何人かの方から「分析結果を年表のような形にして欲しい」というお話しを受けました。
どうも個々の分析結果が時系列になっていた方が、知り合い等に説明しやすいようです。
ということで、これまでTwitter等で発言してきたことおよびセミナー等の場で説明してきた分析結果をまとめた、「直近から次期衆院選までの未来予想図」を年表にしてみました。
今後の展開が分かり易くなっています・・・ただし、内容は悪夢ですが。
そして、野党側はこの未来予想図をご存じないのも判っています。
(判っていたら、もっと必死に動くでしょうから。なにせ自分の「生命の物理的な危機」ですから)
2010年01月 引き続き内閣支持率低下
鳩山、小沢政治資金問題でマスコミが「小鳩叩き」開始
2010年02月 受理された小沢氏への告発に関する不起訴発表
基地問題がさらに混迷化、社民・国民新党が別案や調整に乗り出す
タムコー民主入り
2010年03月 鳩山(弟)離党
子供手当て法案本会議通過 ←イマココ
民主・小林議員辞任(3月末以降)
2010年04月 内閣支持率低下するも自民党支持率は微増〜微減、新党期待高まる
自民党内部から執行部批判が続出
鳩山(弟)新党結成、桝添氏合流(4月末)
2010年05月 「日米同盟関係を維持するため辺野古案一本で調整する」発表がなされる
基地問題の責任を取って鳩山内閣総退陣、ただちに組閣に入る(5月末)
内閣総退陣を受けて民主支持率急回復、自民党支持率は微減
2010年06月 民主党党首選は「非常時」を理由に回避、原口(もしくは枝野)党首誕生
選挙用内閣の予想陣容「原口(枝野)総理、蓮舫(枝野・原口)官房長官」
マスコミの民主応援始まる。内容は「自民と違って民主は自浄作用がある」系
若手と女性の新内閣発足を受け民主支持率急回復、自民党支持率は微減〜大幅減
6月支給の子供手当て支給通知の発送業務が遅れる(いつものこと)
2010年07月 参議院議員選挙公示
公示前後に子供手当ての支給通知が有権者に届く
マスコミの民主応援継続。
報道内容は「出来上がったばかりのフレッシュな内閣を潰すな」系が中心
保守勢力は分断工作の影響で結束出来ず。
保守有力者「衆院選まで民主は持たない」認識のまま抜本的対応不在で選挙
参議院議員選挙投票。民主党が衆参両院で絶対安定多数を確保。
社民および国民新党は基地問題の影響で惨敗。
自民党を含めた保守勢力惨敗、みんなの党が微増。
2010年秋〜冬 国会開催
国会に「人権擁護法案(正式名:人絹侵害救済法案)」提出→可決
事業仕分けで劇場型政治継続
子供手当て財源確保のため、赤字国債増発
2011年 人権擁護法施行、同法案を実行するために「人権擁護局」発足
国会に「外国人参政権法案」提出→可決
景気悪化、失業者増大。
生活保護費用や子供手当て財源確保のため、さらに赤字国債増発
2012年 衆院選準備のため、敵勢力による「人権侵害申し立て」が続出
人権擁護法を利用した粛正、弾圧が行われる。
最初のターゲットは「野党議員、保守系有力者、保守系論壇、保守系市民」
2013年 敵勢力による粛正、弾圧が完了。民主にとって不利な人は「物理的に排除」。
衆院選公示、投票。民主党が絶対安定多数を確保。
これにより民主党一党支配体制が確立される。
小沢氏は「民主党を利用した独裁体制の確立」を目指していますし、彼を応援する敵勢力も独裁体制を望むので上記のシナリオは別に突拍子もないものではありません。
もっといえば、実際にこのシナリオを実行するのは難しい事ではないですし、このシナリオを元にこれまで起こった動きを逆に思い出してみると、パズルのピースがはまるようにしっくり来ると思います。
そしてこのシナリオは世界中の『民主的に成立した数多の独裁政権』がこれまで幾度となく行ってきた手法でもあるのです。
小沢民主以外は、「永田町ルールの政治」をやっていますが、小沢氏をはじめとする敵勢力は「戦争」をやっていますので、ケンカと殺し合い位の温度差があります。
例えば子供手当ての強行採決なんかも、完全にこのラインの敵作戦です。
強行採決しなくても委員会を通る法案を、あえて「委員会レベルで強行採決」し、「これを煽って反対派のエネルギーを消耗させる」事が目的。
結果として、反対派は「声を上げても強行採決された無力感」に支配されたため、一番重要な16日の本会議通過はたいした反対もなく粛々と進められました。
敵にとっては本会議段階で揉められると、一般のおQ層にまで事態が知られてしまうのでこれは避けたかったからです。
委員会での動きまで気を配っているのは意識の高い層の人達ですし、この人達の「心を折る」ことが敵にとって今後最も重要なターゲットとなります。
そして緒戦で見事敵の工作通りになってしまったというわけです。
今のところ「なにも有効な手を打たなければ」このラインで進むでしょう。
敵勢力は有用な手を打たせないように攪乱作戦を展開していますので、敵工作に惑わされずに動けるかどうかが、日本の命運を左右すると言うことです。
2010年03月17日
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民主党、馬耳東風
Excerpt: さて、本日はとても気がかりな「【National INtelligence agency of JApan(NINJA)】日本情報分析局」の@FumiHawkさんの記事を一番にご紹介します。◆近未来予..
