2011年2月1日22時5分
マツダは1日、事務系の派遣社員の一部を直接雇用にすることを明らかにした。今の派遣社員は、パソコン操作などおもに専門の作業に限って派遣されている。直接雇う期間社員にすることで、職場の実態に応じ様々な作業をこなせるようにするのが狙いとしている。
事務系と開発部門を合わせて約330人の派遣社員のうち、事務系で会社が必要と判断したら、1月から契約期間が切れる際に直接雇用に切り替えているという。契約期間は1年以内で、更新しても最長で3年未満。開発部門の派遣社員への拡大も検討する。
自動車業界では、日産自動車が昨年10月、派遣社員の直接雇用を始めた。トヨタ自動車も今年4月に派遣社員から約400人を事務を補助する正社員として採用する。