日経スペシャル/ガイアの夜明け

-時代を生きろ!闘い続ける人たち-

Tuesday  22:00  ON AIR/Navigator:役所広司/Narrator:蟹江敬三

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日経スペシャル「ガイアの夜明け」
2004年1月27日放送

◆ 第 93 回 ◆

予告
敗者復活 
~ベンチャー社長の再挑戦~


一度破れたベンチャーの雄が再起をかけて立ち上がる。
直販スタイルで一時期120億円もの売り上げを上げたパソコンベンチャー「アキア」。しかし、参入したマックの互換機パソコンが同社創業者の復帰で販売できなくなったのがきっかけとなり、6年前、事業に行き詰まった。負債額26億円。
そのアキアの元社長飯塚克美氏がいま、再起しようとしている。
飯塚克美氏(53歳)が再起にかける姿を追い、自信を喪失した日本経済が再び立ち上がるためのヒントを探る。
予告新たな巨大市場に新ビジネスモデルで挑戦

彼が再起の武器として選んだのが大型液晶テレビ。パソコンでは既に液晶モニターへの移行はほぼ終わった。テレビでは大型液晶への移行はこれから。そこに市場が存在するというのが彼の狙いだ。世界最大級の40インチのモデルを、他社の3分の2の価格で投入しようという。
自社工場は持たず商品企画と販売のみ行うというビジネススタイルは変わらない。
今回はアメリカ市場から日本市場へという新しい試みにチャレンジする。


立ちはだかる資金の壁

しかし、プロジェクトの立ち上がりから大きな壁にぶつかる。 資金調達の問題である。
当初、パートナーを組むはずだった大手商社が「リスクが大きい」と二の足を踏んだ。 今、日本ではベンチャーに出資してくれる銀行は無いと言っていい。
資金不足で、飯塚氏本人は給料無し。 そして、資金不足のため、プロジェクトは遅れていった。
クリスマス商戦に間に合わせる予定は、大きく狂った。


中国工場での生産を見切り発車

さらにトラブルがプロジェクトを襲った。一度は決まっていた米国大手AVショップとの販売契約が、大手AVショップが他企業に買収されご破算となったのだ。
中国工場ではアメリカでの生産が始まろうとしていた。飯塚氏は、アメリカの営業担当者の「120%自信がある。生産を始めてくれ」という言葉を信じて、生産開始を決断する。


新年、世界最大の家電ショーでの営業にすべてをかける

2004年1月8日から、ラスベガスで行われる世界最大級の家電ショーCES。世界から2000社以上が参加し10万人以上が訪れる。世界中のトップバイヤーたちが買い付けに訪れる。
飯塚氏のバイデザイン社もホテルのスイートを貸し切って商談を行う。 1月7日から、中国の工場では飯塚氏が心血を注いだ大型液晶テレビの生産が始まる。 果たして無名ブランド「バイデザイン」は、アメリカ市場に受け入れられるのか。
26億円もの負債を背負った男は、再起できるのか。
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