Weblog: 日本が好きなら、アンチマスゴミ
Tracked: 2010-03-19 00:53
保守勢力が政権再奪還し、売国法案を完全阻止するための前提条件
Excerpt: この議論に入る前に3つの情報をまずインプットいただきたい。
Weblog: 美しい国への旅立ち
Tracked: 2010-04-17 07:23
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Excerpt: さて、本日はとても気がかりな「【National INtelligence agency of JApan(NINJA)】日本情報分析局」の@FumiHawkさんの記事を一番にご紹介します。◆近未来予..
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Tracked: 2010-03-19 00:53
保守勢力が政権再奪還し、売国法案を完全阻止するための前提条件
Excerpt: この議論に入る前に3つの情報をまずインプットいただきたい。
Weblog: 美しい国への旅立ち
Tracked: 2010-04-17 07:23
鳩山と同時に小沢が辞任することで更なる支持率アップを図っているのでしょうか?
国会法改正案というとんでもないものが出ていますし難しいです…
ふと思ったのですが今回の騒ぎは国会法改正案を隠すためなのでしょうか?
2ちゃんのニュー速+にスレを立てようお願いしても完全に無視状態です
2ちゃんも敵の手に落ちてしまったのかもしれないのでしょうか…
ただ最初だけはスレを立ててくれたのでそれはないのかもというのが頭の中でグルグルしています
まさに「敵工作に惑わされ」ていますねww
日米同盟関係を維持するため辺野古案一本で調整する? 子供手当て財源確保のため、赤字国債増発? 人権擁護法案(正式名:人絹侵害救済法案)? 小沢氏は「民主党を利用した独裁体制の確立」を目指しています?
民主党の公約や、小沢氏HPや著作、現在のアメリカ世論の動向(日本のマスコミが伝えていないものに直接あたっていますか?)、米軍基地が地政学的に本当はどのような意味があるのか、あるいは存在意義があるのか、抑止力になりうるのか、民主党内の税金議論(関わっている人たちのツイッターやブログや著書)、外国人参政権や人権擁護法案の法案そのもの、判例、政治と金を分析した会計士の見解(阿修羅いけば嫌というほど詳しく読めますよ)
これらのものをすべてご覧になりましたか?まさか「サルでもわかる〜」などの人権擁護法案解説サイトを参考にしてはおられませんよね? 外国人参政権の判例をよみましたか?読んで検証しましたか? 中国の動向や韓国の世論をどこまでご存知です?
いやしくも「情報分析」をうたうならば、分析できるだけの情報をお持ちなのですよね?一昔前ならともかく、いまならネット上に情報はあふれています。中国語や韓国語、英語のサイトにもアクセスは自由自在です。たいていの議員はツイッターやブログ、著書をもっています。「限られた情報で」などという時代ではありません。それらの情報を最大限に生かした分析ですか?
残念ながら私にはそうは見えませんでした。
分析には程遠い、個人の願望と妄想にしか見えません。
情報分析や情報戦略に長けた頭の回る人でも、「情報収集」を誤れば(あるいは恣意的な情報のつまみ食いをすれば)、わけのわからない結論に達するという好例。
それか、情報分析においてもっとも必要な客観的(この言葉に、いろいろ含みや誤解があるとしても)な視点を欠いた、バイアスかかりまくりの、しかも本人がそうとは気が付いていないという好例。
この人は、いったいどこから「情報」を集めているのだろうか?
情報を分析するのはいいが、その情報が正しいのか、検証に耐えうるのか、自分の判断は本当に公正公平(最低限)か、などという観点が欠けているのでは、分析ではなくただの意見でしかない。
それとも、この人の中で「分析」という言葉の定義が「情報をつまみぐいしたある種の意見表明」というのであれば、それはそれでいいのだけれども。
しかし、釣りにしては、文面が真に迫っていて、とても良いですwww
で、あなたの分析と予想は?
長文の割にたった一つの根拠もかいていないという珍しい例ですが。
今のところ、あなたの批判は、あなた自身に100%当てはまります。
何が言いたいのかわからない。
長文なのに無意味ですね。
どうぞ一度ご確認ください。(記事タイトルもそっくり…)
まさに今日6月2日に鳩山・小沢の両名が辞職しました。
「フレッシュな顔触れでの組閣」でめくらましをされると、自民党の追い上げムードが一気に霧散してしまいそうですね。
川口で小泉新次郎氏が演説していましたが、
「民主党の暴走を止める最後のチェック機能
としての自民党」をアピールしていくしかないのではないでしょうか。
それにしても苦しい戦いになりそうです。
驚愕しています。
現状では「なにも有効な手を打たなければ」のラインのまま、保守派の政治家は有効な手を打てず「民主は持たない」という認識のままという分析も的を得ていますね。
ただちょっと違うのは、支持率回復の角度が浅く実際に民主は参院選で勝つことは難しいでしょう。
その場合は、自民党以外の大連立で政権を維持するのが見えてきたという状況でしょうか。