混入してノイズフロアが一気に上がってしまう。PCから音を出さなくてもつながっているだけでダメです。となると、光出力が有望。同軸等のデジタルケーブルで出力すると高域にノイズが乗っているせいなのか聞き疲れするのでTOSリンクでつないでいるという会員さんもおられました。やはりそうなのだな、と。
しかし、TOSリンクは規格自体が安物仕様なので、音やせするなどいい音が出るイメージがありません。高級機にしかついていませんがSTリンクなら相当長くケーブルを引き回しても損失が少ないので、なんとしてもSTリンクでつなげたい。
ですが、STリンクは一般的でなく、サウンドカードにも端子がついているものが存在しません。そこで唯一見つかったのがBEL CANTO社の変換ボックスです。でもまだ未発売であと1〜2週間したら発売開始されると思います。
まずはコレで試してみます。それからRME社等も比較し、いろいろ試していこうと計画しています。

昨日増設用に1.5テラのHDDが届きました。安くなったものですね。私が初めて買った外付けHDDは80メガバイト(ギガでないです。メガです)で10万近くした記憶があります。そのころはサスやスカジー(SCSI)という規格でした。
と同時に動作確認のためにBEHRINGER社のUSB/AUdio Interface UCA222とやらを買って(4000円ぐらい)ヘッドホンで音だし確認しOKでした。あとはBEL CANTOを待つのみ。BEL CANTOを入手できたらこのページで報告します。
自分も欲しいという会員さんがいたらメールで連絡ください。いっしょに取り寄せますので。価格ははっきりわかりませんが4万ぐらいと思います。

2010/3/28

今日は日曜日。今日はHDDを取り付けてフォーマットする予定でした。事務所のテレビまわりを掃除機をかけていたら突然音量がグイグイ上がりMAXに!音量を下げても手を離すとまたグイグイ上がっていく。とうとう壊れたか。アナログ終了時期までは十分持つと思っていたのに。

急ぎヤマダ電機へ行きチラシに入っていた37800円のパナの20インチ液晶を買ってきました。エコポイントが7000円に古いテレビの引き取り代が必要だったが、ほぼそのまま3000円がエコポイントで返ってくる。合計1万円分です。今月末までだったのでちょうど良いタイミングで壊れてくれたものです。

急ぎアンテナ線をつなぎONにしてチャンネル設定完了。画像が移ると同時に音量がグイグイ!!なぬっ!TVの故障ではなかったのか??疑わしいのはTVの下に敷いていた古いVHSビデオデッキとCATVチューナー。これがノイズを出してボリュームの誤動作をしているかもしれない。
疑わしきものは排除。でもダメ。TVを別室に持ってい接続すると正常動作する。何が原因なのか。近くでアマチュア無線などやっているやつがいて電波をビンビンとばしているのか?そこでだいぶ前に買った電磁波測定器を引っ張り出しTV周りを測定するが強い電波は出ていない。
とするとあと怪しいのはTVアンテナ線。以前から気にはなっていたのですが、ずいぶん古いものを使い回していたので新しいのに交換したいと思っていたです。でもTVを設置している大きなTVラックには本やらいろいろ入っていてびくとも動かず。ラックの背面にアンテナ端子があるのでケーブルを交換できない。しかたないのでTVラックの背面のベニヤ板を手が入るぐらいの穴をカッターで空け、なんとか古いアンテナ線を引っ張り出しました。
同軸ケーブルは売るほどたくさんあるので(当たり前か)、MITの同軸ケーブルに端子をつけてアンテナ線を作成。そして動作確認。

OK!!無事に正常動作です。TVを動かしても以前のように画面が揺れることもなくなりました。
どうやら古いアンテナ線の銅線が朽ちて断線しかけていてショートしかけていたのでしょう。それがノイズを発生していたと推測。

似たような現象に遭遇したらお払いをしたり、おふだをTVに貼ったりする前にアンテナ線を交換してみましょう。

◎龍馬伝

NHKの龍馬伝。ちまたではまた龍馬ブームとか。TVドラマで土佐弁を聞くと土佐人としてはどうにもしっくりこない。土佐弁のようで土佐弁でない。ところどころアクセントが違う。こまかな言い回しが変。都会から引っ越してきた転校生の話す土佐弁みたい。
やたらと「〜がぜよ。」を連発する。「が」にも「ぜよ」にも文法的な意味があるのだが、そんな細かなニュアンスの違いが脚本家にわかるはずもないか。 「黒船はすごいがぜよ!」とはいいません。あのシーンの前後の文脈からだと「黒船はすごかったぜよ」か「黒船はすごいがやき。」です。
広末さんはさすがに土佐人。完璧です。ほとんどの役者さんは土佐弁のセリフに気を取られてかゆっくり目の口調が多い。日本人の話す英語のようです。外人はもっと早口で話すよ。広末さんは早口タイプの女性に多いシュワッとした土佐弁を話す。
他の役者さんはみんなダメ。
ちょっと前にやっていた幕末にタイムスリップした医者のドラマ、「JIN」で龍馬役をやった内野さん(だったけ?)の土佐弁はうまかった。違和感なく聴けたし、顔つきも龍馬に似ていた。欲を言えばもう少し背が高く、斬り合いシーンでは上段に構えてくれたら完璧だったのに。
ちなみに、龍馬伝のなかの土佐弁はかなり濃い。現在の土佐弁はもっと薄いです。「あなた」のことを「おまん」「おまさん」とか自分のことを「あて(女言葉)」とか言う人はかなり高齢の方か、かなり田舎の方の方で、日常聞くことはない古い土佐弁です。「〜がぜよ」もめったに言いません。老人言葉です。今は「〜なが。」「〜がよ」「〜がやき」でしょうか。ただ、親しい間柄で使うくだけた言い方です。初対面や目上の人に対しては使いません。あ、ちなみに私の住んでいるところは武市半平太の 道場から歩いてすぐ近くです。

