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最終更新：2011年2月1日(火) 13時48分

遺言書偽造し遺産詐取、容疑の４人逮捕

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　死亡した資産家女性の遺産をだまし取る目的でウソの相続人を仕立て遺言状を偽造したとして、警視庁は元山口組系暴力団関係者の男ら４人を逮捕しました。

　有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕されたのは、元山口組・山健組系の暴力団関係者、北村信容疑者（５１）と岡宗晶子容疑者（７５）ら男女４人です。

　警視庁の調べによりますと、北村容疑者らは死亡した資産家女性（当時８５）の遺産をだまし取る目的で２００８年９月、岡宗容疑者を相続人に仕立て、東京家庭裁判所にウソの遺言状を提出した疑いが持たれています。

　北村容疑者らは身寄りのないこの女性に狙いをつけ、「岡宗容疑者が生前に女性の世話をしていたため、相続人として名指しされた」などとウソの説明をして、およそ２億円の遺産全額を受け取っていたということです。

　警視庁は、２億円が暴力団に流れた可能性もあるとみて調べています。（01日13:22）