元ＡＫＢ４８の川崎希（２３）が１月３１日、初エッセー「『ＡＫＢ４８』卒業翌日に４０万円で起業しました。アイドル社長・川崎希」（徳間書店刊・１日発売）のＰＲのため東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れた。
　川崎は黒塗りの高級車でさっそうと乗りつけ、役職が書かれた自分の名刺を持って編集局へ。登場からして、社長の風格十分だった。
　ＡＫＢ４８の１期メンバーだった彼女は２００９年２月２８日に突然引退。翌日の３月１日に貯金４０万円でアパレル会社「ＡＮＴＩＭＩＮＳＳ」を起業した。この時の年齢は何と２１歳。「起業はＡＫＢに入る前から決めていました。きっかけはテレビで見たパリス・ヒルトン。あんなふうに自由に暮らせたらいいな〜と思ったのが最初です」。著書には会社経営の話の他に、ＡＫＢ４８メンバーとの友情や自らの生い立ちなどもつづられている。就職難で苦しむ同世代に対しては「就職が難しかったら、自分で起業しちゃえばいいんじゃない」とアドバイス。パワーあふれる彼女の本から元気をもらってみてはいかが。
（撮影・内田忠宏）