明智光秀が秀吉に討たれ、妹君(だったかな?)が赤子を連れて懇意にしていた長宗我部氏をたよって四国に落ち延び、そのときの赤子が坂本家の始祖と言われています(確証はない)。商人(才谷屋)として潜めていましたがお金で武士の株を買い、下士の身分となったようです。坂本という姓、亀山社中といった名前は明智に縁の深い名前ですね。

 

2010/4/05

やっとHDDの増設が終わりました。1.5テラともなるとフォーマットに時間がかかりますねえ。でもウインドウズ上からフォーマットできるので誤って別のドライブをフォーマットする事故も起こりにくいです。 以前DOSコマンドでフォーマットしていたころCドライブをフォーマットしてしまったことがありフォーマットに恐怖感を感じます。マスターとスレーブの設定も不要だし楽になったものです。

ケースを開けたついでに配線のノイズ対策をしました。

HDDとファンの電源は別ラインから取るように接続し、ケーブルはご覧のように撚りました。主要なラインにはアルミテープでシールドし、ショート防止のために白い網カバーをかぶせました。

ついでに3カ所のファンにこびりついていたホコリをお掃除。軍手をするのを忘れていて手を切りまくりです。で何とか作業が終わったのが朝の5時近く。疲れました。

ファンのホコリをとったおかげでPCの音がぐっと静かになりました。ノイズ対策の効果は比較するものがないのでよくわかりませんが精神的によろし。

 

2010/08/29

みなさんお久しぶりです。Belcant社のUSB-ST Link変換ボックスがやっと届き、なんとか音を出せる状況になりました。

USBケーブルはCardas社CLEARを使用しました。標準のUSBケーブルと比較すると当然ながら別格に音がよくなりました。音に実体感がでます。

ASIOドライバは使えていないと思います。再生ソフトはLILITHですが出力デバイス選択でASIO−Belcant USBが出てこないのです。なので今はDirect Sound-BelCanto USBを選択しています。

Plexter Premium2からHDDへダビングした曲とSONY HDDプレーヤー NAC-HD1を比較しました。NAC-HD1に軍配が上がるだろうと予想していましたが、一聴瞭然、BELCANT経由PCオーディオに軍配が上がりました。1ランク上の音質です。

ですが、個人的に問題があります。

パソコンなんですが、ほぼ1日中稼働していまして、アンチウイルスソフトやCPUやメモリを食い常時立ち上がっているソフトがあります。
このためPCオーディオを楽しむためには専用のPCがもう1台必要だとわかりました。
そして専用PCでは常駐ソフトを削除し、ウインドウズも不要なドライバをできるだけ削除してスリムにして割り込み処理を減らしてやると音がよくなるらしいです。今はそこまでできませんが、近い将来やらねばと思います。

ひとまず、PCオーディオはけっこうなクオリティを出してくれることがわかって満足しています。ST光端子を備えている高級DACをお持ちの方はBelcantはお勧めです。時間をいただけらたら取りよせ可能ですので御希望の方はご相談ください。

それからLILITHは使い勝手が悪い。曲名を自動ダウンロードしたり、お気に入りの曲だけランダムに再生できるなどの機能がついた再生ソフトを探します。ご存じの方は教えてください。有料ソフトでもけっこうです。
この点はNAC-HD1は抜きんでてすばらしい。BGMとして使うには最高です。問題は250GBとという容量ですね。

 

話は変わりますが、びっくりする話がとどきました。

某日本のオーディオメーカーの壁コンセントなのですが、2ミクロンのメッキをうたっています。2ミクロンのメッキというのは極厚です。
某メーカーの定価では原価にもならないのでは?と以前から不信に思っていました。
(ちなみにSilver Reference SPP2は33.4ミクロンです。もちろんウソ偽りはありません。これほどの厚メッキとなるとふつうのメッキの仕方では剥がれやひび割れが出るのでできません。日本でもやれる技術を持っているメッキ屋さんは数えるほどしかありません。しかも処理代がたいへんに高額。)

某所が解析検査を依頼したところ(私が依頼したのでありません。)、結果は0.136ミクロン!極標準のメッキ厚です。さらに、ロジウムメッキというのはウソで、何とスズメッキでした。

ありえへんやろう!!! メッキ厚が1桁ちがうばかりか、メッキ素材まで異なるとは。あきれるばかりです。

日本ではメジャーなブランドになりつつあるメーカーが消費者をだますような商品を売ってよいのでしょうか。

検査結果のデータシートも見せていただきましたので、これは噂ではなく事実です。ちなみにF社は0.148ミクロン、O社は0.146ミクロンです。メッキ処理時の誤差はあるので約0.14ミクロンということで標準厚です。うちのメッキ厚はいくらだとうたっているわけではないのでこちらは全く問題ありません。

メッキ前に研磨しているというのもたいへんに疑わしいですね。ここまで滅茶苦茶なら他の端子類、ケーブルなどすべての商品に疑いがかかります。

なお、この件につきましては、どのメーカーなの?というご質問にはお答えしません。お上から警告される前に某メーカーが自主的に善処することを望みます。